研究部 個人活動実績

一覧へ戻る

2021年度 入部

山口隼跳アントニオ

山口隼跳アントニオ

数理科学グループ

プロフィール

一期生 高校三年

活動内容

多重ゼータ値やDrinfel'd 結合子、Grothendieck-Teichmüller群について学習している。具体的な対象である多重ゼータ値の背景には深淵な代数や幾何的側面が存在しており、結合子関係式によって全ての多重ゼータ値がQ上満たす線形関係式が統制されるだろうと予想されている。結合子(アソシエータ)はあらゆる標数0の体上に無数に‪存在しているが、それら全てが多重ゼータ値のアナロジーの母関数だと思うことができ、Furushoによって全ての結合子がダブルシャッフル関係式を満たすことが示されている。次数付きGrothendieck-Teichmüller群は結合子の特殊なクラスだが、これは非自明な積構造によって群をなし、結合子の集合に作用しtorsorをなす。結合子はDrinfel'd-Cartier構成によって圏論的に特徴付けられ、特に次数付きGrothendieck-Teichmüller群は無限小構造が付与された対称モノイダル圏の変形群となる。


2021年度 入部

一覧へ戻る

CONTACT

ネットの高校について
詳しくはこちら

入学相談

資料請求

説明•相談会