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【プロジェクトN】たくさんのアイデアからどうやって選ぶべき?

 

みなさんこんにちは!柏キャンパスです。

 

5月の課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」では、「デザインシンキング」をテーマに掲げ、「些細な違和感や、問題に気づき、何度も検証を重ねて、問題解決する」ということを目標として授業を行っています。

 

全8回にわたって開催する「QAIKETSUプログラム(※)」のうち、今回は5回目の授業の様子をご紹介したいと思います。

※「QAIKETSU」とは「解決」と「Question」を合わせた造語です。

 

題材は「オンライン学校生活の困りごとをQAIKETSUする」

今回、授業をメインで行うのは明るく元気な岡先生。いつも生徒を引っ張ってくれる頼りになる先生です。

 

前回までの授業では、下記のようなことについて学習してきました。

・どんなことに困っているか気づく

・困りごとを深掘りする

・アイデアを考える

 

第5回目では、「アイデアを収束する」ことについて学習します。

そのために使用するのが「ハイライト法」と呼ばれる手法。多くのアイデアの中から、良案を抽出するために使用します。実際のワークをとおして、アイデアを収束する意義や手法を学んでいきましょう。

 

まず練習として、「危険かもしれないけど盛り上がる学校イベント」をハイライト法を使って選ぶというワークをしました。あらかじめ用意しておいた15個の付箋に書かれたアイデアのほか、生徒たちからもアイデアを募り、「危険かもしれないけど盛り上がる学校イベント」の候補を掲示します。

 

 

それらのアイデアの中から、面白いと思うアイデアには星マーク、実現できそうだと思うものにはスマイルマークの印をつけてもらいました。

印が多いものを残し、それぞれのマークのアイデアを半分程度に絞ります。その際に、印はついていないものでもどうしても残したいアイデアがある場合、残しても良いというルールにしました。

 

 

次に、残ったアイデアを似たもの同士で集めてグループに分け、グループに名前をつけてもらいます。こうすることで、どんなアイデアか判別しやすくなります。

 

 

最後に、面白さ、実現しやすさ、ジャンルなどさまざまな要素から判断し、「これだ」と思うアイデアを選びました。

 

 

そうして絞り込んだアイデアをチャットに書いてもらったところ、「闇鍋パーティ」「パイ投げ」「学校にログハウスを作る」などに票が集まりました。同じハイライト法を使っても、さまざまなアイデアが選ばれる結果となりました。

また、オリジナルイベントを募った際は、「英語を使ったら即帰宅」など、面白そうなイベントをたくさん書き込んでくれて、生徒たちのアイデア力にも感心させられました。

 

 

さて、次はいよいよ本番です。

前回の授業で生徒たちには「オンライン学校生活の困りごと」を解決するためのアイデアを出してもらっています。

そのたくさん出してもらったアイデアを、今回の授業で学んだハイライト法を使い、3つに絞ってもらいました。

 

その中から、3名の生徒が実際に絞ったアイデアをご紹介したいと思います。

 

困りごと:授業に集中しづらい問題

長瀬航介さんのアイデアです。

・パソコンスタンドを自作する

・仕切りを作って視界を狭める

・集中できなかったら自分に罰を科す

 

 

市勢成歩さんのアイデアです。

・スマホを見えない場所に置く

・カフェインを摂取する

・集中できる環境で行う

 

 

 

困りごと:オンラインで友だちが作りにくい問題

堀口寛正さんのアイデアです。

・Slackに友だち作り専用の部屋を作りクラスチャットで宣伝する

・放課後にみんなでゲームができる部屋を作る

・オンラインゲーム柏キャンパス大会を企画する

 

 

 

このように、たくさんあるアイデアの中から、困りごとを解決するのにふさわしいアイデアを選んでもらいました。

 

この手法に慣れてくると、アイデアを出しっぱなしにするだけではなく、ブラッシュアップさせていくことが可能になります。生徒たちもワークをとおしてコツをつかめてきたのではないでしょうか。

ここでは紹介しきれませんでしたが、もちろん他の生徒たちが選び抜いたアイデアも素晴らしく、一人ひとりの個性や切り口がしっかりと反映されていました。

 

また、プロジェクトNでは、PCを使ったワークを行ってますが、まだまだPC操作に慣れていない生徒もたくさんいます。そんな中、チャットでは教職員より先に生徒たちが質問に答えてくれる場面も。

例えば下の画像は、文章や画像のコピー&ペースト(貼り付け)の方法を尋ねた生徒に対し、ほかの生徒からの返信が一斉に届いているところです。

 

 

 

こういったやり取りから、思いやりや優しさを感じることができ、柏キャンパスのとても素敵なところだと感じています。去年に引き続き、今年もみんなで助け合いながら柏キャンパスを作っていきたいと思います。

これからも柏キャンパスをどうぞよろしくお願いします。

 

 

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