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プロジェクトN通学コース

【プロジェクトN】SDGs始動 N高グッズを制作して、世界へメッセージを発信しよう

【プロジェクトN】SDGs始動 N高グッズを制作して、世界へメッセージを発信しよう

 

※このブログは柏キャンパスの2年生、吉川さんに書いていただきました。

 

皆さま、こんにちは!

柏キャンパスです!

 

夏休みもあっという間に過ぎさり、ついに新学期が始まりました。

始業式では関係構築ゲームに取り組み、久々にキャンパスに賑やかな声が届けられ、活気のあるスタートを切ることができました。

 

さて、今回柏キャンパスからお送りする内容は、9月の「プロジェクトN」で取り組む「SDGsを広めるN高グッズ」についてです。

 

「SDGs」とは、国連が定めた、17のグローバル目標から成る2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」のこと。今回のプロジェクトNでは、このSDGsを意識しながら、世界や日本で問題になっていること、目標としていることを認識し、さらにグッズを企画してN高から世界へメッセージを発信することで、世界の問題を自身に引き寄せることを目的としています。

 

生徒は1学期に学んできたAdobeソフト(※)のIllustrator、Photoshopなどのスキルを駆使して、オリジナルのグッズ制作に取り組みます。そして、「世界の目標」というスケールの大きなテーマと1ヶ月の間向き合うこととなります。

 

※N高の生徒は「Adobe Creative Cloud」を無料で利用できます。

アドビの教育機関向けCreative Cloud新プランを国内で初採用全生徒6512人が無料で利用可、クリエイティブな学びを強力サポート

 

プロジェクトを盛り上げるために、柏キャンパス内にはワクワクするようなSDGsのアイコンがいたるところに装飾されました。

 

今回のブログでは、駆け出して間もないプロジェクトNの一部の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

◆SDGsとは何か?

まずは「SDGsとは何か?」について事例を知るところから始まりました。そのために初回の授業では、実際に企業がSDGsに対応してどのような動きをしているのか、調べ学習のワークをおこないました。

 

さまざまな企業の事例を調べた後に、「自分がもし企業のCSR(社会的責任)の責任者だとしたらどんな活動をするか?」というテーマで、グループで共有・発表していきました。

 

「これはあの目標に対応しているんじゃないか」「これは違うかな?」と、試行錯誤する様子が見られましたが、最終的にはすぐにでも実践したいようなとても良いアイディアがたくさん生まれ、SDGsについて学びを深めることができました。

 

さらに、グループでプロジェクトを進行しているチームは 、さっそくグッズ制作に向けて企画を進め始めました。どのSDGs目標に取り組むか、ターゲットをどこに絞るか、コストはどのくらいにするかなど、互いのアイディアを活発な話し合いでまとめていきます。

 

SDGsを広めるN高グッズがどのような形となるのか、今から完成がとても楽しみです!

 

◆大川印刷社長 大川哲郎氏による中継授業

また、今回の活動に当たって、実際にSDGsに力を入れている企業「大川印刷」社長の大川哲郎氏が、N高生に向けて、「大川印刷のSDGs活動内容」「大川氏のこれまでの体験、苦労」「SDGsへのきっかけ」などについて講演していただきました。横浜キャンパスでおこなわれた講演は、全国のキャンパスへ中継されました。

 

〈大川哲郎氏プロフィール〉

1967年横浜生まれ 幼少期から生き物や植物、自然が好きで、自然と触れ合いながら育つ。

大学に入学した直後、父親を医療ミスで失う。大学卒業後3年間、東京の印刷会社で修行後、大川印刷へ入社。横浜青年会議所で、2002年社会起業家の調査研究、2004年に企業の社会貢献・CSRの調査研究を機に2005年、本業を通じて社会課題解決をおこなう「ソーシャルプリンティングカンパニー®」というビジョンを掲げ、現在に至る。

 

大川氏曰く、「持続可能な社会を構築していくなら、どの課題に対してアプローチするか、“誰一人取り残さない”というSDGsの精神で、世界中と会話しながら共通の物を通して考える」ことを常に理解しながら取り組む必要があるとおっしゃっていました。

 

「伝わる」とはどういうことか、大川氏から問いかけがあった時は、みんな真剣に考えました。

 

わかりやすいスライド(プレゼンテーション資料)と共に、私たちにも理解しやすい講演をしていただき、ご講演の最後の質疑応答の時間には、柏キャンパスの代表として私、吉川が大川氏に質問をしました。

 

吉川:柏キャンパスの吉川です。今回は忙しい中ありがとうございました。SDGsの「世界を変えるための17の目標」の中には高校生にはとても大きい課題に感じる物もあります。その中で私たち高校生がチャレンジしやすい、あるいは高校生にこそ考えてほしい目標はどれだと思いますか。考え方のヒントなどがありましたらご教授お願いします。

 

大川氏そうですね。やはり自分たちが感じたことに対して動くことが大切だと思いますね。前に開催されたSDGsアワードの受賞団体の中には、高等学校もありましたね。その学校は、自分たちの学校周辺にある海の対策について考えを発表していました。主に海にどういうものが流れているかを分析し研究していました。

 

中継を通じて、ていねいにご回答いただきました。このような中継授業はN高ならではの醍醐味。

横浜キャンパスから届けられる大川氏の興味深いお話に、多くのN高生が耳を傾けていました。

 

大川氏、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

今回のお話をより良いグッズ制作に活かして、SDGsに向き合っていきたいと思います。

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