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N高ブログ

【プロジェクトN】メルカリ本社で役員にプレゼン!
20年後に価値のあるサービスとは?

 

※このブログは、代々木キャンパス2年生、應家岳さんに書いてもらいました。

 

課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」において、5月から6月にかけて実施してきた株式会社メルカリ様(以下、メルカリ)とのコラボプロジェクト「Project 2040 – 20年後の価値交換を考える」。日々変化していき、未来の予想が難しくなっていくなか、20年後はどんな世界になっているかを予想し、世の中に溢れるビジネスの根幹となる価値交換について学ぶことを目的としたものです。

 

※ニュース記事からも詳細をご覧いただけます。

N高通学コース、課題解決型学習「プロジェクトN」特別授業 「Project 2040 – 20年後の価値交換を考える 」~メルカリ役員へN高生がビジネスプランをプレゼンテーション~

 

先日、2ヶ月の学びの集大成となる成果発表を迎え、全国から選抜されたN高生がメルカリ本社へ伺い、役員に直接プレゼンをしました。今回は、その様子をお伝えしたいと思います。

 

今回のプロジェクトではメルカリの社員さんに授業の監修・講師をしていただき、価値交換の変化を学んだうえで、未来を見据えたビジネスを考える機会として、「20年後の価値交換を支えるビジネスやサービスを考える」というお題で、グループでビジネスアイデアを考えました。

どんなサービスなのか伝えるために、ビジネスモデルを説明するプレゼン資料やイメージ動画などのアウトプットも制作し、それらを交えながらのプレゼンテーションを、各キャンパスで行いました。

 

私たちのグループは、立体印刷用データ売買サービス「Reect(リエクト)」を考えました。ARや3Dプリントなどの技術が20年後に確立されていることを前提としたもので、オンライン上でも商品を触れる、360度から見ることができるといった点が強みのサービスです。

 

メルカリからの評価では、未来を見据えたビジネスである点や、環境問題の改善も考えた面が評価され、メルカリ本社で発表することのできるグループの1つに選ばれました!

全国19キャンパスから選ばれた9グループは実際にメルカリの役員の方の前で発表しフィードバックをいただくために、メルカリ本社を訪問しました。(オンラインで参加したグループもあります)

 

メルカリCEOの山田さん、CINOの濱田さんはオンラインでの参加で、メルカリジャパンCEOの田面木さん、メルペイCTOの曾川さんには実際に会場に来ていただき、全てのグループが役員の皆さん全員からフィードバックをいただけました。

 

どのグループの生徒もあまり緊張した雰囲気はなく、発表者が役員の方からのフィードバックで投げかけられた疑問点や質問に正確に回答しているところを見て、グループ内でとても良く考え、練り上げたものなのだという印象を受けました。

役員の方の総評では、まずプレゼンテーションやアイデアが良かったとの良い感想をいただくことができました。

 

 

全グループに通じるアドバイスとして、お客さんの視点を大事にすることの大切さ、未来のアイデアだからといってテクノロジーが本当に必要か一度考えてみる、シンプルに考えることの重要性も教えてくださいました。

物事をどうしたらビジネスにできるかという観点で日々観察し、新しく、そして受け入れられるビジネスを作っていって欲しいと、期待の声までも。

そして今回のメルカリ本社への訪問では、メルペイCTOの曾川さんによる特別ゼミも行っていただきました。

曾川さんはさまざまな「Pay」関連の立ち上げに携わってこられた方で、今回の特別ゼミではお金に関する根本的な部分についての内容でした。

 

まず「どうしてみんなお金が欲しいのだろう?」という曾川さんの問いかけから始まり、反対にお金では解決できない問題を事例を交えながら説明してくださいました。

 

お金の代わりに役立つもの、それは「アルゴリズム(問題を解決するための手順や計算方法)」だと言います。例えば、ドナーマッチングの問題。病気になった親しい人に自分の臓器を提供しいたいが型が合わないケースがあります。この需要と供給の不一致は、患者とドナーのペアを組み替えることで解決でき、型の合う組み合わせを安定してもたらせるアルゴリズムが存在するのです。

他にも、結婚相手選びや職場選びなど、倫理上お金での解決が難しい問題には、アルゴリズムが有用です。

 

このような話を通して、お金が欲しいのではなく欲しい物のためにお金が必要であることをしっかりと自覚すること、そして他者に侵害されない自分にとっての主観的な価値観を持っていることの大切さを教えていただきました。

 

こうして振り返ってみると、メルカリという大企業の役員の方の前で発表し、個別にフィードバックをいただけるなんて、「今後もうないかも……」と思うような大変貴重な機会でした。今回得た大切な考え方、視点を大事にして、今後のプロジェクトへも活かしていきたいと思います。

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