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「クエストカップ 2019」全国大会に出場!

「クエストカップ 2019」全国大会に出場!

 

※このブログは、心斎橋キャンパスの1年生、奈良垣晴信さん、清水将伍さん、谷直樹さんの3名に書いていただきました。

 

今回は2018年11月8日ブログでもご紹介した、今年度心斎橋キャンパスが取り組んできた「クエストカップ」の続編です。

私たちは今年度1年間「クエストエデュケーション(以下、クエスト)(※1)」に取り組んできました。クエストにはいくつかの部門があるのですが、私たちは企業探究コース  の「コーポレートアクセス」部門(※2)に参加しました。 

 

※N高ブログ(2018年11月8日記事)

クエストカップ 2018「ミッションミーティングWEST」に参加」もご覧ください。

 

※1 クエストエデュケーションとは…探究という学びを通して自らの可能性をひらき、仲間と共に未来を創造し、変化する社会の中で学び続ける力を育む教育プログラムです。

※2 企業探究コースとは…「コーポレートアクセス」部門 とは…実在の企業から出されたミッションの答えを、自分たちならではの視点から探究し、プレゼンテーションします。

 

 

スタート当初を振り返ると、とにかく「やってみよう!」という意気込みだけでクエストに参加し、富士通チームにエントリーした仲間でチームを割り振られ、活動を開始しました。

意気込みだけでスタートしたこともあり、活動当初は他のチームより結束力も低い状態にあったかなと思います。また、活動を進める中で、各メンバーの参加した目的や考え方の違いによりチームメイト間で対立も起きました。

 

10月後半の中間発表1週間前まで意見が纏まりませんでしたが、できる範囲でプレゼン資料の準備と発表練習をおこないました。中間発表では予想外(?)に好評で、この発表でチーム全体の方針が固まったことは、今では笑い話です(笑)。

中間発表を終えてからは、「クエストカップ 2019」へのエントリーに向けて、提出書類をギリギリまでメンバー全員でブラッシュアップに取り組みました。

富士通様からは、エントリーした資料の講評で大変貴重なアドバイスをいただき、それをもとに本番前日まで三瀧先生からのご指導を受けながら、プレゼン資料の構成の見直しをおこないました。プレゼン資料の制作では、チームの個性を活かすことができたと自負しています。例えば、構成担当、 3Dモデル制作担当、 システムの仕様担当、全体アドバイス担当など各自の得意なことを発揮できました。

 

その結果、学校内で私たちのチームだけがまさかの優秀賞に選出され、「クエストカップ 2019全国大会(※3)」への出場が決まりました!

 

※3「クエストカップ 2019」全国大会とは…全国140校約2万5千人の小中高生が、1年間の成果をプレゼンテーション。実在の企業や社会、先人を題材に答えのない課題に取り組む「クエストエデュケーション」。仲間と共に話し合い、考え抜き、生み出した探求の成果を、社会に向けて発信します。全国から選出された代表が、創造性豊かなプレゼンテーションを繰り広げます。資料の審査通過を知ったのは、1月30日でしたので、全国の予選まで、17日間しかありませんでしたが、チームメイト全員が積極的に活動へ参加しました。

 

 

プレゼンに関しては、正直なところあまり満足できるものではありませんでしたが、直前までチームメイトが考えた意見を積極的に取り入れてきました。

 全国大会の結果は、残念ながら予選を突破することはできませんでした。

原因としては、提案内容については自信があったのですが、思いや熱意を伝えるというプレゼンテーション力が他のチームより弱かったと思いました。

 

 

発表時には、3Dモデリングのスライドを表示した瞬間に歓声が上がったり、富士通の方からは、ぜひ一緒に商品化したいというコメントもいただけたりして嬉しかったです。

結果発表後にも、先生からは、論理性や探求力に関してのお褒めの言葉をいただき自信にもなりました。また私たちに足らないスキル(プレゼンテーション力)は、N高ではプレゼンの機会が多くあるので、これからも実践をしながら学んでいきたいと思いました。

今回このような機会をいただき本当にありがとうございました。

最後は、全国大会に参加した各メンバーの感想で終えたいと思います。

 

【奈良垣晴信】
私が今回のことで得た感想は、まさか初出場で全国大会に行けるとは思いもしなかったので、全国に行けると聞いたときは、表にはあまり出さなかったのですが、内心はとても嬉しかったです。また自分が作成した3Dモデルのページで歓声が上がったことは、「作ってよかった」と嬉しかったことや、改めて人前での発表は緊張する、と痛感しました。正直に書くと発表中、自分の足は生まれたての子鹿のように震えていましたし、滅茶苦茶あがっていました(笑)。しかも周りのチームはなにか演じながらプレゼンをしていたのに対し、私たちだけは“THE・プレゼン”という感じで「本当にこれでよかったのか」みたいなことも思ったりもしたのですが、これが私たちチームの今の全力だったんだなと思いました。もし、来年も出場できるなら、もっとアップグレードして必ず再挑戦したいです。

 

【清水将伍】
正直、プレゼン自体はあまり緊張してなかったんです。それくらいスライドには自信がありました。でもそれがよくなかった。他校のプレゼンには、身振り手振りを使って相手に話しかけている感じがしたのですが、自分はただスライドの内容を指さして「説明」しているだけで、テンプレートじみたしゃべり方になっていました。内容を重視しすぎてそれを伝えるための工夫が足りなかったのです。ただこれで終わりにするのは勿体ないので、このプロジェクトはまだ続きます、いや続けます。次は視覚的にではなく、心に響くプレゼンをどこかでできるように頑張ります!

 

【谷直樹】
プレゼンの際は、N高の授業での練習により緊張せず話すことができましたが、時間配分に関しては詰めが甘く少し焦りがありました。また、プレゼンでは審査員の方が反応したところに少し時間を使うなどの工夫をしましたが、反省点としては、複数人でプレゼンする経験がなかったため、少ない時間でどう伝えるかの工夫が足りなかったと思いました。今回の経験をこれからの学びに活かしていきたいと思います。

 

 

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