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【プロジェクトN】“クールジャパン”の企画で、最優秀賞を獲得しました!

【プロジェクトN】“クールジャパン”の企画で、最優秀賞を獲得しました!

 

1月から2月にかけて、「プロジェクトN」では「クールジャパン」をテーマに、外国の方々に実際にインタビューして情報を得る調査を進めてきました。

それらの情報をまとめて日本の魅力について冊子を作成するという学習をおこなってきました。冊子制作には、N高生に無料提供されているアドビ製品『Illustrator』を使用しました。

 

※関連ニュース、ブログもご覧ください。

ニュース「特別授業「中村伊知哉氏に訊くクールジャパンの今と未来の課題」を実施

ブログ「【プロジェクトN】外国人講師にインタビュー“クールジャパン”について学びを深める

ブログ「【プロジェクトN】中村伊知哉氏による特別授業「クールジャパンの今と未来の課題」

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ブログ「【プロジェクトN】日本の魅力を発信する冊子作り視野が広がる外国人留学生へのインタビュー

ブログ「【プロジェクトN】日本の魅力を発信しよう!

 

そして3月1日(金)、アドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)の方をお招きして、全国8キャンパスの各拠点を中継でつないで、成果発表会を開催しました。

その結果、横浜キャンパスの生徒がキャンパス初となる、最優秀賞を獲得しました。

 

そこで今回はクールジャパン冊子作成プロジェクトの週3部門(※)で最優秀賞に輝いた、齊藤倫也さんにプロジェクトについてインタビューをしました。

 

N高の通学コースはWeekday Course(週5)・3Days Course(週3)・1Day Course(週1)の3つに分かれています。

 

Q:最優秀賞おめでとうございます。早速ですが最優秀賞を取れた時、どんな気持ちでしたか?
 
齊藤:とても驚きました。この横浜キャンパスでもアドビのソフトに慣れている人はいますし、通学コース全体で見れば、私よりレベルの上はたくさんいると思っていたので。

 

Q:「クールジャパン」というテーマが発表されたとき、どのように取り組もうと考えましたか?
 
齊藤:いくつかテーマは浮かんでいたのですが、1つに絞ってしまうと、もしインタビューのときに対象者が誰もそのことを知らないと記事が作れないので、4つのテーマについて調べてそれぞれまとめるという方針にしました。題名の「COOL 4 JAPAN」もそこからきています。

 

Q:今回の評価観点は情報、構成、デザインの3点でした。情報を整理するにあたり、どのようなことを意識して取り組みましたか?

 

齊藤:まずターゲットが日本人の大学生だったので、「日本人にとってはとても日常的であたりまえだけど、外国人から見たらすごいと思われること」を掲載しようと考えました。「犯罪に関すること以外で警察(交番)を使う」、「チップを払わずとも手厚いもてなしが受けられる」、などといった身近な例をあげ、わかりやすく説明しているのが特徴です。また4つの項目それぞれに明るいテーマカラーを設定して、大きめの見出しをつくることで、読み手の興味を引くようにしました。

 

Q:レイアウトの設計で参考にしたものがあれば教えてください。

 

齊藤:私のデザインの知識はほとんどがWebデザインに関するもので、とりわけ最近の流行である「マテリアルデザイン」の影響は受けていると思います。アプリやWebのデザイン手法を冊子で使うのは少し違うかなとも思ったのですが、紙媒体ではなくPDFでの提出だったので参考にしてみました。とはいえあまりシンプルだとインパクトに欠けるので、完成品では自分好みのアレンジを加えています。

 

Q:デザインするうえで具体的にこだわった所はどこですか?

 

齊藤:読む側の視点に立ってデザインすることを第一に心がけました。人に見せる資料ですので、的確に内容が伝わるよう配慮する必要があります。今回の作品は、行の間隔を調整したり、ユニバーサルデザイン(UD)の考えに基づいた見やすいフォントを使用するなどし、細部まで配慮したものになっています。

 

 

Q:制作過程や最優秀賞の受賞など全体を通じて、自分の中で発見や感じたことを教えてください。

 

齊藤:前の質問でもお答えしたように、フォントや行の間隔、言葉遣いなど、普通に読んでいたら気付かないようなところに時間を費やしました。なので、細かいところにこだわるのが好きなのだと思いました。しかも今回そのこだわりをアドビの方に評価いただけたのは本当に嬉しく思います。趣味でフリーのドローソフトを使った経験はありましたが、『Illustrator』を使ったのは初めてでした。すべての機能は把握しきれていないのですが、食わず嫌いせずにとりあえず手当たり次第に触ってみて確かめるのが大切だと感じました。

 

 

 

Q:もう一つ別のデザインの冊子を作ったと聞きましたが…

 

齊藤:はい、初めに作った明るい冊子とは別に「ダークデザイン」の冊子を作りました。実は最初の冊子は企画が始まってから1週間ぐらいで作り終えてしまったんです。すると先生から「複数出してもOKだからもうひとつ作って」と言われて。最近のアプリやWebサービスはダークテーマを実装するのが流行りで、この冊子も暗くて目に優しいデザインがあったらいいなと思ったので。個人的にはこちらのほうが好みだったりします。

 

 

Q目標にしている人はいますか?

 

齊藤:昨年の「Unityインターハイ2018」で「BRONZE AWARD」を受賞したhano(竹之内巴音)さんです(※)。同じキャンパスにいるのですが、ゲーム開発に限らずプログラミング、ウェブデザインなどオールマイティーにやっています。今年のインターハイでも入賞を狙っているようなので、私も彼女のように大きな大会やコンテストでいつか賞を取れたらいいな、なんて思っています。

ほかにも自分のまわりには創作的な人が多く、いつもたくさんの刺激をもらっています。

 

※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。

N高チーム、「Unityインターハイ2018」の一次審査突破

 

Q最後に今後の「プロジェクトN」への意気込みを聞かせてください。

 

齊藤:この1年のプロジェクト学習では「判断力」が身についたと思っているので、自分のアイデアにもっと自信をもって取り組みたいです。昨年はグループワークでなかなか思ったことを発言できないでいたので、もっと積極的に動いて、グループの進捗に貢献していきたいです。

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