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著名人インタビュー 羽生 善治

自分なりのスタイルを
築きあげることを
考えざるを得ない時代

Profile

羽生 善治

棋士
85年、中学生でプロ棋士デビューし通信制高校在学時に「公式棋戦」初優勝。七大タイトルのうち竜王を除く6つの永世称号を持つ。

自分なりのスタイルを築きあげることを考えざるを得ない時代

自分の適正とその仕事との相性というのはやっぱりありますが、専門性の高いジャンルでは、大変だけどココに居たいって人じゃないと、なかなか長くは続けられないと思いますね。今では、いろいろな情報をインターネットで見られますよね。高速道路に例えると、みんなが高速を走れる状態です。でもみんなが走ると、必ずどこかで渋滞して、そのまま高速を走るのか、一般道に降りるのか迫られます。同じようにみんなが同じ情報にアクセスできることで、情報が一般化して、情報を知っているだけでは差別化が困難になるんですね。だから全体的な水準が上がってくるこれからは、ココにいたいという気持ちのほかに、個性を出すとか、自分なりのスタイルを築きあげることを考えざるを得ない。そうしてすべての人が個性を問われる時代がすぐに来ると思います。