N高等学校・S高等学校 ネットの高校ブログ

ネットコース生にインタビュー 夢に向かって活動するためにN高へ!

 

N/S高のネットコースの生徒は、自分のやりたいことに好きなだけ時間を使いながら、空いている時間にネットで学習している生徒が多くいます。

今回のブログでは、勉強と並行しながら草野球チーム「広島Meteor(メテオ) 」で活動している広島県在住ネットコース2年生のOさんの練習の様子を見学させていただき、お話をお聞きしました。

 

-今日の練習試合はどうでしたか?

肩を痛めたのもあって、不甲斐ないなという感じでした。ちょっと悔しいですね。

 

-今日は練習試合でしたが、公式戦はこれからなんですよね?(2021年7月現在)

はい。8月1日から公式戦があって、4回勝ち上がると県大会に出場できるんですけど、まずは県大会に出ることを目指しています。

 

-野球をはじめたのはいつですか?

小学校2年生から今までずっと続けています。きっかけは、広島県人なんでずっと野球が身近にあるというか……(笑)。家族みんなで広島カープのファンなので、赤ちゃんの時から球場に連れて行ってもらっていました。そのうちにすっかりはまっていました!

 

-憧れている選手はいますか?

元カープの前田智徳さん。前田さんみたいなバッティングを自分のものにできたらと思います。

 

-Oさんのポジションをおしえてください

キャッチャーなんですけど、同じチームに上手なキャッチャーがいるのでまずはその人に追いついて追い越したい。今の目標はキャッチャーのレギュラーを獲得することです。

 

-草野球のチームにはいつから?

中学3年生の時に中学のクラブチームをやめてから高校入学まで半年間お世話になって。高校に入学して一度やめたんですけどN高へ転校したタイミングでもう一度お世話になることになって今に至ります。

 

-「広島Meteor(メテオ)」を選んだきっかけは?

監督の城野さんが運営していたバッティングスクールに小学校の時に通っていました。そこで草野球チームを作っていることをお聞きして城野さんに連絡をしてみました。

 

-監督とは長いお付き合いなんですね!

小学校6年生くらいからお世話になっていたことになります。

 

-「広島Meteor(メテオ) 」について教えてください。

普段は楽しく野球をしていますが、締めるところは締めるチームです。野球の強豪高校出身の人もいるしレベルも高い。しっかり勝ちにいくし、楽しくもやるというチームです。そしてチームのメンバーも全体的に若くて、大学生もいるので歳が近いメンバーが多いのも良いところ。このチームで頑張って大学でも通用する野球選手になれるよう意識を持って活動しています。

 

 -普段はどのような練習をしているんですか?

僕は、平日にジムに行ったりバッティングセンターに行ったりして、体力作りと技術を磨いています。現役のプロ野球選手も現在通っていてマンツーマンレッスンができる「上達屋」というところがあってそこで本格的なトレーニングをしています。自分のバッティングフォームに迷ったり改善したいけど、どのような練習をしたらいいかとかを相談に乗ってもらったり、それにあったトレーニングメニューをこなしています。そこで学んだことを草野球チームで実践してみるという繰り返しですね。

 

-試合の時に意識していることはありますか?

“手を抜かない”こと!草野球はいろんな目的でやっている人がいるので、意識がそこまで高くない人もいます。それはそれでOKなことですが、自分はその雰囲気に飲まれないように、なんでエラーしたのか、どうしたらもっと良くなるのかを考えて、常に上を目指して取り組むようにしています。

 

-話は変わりますが、N高を選んだきっかけをおしえてください

僕は小学校6年生から4年間不登校でした。中学校3年生の時に市の教育委員会が運営している不登校の子を対象にした学習会に1年通っていました。進路の話になったときに、全日制の高校は出席日数が足りなくて無理だろうなと思って通信制高校を考えました。その時に先生が「N高って学校があるよ」と勧めてくれたのがきっかけです。そこからは自分でも調べてみました。

しかし当時は高校で野球がしたかったのでギリギリまで全日制の高校を探しました。海外の学校も視野に入れて探しているうちに全日制の高校から野球でスカウトの声がかかりました。そしてそのまま、野球で推薦してもらった全日制の高校に進学しました。野球部に入って寮生活をしていましたが、新型コロナウィルスの影響で学校が休校。寮も閉鎖されて実家に帰ることになりました。寮から離れて外の情報に触れると、その学校の野球部の閉鎖的で独特なルールなどに疑問を感じるようになりました。体調が悪くなったということもあってこの状況にネガティブにもなったりもして。コロナや体調のことがなかったら転校しなかったかもしれませんが、難病を発症してしまい登校することが難しくなってきました。

その時、N高のことを思い出したんです。N高のネットコースなら、場所や時間を気にせず、自分のペースで勉強ができるからいいなと思いました。野球を続けたかったから、自分のペースで勉強も野球の時間も両立できる環境に魅力を感じて。

 

-実際に入学してみてどうでしたか?

いつ勉強してもいいということで気持ちがラクになりました。バイトもしてるんですけど、時間も制限されずに空き時間を活用して勉強しています。

 

-N高にきてよかったと感じることはありますか?

野球の練習をしているときに、同級生の人たちは学校に行って授業を受けている時間だと考えると、自分はその時間を使って練習に打ち込めているので、時間を有効に使えていると感じます。時間に余裕があると、気持ちに余裕が持てるところもいいですね。高校卒業資格取得に必要な必修授業以外には、世界史の課外授業をたまに見ています。

 

-N高の部活には入っていますか?

野球を優先しているので、時間がなくてイベントに参加できていないんですけど、将棋部に所属しています。野球同好会にも入っていて、Slack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)のチャンネルで同好会のメンバーと野球の話をしたりしています。参加できていませんが家が近くの同好会のメンバーと実際に会ってキャッチボールをしている人もいますよ。コロナの状況によりますが、みんなで集まろうという企画もしていて。全国にメンバーがいるので日本の真ん中あたりの名古屋あたりで集まろうと話しています(笑)。僕が3年生になる頃には同好会から部活にしたいなという思いがあります。

 

そういえば偶然にも、中学3年の時からのオンラインゲーム友だちがN高に入る予定があるみたいで、同じ学校の同級生になるのでとてもビックリ!縁があるんだなあと。

 

-これからのN高生活、どのように過ごしたいですか?

夢がいくつかあるんですけど、ひとつは教師になること。高校野球の監督になって生徒を指導してみたいので大学に進学することを目指したい。

自衛官になるのもいいなと思っていて、防衛大学校を目指して勉強に励みたい。そしてプロ野球選手という夢もあります!N高の卒業生の紀平梨花さんのように、スポーツと勉強を両立して頑張っている先輩もいるので、自分もそんなふうになりたいなと。

 

-教師になりたいと思ったきっかけを教えてもらえますか?

不登校の人たちの力に少しでもなれたらと思っています。不登校でもこんなことができるとか、自分の経験を活かして生徒に寄り添える先生になりたい。ちなみに自衛官になりたいと思うのは陸上自衛隊が好きだから。入るからには特殊作戦群(陸上自衛隊の特殊部隊)を目指したいです。

 

-ご自身のこれまでの経験から、同年代のみんなに伝えたいことはありますか?

まずN高って本当にすごいと思う。政治部の活動に麻生太郎さんや、河野太郎さんが来てくれるなんて普通の学校だったら絶対ないと思う。

だけど、N高を選んだ人には特別な事情がある人も多いんじゃないかなとも思います。僕も最初はそうだったんですが、全日制ではないことに負い目を感じたりしている人もいるかもしれない。しかしそんな負い目のような思いを持たなくていいということを伝えたいです。

 

ここからは、Oさんのお母さまにも一緒にお話をお聞きしました。

 

-N高の印象は入学する前と後では違いましたか?

先進的なイメージがありました。クリエイターやアーティストを目指すような子が通うイメージがあったのですが、広島キャンパスが開校したときに見学に行ってみました。その時に教職員の方が熱心に話をしてくれてとても印象が良かったんです。最初に思っていたイメージとも、いわゆる通信制というイメージとも違う。どちらでもなかった。これだったら息子にもあってるかもと思ったんです。

とはいえ義務教育と違うので本人がどこまで自立性をもってできるのかというところは心配でした。10月に入学したので、12月までに1年分の単位を取らなければいけなくて、最初のころは単位をとることに必死で…。

しかしあのときに、自由なところもあるけれどこの日までに単位を取らなければという制約もあったことでN高での勉強に慣れることができたと思います。本人も本当に頑張りました。2年生に入る前に自分の中でペースができたおかげで、環境に適用できたのかなと思いました。

 

-Oさんは野球と勉強、両立できていると感じますか?

今はもう自分のペースが掴めてきているのかなという印象です。最近は本人の体調も良く、生活リズムも戻ってきているようです

 

-N高への印象を聞かせてください

留年する可能性もあったので、まず受け入れてもらえたことに安心しました。先生がマメに声をかけてくれるので本人の支えになっていると思います。手厚く対応してくれているなと。

どこかで通信制は放任主義なのかと思っていましたが、担任の先生の話が聞けたり、ホームルームがあったり、同級生と交流できたり。そういうことがあるのが本当に良かった。

 

Oさん:担任の先生との面談が月に1回あるので進学のことや野球の相談もしています。面談では、しっかり向き合って相談に乗ってくれるのが嬉しいです。「次の面談までにこれを調べてみてね」と宿題が出た時はびっくりしました!

今までは先生に言いたいことがあってもなかなか言えなかったりという経験もあったり、何か話したいと思ったら、学校に行って職員室に行かなければならないハードルがあった。N高だとそういうことは気にせずいつでも気軽に聞くことができる。コミュニケーションがとりやすいし、担任の先生以外の他の先生にも質問できたり授業に関係ない話も気軽にしています。

 

-最後に。お母さまからOさんに伝えたいことはありますか?

いわゆる普通の学校生活のルートを通らずにここまで来たけれど、多様性を受け入れてくれる学校に受け入れてもらったことで安心感を持って本人も取り組めているのかなと感じています。

安心安全な場にいられるからこそ将来のこともしっかり考えてもらって、自分が体験したことを世のため人のために還元できるような土台をN高で作っていってくれればいいなと思います。N高に入る前の4年間は、自分のことに集中し続けた4年間だと思うので、本人も自分の経験を今後の人たちに伝えていきたいと思う気持ちがあるのでそこを実現できるように頑張ってほしいなと思います。

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