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【N高マイプロジェクト】最も共感を集めたプロジェクトが決定!
“つくりたい未来”が大集結した2020年度最終プレゼン大会

 

6月からスタートした、今年度の「N高マイプロジェクト(以下、N高マイプロ)」。それぞれが自分の夢や目標と向き合い、“つくりたい未来(マイプロジェクト)”に向けて夢中で走り抜けたあっという間の半年間。今回は、12月1日(火)・2日(水)、8日(火)・9日(水)の4日間に実施された、マイプロ最終プレゼン大会の様子をレポートします!

今回最終プレゼン大会に臨んだのは、STANDARDクラス(※1)とADVANCEDクラス(※2)で半年間がんばってきた生徒たち。

 

※1 STANDARDクラスとは…昨年度までのN高マイプロを踏襲し、各々のプロジェクトを「企画立案→立ち上げ→実践→検証」するPDCAを自分自身の力で実行することに挑戦するクラスのこと。

※2 ADVANCEDクラスとは…N高マイプロ経験者、プロジェクト実践者のためのクラス。プロジェクト立ち上げから実践・検証までのPDCAサイクルを回した経験を活かし、自身の活動推進とコミュニティの形成をはかることを目標としている。

 

半年前は「まだまだ時間はたくさんあるから大丈夫!」そんな思いでいたはずなのに、無我夢中で自分のプロジェクトと向き合った時間は、本当にあっという間に過ぎていきました。そんな思いを誰もが抱いて迎えた最終プレゼン大会。

今回の最終プレゼン大会(12月1・2日)では、それぞれが懸命に走り抜けてきた半年間の成果を、自作のスライドを使ってプレゼンします。これまでの発表会と大きく違うのは、全員が審査対象であることと、その審査の結果によって、次週(12月8・9日)に実施される「代表プレゼン大会」に進出するプロジェクトが決定するということ!

 

審査員の先生たちが評価する大事なポイントは以下の3つです。

・オーナーシップ(主体性)

・コ・クリエーション(協働性)

・ラーニング(探究性)

 

これは、12月から地域summitが開催される全国高校生マイプロジェクトアワード(※3)と同じ審査ポイントです。自分たちの活動を丁寧に振り返りながら、それぞれのポイントに沿ってリフレクションをし、一人ひとりがオリジナルのスライドを作成。そして、月1~2回実施されるメンターとの個別のメンタリングミーティングの中でブラッシュアップを重ねながら、ようやくプレゼンを完成させました。

 

※3 全国高校生マイプロジェクトアワードとは…マイプロジェクト・実践型探究学習を実行した全国の高校生が、地域や学校といった枠組みを超えて一堂に会し、プロジェクト活動を発表する、日本最大級の「学びの祭典」のこと。

 

やることは全てやり切った生徒たち。あとは、ありのままの想いを伝えるだけです!

12月1・2日の2日間で、75のプロジェクトがプレゼン。両日それぞれ、8つのプレゼンルームに生徒たちが移動し終えたところからスタートです。みんなのドキドキとワクワクが画面越しにも伝わってきます!

 

半年間の活動や学びを伝えるのには短すぎる5分間。プレゼンの時間はあっという間に過ぎていきます。

 

 

最終プレゼン大会を終えた生徒たちからは、こんな感想が寄せられました。

「考え方の変化というより、改めて大きな刺激を受けました!当たり前のことですが、それぞれの人にそれぞれのストーリーがあるのに圧倒されました」

 

「挫折したのはみんな同じだということを知りました。まだまだ自分のパフォーマンスに改善の余地があるので、これからもがんばります!」

 

「自分が思っている以上に、自分は自分のプロジェクトに情熱を持っていることに気づきました。まだまだがんばりたいです!」

 

「今までどんなことも最後まで続けることができなかったので、最終プレゼンまで続けられたことが前の自分からすごく変わったことかなと思います」

 

“どのプロジェクトが選ばれてもおかしくないし、どのプロジェクトも全て選ばれてほしい”

そんな素直な思いが、最後に感想をシェアし合う場面で生徒自身の言葉として語られました。そしてそれを聞いて大きくうなずくたくさんの生徒たち。

……数日後。ドキドキしながら迎えた結果発表の日。

12月8・9日に開催される代表プレゼン大会に進出したのは、STANDARDクラスの6プロジェクトとADVANCEDクラスの5プロジェクトの計11プロジェクト!

 

そして、あっという間に翌週の代表プレゼン大会の日がやってきました。

11プロジェクトが2日間にわたって渾身のプレゼンを披露します。発表者だけでなく、たくさんのマイプロメンバーも応援者として駆けつけてくれました。

 

「上手なプレゼン方法について学びたい!」「他のメンバーたちが、どんな思いで、どんなアクションをして、どんな未来を描いているのかもっと知りたい!」「いろいろな審査員の方たちのフィードバックを聞いてみたい!」「同じマイプロメンバーとしてがんばってきた仲間の勇姿を見届けたい!」

発表者だけでなく、さまざまな思いを抱く応援者たちの肩にもグッと力が入ります。

 

 

審査には、奥平校長、上木原副校長が加わり、先週の最終プレゼン大会をはるかに上回る緊張感が漂います。

全体の準備ができたら、メインルームに集う全員の前で代表プレゼンがスタート。

 

代表プレゼン大会に参加した生徒たちからは、こんな感想が寄せられました。

「『うまくいかないかも』『無理かも』と思っても、自分の夢と向き合い、挑戦するという姿勢がとても大事なのだと思いました。発表者の方々の行動力に驚き、私にも何でもできるかも!?という希望が持てました」

 

「自分の好きなことをプロジェクトとして真摯に取り組む姿に、『マイプロジェクトの最も大事な要素』を感じました。自分も、好きなことや興味のある分野から課題となっていることを見つけて向き合っていけるといいなと思いました」

 

「人間的に成長した気がします。『成功のためには失敗が必要』という考え方を基にして、今回の結果にあまり落ち込まず、これからもがんばっていきます」

 

「前までは『もう、来年はマイプロはしなくていいかな』と思っていたのですが、昨日と今日の発表を聞いて『悔しい』という思いが湧きました。なので来年は今年の反省点を活かして活動できればなと思います」

 

「すごいなー!」「自分もあんな風になりたい!」という憧れの気持ち。

「次に向けて私は諦めないし、これからもがんばる!」とこれからの自分を励ます気持ち。「自分の力不足が情けない」「ただただ悔しい」という自戒の念。いろいろな気持ちが複雑に入り混じりながら、一人ひとりが自分を丸ごと受け止め、受容して、少しずつ次のステップへ向かっていきます。SlackやZoomチャット、感想アンケートで語られる素直な言葉から、未来へ向かう生徒たちの想いがひしひしと伝わってきます。

そして……厳正な審査の結果、2020年度N高マイプロの“学校代表”と“N高マイプロ特別賞”が決まりました!

■審査結果

<学校代表>

ADVクラス:『ONMITSU PROJECT』 小倉ことみ さん(3年)

(日本一人口の少ない町・山梨県早川町で、地元の天然素材で作ったかき氷屋を開業し、地域の魅力を伝えるプロジェクト)

STDクラス:『GET』 小林るり さん(2年)

(ジェンダー平等を「自分の見た目」や「進学」など、日常の身近な話題や問題に視点として落とし込み、自分ごと化するプロジェクト)

 

<N高マイプロ特別賞>

ADVクラス:『課題解決ブランド HAYATOKURATA』 倉田速音 さん(3年)

(尋常性白斑という病をきっかけに、肌の弱い方に向けて「デザイン性が高いUVカット専門」のファッションブランドを起業するプロジェクト)

 

STDクラス:『動物の殺処分をゼロへ!』 伊藤結凜 さん(3年)

(動物の殺処分がゼロになる未来を目指し、実情を伝えるフリーペーパーの発行やSNSを活用して啓蒙活動をするプロジェクト)

 

下の画像はプレゼン時のスライドの一部です。

上:『課題解決ブランド HAYATOKURATA』 倉田速音 さん

下:『ONMITSU PROJECT』 小倉ことみ さん

 

 

下の画像はプレゼン時のスライドの一部です。

上:『GET』 小林るり さん

下:『動物の殺処分をゼロへ!』 伊藤結凜 さん

 

学校代表に選ばれた2プロジェクトは、2月までに各地で実施される“My Project Award 2020 地域Summit”に向けて、さらなるアクションを続けます。

 

N高マイプロ特別賞に選ばれた2プロジェクトは、NPOカタリバの運営するマイプロジェクトwebにて、プロジェクトの取材記事が掲載されます。

 

どのプロジェクトの生徒たちも、自分たちの学びをたくさんの同世代や大人に伝え、フィードバックをもらい、試行錯誤をしながら課題に立ち向かっていくことでしょう。

喜びも怒りも楽しさも悲しみも……一人ひとりが必死にもがきながら、ようやくここまでたどり着きました!来年1月の最終授業をもって、今年度のN高マイプロは終わりますが、生徒たちの躍進はまだまだ続いていきます。これからもどうぞご期待ください!

 

※普段の活動の様子はFacebookでも紹介しているので、こちらもご覧ください。

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