ONMITSU PROJECT（2年　小倉ことみさん）

日本一人口の少ない町、山梨県早川町にかき氷屋を開業、高校生店長に。地元・奈良田の天然素材を使ったかき氷屋を名物スポットにし、地域を盛り上げることを目指すプロジェクトを進めてきました。

 

 N高CM企画（2年 植田真衣さん）

できないことに悩むのではなく、得意なことを伸ばそう、をコンセプトにCMを作成するプロジェクト。ちょっとしたきっかけがあれば人は変われるんだ、という自身の経験をもとに「答えあわせ」から「答えあつめ」をしていこうというメッセージを発信しました。

 

 

初日は、全48チームのメンバーの初顔合わせ。全国各地域の代表者たちの表情も緊張気味ですが、一番初めに口火を切って話をしたのは植田さん！それに続いて他チームも熱をこめて今の想いを話してくれました。

 

2日目はいよいよ出場者全員の発表です。オンラインでの開催のため、事前に録画して提出したプレゼンテーションの動画をグループ内のメンバーで見たあとに質疑応答を行いました。

 

3日目は、48プロジェクトから選出された8チームが代表プレゼンテーションに臨みました。

N高の2チームは惜しくも選出とはなりませんでしたが、全国2,976プロジェクトの中から、48プロジェクトしか立つことのできない舞台で胸を張って想いを伝える姿は、本当に素晴らしく、凛々しいものでした。

大会を終えた後の2人に感想を聞きました。

小倉ことみさん

本当に悔しくて悔しくて！しかしここで目を背けたら負けだと思い、他チームの発表を聞きました。私は誰よりもプロジェクトに対する愛があるという自信があったけれど、ここには同じようにパッションを持っている人がたくさんいて、広い世界を見ることができたし、新しい視点を得ることができました。悔しい思いはありますが、これをバネに夏の開店に向けて準備をします。私のプロジェクトはまだまだ続いていきますし、他のプレゼン大会にもチャレンジしてみたいと思います。

植田真衣さん

 

同世代の皆さんのそれぞれの想いや活動、積み重ねてきたものを聞き、自分にももっとできたことがあったのではないかなと思い、不甲斐なくて、悔しい！と、正直思いました。しかし、今までやってきたことを評価してもらえて嬉しかったり、私自身にまつわるCMも観てみたいと言っていただいたり、今後の活動のヒントになるものもたくさんもらいました。これからはCMを通して、自分だけじゃなく周りや社会を変えていけるような活動をしていきたいと思います。

2019年度のマイプロはこれで完結となりますが、それぞれのプロジェクトは続きます。自らの好きなこと、やりたいことを突き詰めたからこそ想いは強くなるし、悔しい思いも経験します。しかし、そこから学ぶことがたくさんあるということを、マイプロにチャレンジした生徒たちは身をもって体験してきました。

新たなチャレンジをしたいN高生、ぜひ「N高マイプロジェクト」に参加してみてください。「あなただけ」が語れる「あなただけ」の物語を紡ぎ始めましょう！