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N/S高全体マイプロジェクト

【ネットの高校マイプロジェクト】ゴールまでの折り返し地点
中間発表で見せた成長とさらなる伸びしろ

【ネットの高校マイプロジェクト】ゴールまでの折り返し地点 中間発表で見せた成長とさらなる伸びしろ

 

9月8日(火)、9日(水)の2日間にわたって、今年度のネットの高校マイプロジェクト(2020年10月より「N高マイプロジェクト」から「ネットの高校マイプロジェクト」に名称が変更になりました)STANDARDクラス(以下、STDクラス)およびADVANCEDクラス(以下、ADVクラス)合同の中間発表会を実施しました。

 

6月から実施しているネットの高校マイプロジェクトは、年に2回、自身のプロジェクトを発表する機会があります。12月の「最終プレゼン大会」に向けて9月はちょうど中間地点。ここまでの学びや気づき、プロジェクトの進捗報告を行うのが今回の「中間発表会」です。

 

STDクラスは、昨年度までのN高マイプロジェクトを踏襲したクラスで、それぞれのプロジェクトを「企画立案→立ち上げ→実践→検証」するPDCA(※1)を自分自身の力で実行することに挑戦しています。

今回の発表の目的は「今後のプロジェクト推進のヒントを得る」こと。授業での仲間とのグループワークを通して、少しずつ“マイプロジェクト”に自信がもてるようになってきたSTD生たち。その想いをできるだけ多くの人に、分かりやすく熱意をもって伝えることを目標に、一人ひとりが精一杯プレゼンします。

 

※1 PDCAとは…プロセス管理方法。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を通して継続的な質の向上を目指す。

 

ADVクラスは、N高マイプロジェクト経験者、プロジェクト実践者のためのクラスで、プロジェクト立ち上げから実践・検証までのPDCAサイクルを回した経験を活かし、自身の活動推進とコミュニティの形成をはかっています。

 

今回の発表の目的はまさに「進捗報告」。

今年度のネットの高校マイプロジェクトのスタート時点から、自分自身の力で“マイプロジェクト”を実践しているADV生たち。自分がどのような想いで、何をしてきて、この先どこへ向かうのか……。ゴールに対しての現状をプレゼンします。

今回プレゼンをするのは、STD生48名、ADV生21名の総勢69名の生徒たち。中間発表会の2日間のうちのどちらかは発表者、どちらかは応援者として全員が参加します。

ビデオ会議ツール「Zoom」上で初めて本格的なプレゼンをするという生徒もいる中で、一人ひとりがプロジェクトも発表の準備も一生懸命頑張ってきたからこそ、ソワソワ、ドキドキという緊張感がSlack(N高のコミュニケーションツール)のチャンネルに次々と投稿されていきます。

 

 

今回発表するポイントは、以下の5点!

1.自分がつくりたい未来と、このプロジェクトに取り組みたいと思った理由

2.そのプロジェクトの実現のために自分が実践すること

3.これまでの進捗報告と、そこから学んだことや気づいたこと

4.プロジェクトが今後どう進んでいく予定なのか

5.自分が求めるアドバイスやフィードバックについて

(ADV、STD共通内容)

それぞれが思いを込めた自作のスライドを使って、5分間という限られた時間の中でプレゼンします。

 

発表会には普段関わっているメンター(※2)だけでなく、N高教職員も含めたサポーター(応援者)が駆けつけ、生徒たちのプレゼンに対する具体的なアドバイスやフィードバックをいただきました。時に励まされ、時に厳しく冷静な意見をもらう……そんな経験が、プロジェクトをさらに加速させていくための大きな糧になっていきます。

 

※2 メンターとは…マイプロジェクトにはNPO法人カタリバがアドバイザーとして参加。マイプロ生は定期的に、カタリバスタッフをはじめ専任教職員やTA(ティーチング・アシスタント)などの大人とメンタリング(面談)を行っており、彼らのことをメンターと呼ぶ。

 

生徒たちは発表のためにZoomのブレイクアウトルーム機能(ひとつのミーティングから複数のセッションに分かれること)を活用し、STDクラス3グループとADVクラス2グループの計5つのグループに分かれてプレゼン開始です!

 

 

プレゼンを聞いたサポーターの方々からは「そのプロジェクトの目標を達成するために、十分にリサーチできていると言えるかな?」「独りよがりなプロジェクトになっていないかな?」「似たようなことを実際に事業化している団体があってね……」など、自分一人では思いつかないような考え方や価値観、知識や情報をたくさんフィードバックしてもらうことができました。今までいろいろな環境で、多種多様な経験をしてきた大人たちだからこそ語ることができる、温かく、時に厳しい前向きなアドバイスばかりです。

 

それを受けて、自分が見落としていた視点に気づいたり、知らなかった情報を得て見える世界が一気に広がったり……そして、プロジェクトの方向性を再確認し、生徒たちそれぞれの中にある課題を乗り越えるための糧を得ていきました。勇気を出してプレゼンしたからこその学びがあり、成長があります。

プレゼンが終わった後のSlackでは、生徒たちの率直な思いが語られていました。

 

発表を終えた生徒たちからは、

「今の自分のベストパフォーマンスだったと思います。でも、短い時間でより分かりやすく伝えるためにはまだまだ勉強不足だと思いました。使用するデータや言葉に、もっとこだわるべきだと学びました」

 

「サポーターの方からの感想がとても参考になり、刺激になりました。自分のプレゼンがうまくできたかは分かりませんが、伝えたいことはしっかりと伝えられました」

 

「サポーターの先生から、僕が企画しているプロジェクトに似ている海外の事例や、アクションを起こす上でのマインドセット(思考パターン)についても教えてもらうことができました」

 

「自分の中では完成度が高まってきているかなと思っていましたが、フィードバックをもらって、まだまだできていないところがあると気づきました。プロジェクト内容そのものについても、少し考え直したいと思いました」

などの感想がありました。

 

今回の中間発表会を経て、さらにブラッシュアップされた一人ひとりの“マイプロジェクト”。

次に全員が一堂に会するのは10月の合同授業です。その時まで、それぞれがメンターとのミーティングや、自分自身の時間の中でプロジェクトを前進させていきます。

 

 

これからも自分の壁を打ち破って成長していこうとする生徒たちの合言葉は、「let's try!」と「いいね!」。これからも、ネットの高校マイプロジェクトSTDクラス&ADVクラスの応援、よろしくお願いします。

 

※これまでとこれからのネットの高校マイプロジェクトの様子はFacebookでも紹介しています。

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