N高等学校・S高等学校 ネットの高校ブログ

【大宮】キャンフェス備忘録~キャンパスフェスティバル実行委員を経験して~

 

※このブログは、大宮キャンパスの2年生石山さんに書いてもらいました。

 

ごきげんよう。皆さま、いかがお過ごしだろうか。

今回のブログは、大宮キャンパス、キャンパスフェスティバル実行委員のメンバーだった私が実際に経験したエピソードをもとに書いている。

 

キャンパスフェスティバル、略してキャンフェス。そして以下、キャンフェス。これはN/S高通学コースのメインイベントと言っても過言ではない。

汗と涙、眼精疲労と腰痛、肩こりを味わいながら1から10まで生徒が作り上げ、今まで「プロジェクトN(課題解決型学習プログラム)」などで培った知識・技術を駆使して作り上げる集大成なのだ。

 

始動の長月。

9月15日キャンフェスを動かす志を持った若き精鋭たち。彼らはそこで実行委員会として団結しようとスローガンを考えるために集まっていた。個々の思いがWeb会議ツール「Zoom」という閉鎖空間でアツく語られていた。自己研鑽を求める者、実力を試そうとする者……みんなの思いが重なり合いついに決定。

我々、大宮キャンフェス実行委員会のスローガンは“経験”と“オンラインの両立 ”。「プロジェクトN」で学んだタスク管理、計画性・行動性をより研磨し、例年と運用が変わったオンラインとオフラインの両者のクオリティ、つながりを強くすることを若き精鋭、改め実行委員たちは固く心に誓ったのだった。

 

戸惑いの神無月。

実行委員内での役割分担も決まり、私はデザイン装飾の部署長を務めることとなった。そしてある問題に直面していた。それはキャンフェスのテーマにまつわることだ。大宮キャンパスではテーマを全生徒にアンケートを取り決定される。そこで決まった今年のテーマが「カフェ」。

 

「カフェ」とはなんだ?

-カフェ(仏: café、伊: caffè)は、もともとはコーヒー豆やそれをひいていれたコーヒーの意味。転じて、客にコーヒーを飲ませるための店・施設を意味する。ヨーロッパの都市などにあるコーヒーをその場で飲ませる店のことで、特にパリやウィーンのものが有名。新聞や雑誌をその場所で読んでみたり、時には知人と談笑し、情報交換のできる場所として親しまれている。(一部「Wikipedia」より引用)

 

なるほど。だがそれをデザイン装飾として落とし込むのか……。そもそも記載されている内容に沿う形となるならば、とてもおしゃれな普段のキャンパスの本来の姿こそが「カフェ」として理想なのだはないのだろうか?

教室には机と椅子があるし、自動販売機には紅茶からカフェラテまでもが揃っている。休み時間になると生徒たちはお互いの趣味や興味のある分野を語り合っているではないか。偶然にも教室の壁には所狭しとステッカーや小物が飾ってあるし、飾り棚には「S」と「N」をモチーフにしたインテリア。よく見るとカフェにぴったりなケチャップと、パンにソーセージを挟んだ置物まであるではないか!

 

 

 

これはもうカフェなのではないか?そもそもカフェの飾り付けとはなんだ?美しいテーブルクロスの上に並べられたカップやカトラリーに、あらゆる方法で焙煎された特選のコーヒー豆が陳列されている空間。しかし今回のキャンフェスは飲食が禁止されているし、コーヒー豆などを販売するわけにもいかない。

 

私は悩みに悩んだ末に提出した企画書は、全体予算の3分の1も使用することを想定した迷走ここに極まった企画書だった。

怒涛の霜月。

キャンフェスまで残り1ヶ月をきり、準備もいよいよ大詰め。ここからが力の見せ所だ。デザインチームは企画書の修正と発注品の確認と他部署との仕事、そして個人的なことにはなるが私はスクーリングに追われていた。

 

企画書は詰めに詰め、本来あるべき比較的まともな企画書へとなっていたのだ。装飾品として提案していた砂糖入れやランプは却下。メニュー立てはキャンパスにあった小さなイーゼルを代用するという名案まで思いついた。実行委員長と一緒にブラッシュアップしたのだ。

 

私は疲弊して緩んでいた。スクーリングに他の部署との仕事の進捗確認、保護者の皆様を招くことはなくなり生徒のみの参加へと変更、AL活動(※1)、日々の勉強etc……これを言い訳に少しずつミスをし全体へと迷惑をかけ、苛立たせる日々。

 

※1 AL制度(アクティブラーナー制度)とは…N/S高では、アクティブラーニング(能動的学習)を取り入れています。積極的に学ぶ意欲のある生徒がさまざまなことに挑戦し、教養、思考力、実践力を主体的に高めることをサポートするためにできた制度。ALに認定された生徒は自身の目標達成のために時間割の一部をメンターと相談してカスタマイズすることができます。

 

だが落ち込んでいる暇などはない。沈む心を叱咤し、少しずつ取り返そうと足掻いた。

毎日仕事をして失敗し、寝る前反省点がぐるぐると頭を駆け回り、時には成功し胸を弾ませ己の成長に喜んだ。

 

決着の師走。

名の通り、12月は教職員・TA(ティーチング・アシスタント)が走り回る時期だ。そして今年は生徒も走り回った。スローガンを決めた時、窓から見えた青い葉は散り枝だけとなっていた。

実感がなかった。もう1週間もしないうちにキャンフェスが始まり、すべてが終わっているというのが。

 

キャンフェス当日。

実行委員は朝から登校し、前々日と前日に用意した席や機材の準備の最終確認をしていた。ちなみに下の画像の看板は私が書いた黒板アートと準備に精を出す私の姿だ。

 

キャンフェスが始まると最初は緊張していた実行委員たちもその余裕がないほど忙しそうであった。

 

『スマブラ』大会スペースでは歓声が度々上がり、カジノでは自分のカードとにらめっこをする生徒たち。

コースター制作したり、タトゥー(ボディーペインティング)を描くコーナーは参加希望をしていた生徒が楽しんでいた。盛り上がるステージからは次々と曲が流れ、拍手が鳴り止まなかった。

 

なんだか夢を見ているようだった。私はカジノのディーラーを担当しながら、キャンパスの端からすべてを眺めていた。

 

 

そして……準備にみんなで協力して作った看板や装飾を、たたみ、壊し、ゴミ袋へと詰め込んだ。

すべてが終わったのだった。実行委員会最後の全体ミーティング。誰もが疲れ、実行委員長もマネージャーもお疲れ様でしたの一言しか言えなかった。全員が帰宅し、いつも通りの教室を見回した。

 

キャンフェスは否応なく私を成長させた。この約3ヶ月の間、メンタルや知識・技術の力不足や欠点が、残酷にも己を突きささった。苦しみ、悩み行動するのは辛い。だがそれは成長するために必要なことだった。

 

大宮キャンパスでは伝統というわけではないが、2年生がキャンフェスを取り仕切ることが多い。私は2年生だ。2022年4月には3年生へと進級する。まだ先のことだが、来年はおそらく今年のようにキャンフェスのことばかりを考えることができないだろう。

 

私はこのキャンパスフェスティバルの経験は生涯忘れがたいものとなるだろう。

 

その他の記事

通学コース

【宇都宮】キャンパスの日常風景からわかること

2022/12/09

通学コース

【梅田】特進専攻に入るとどんな良いことがあるのか?生徒が語る座談会

2022/12/07

通学コース

【福岡】キャンパスフェスティバルに向けて準備中!

2022/12/07

CONTACT

ネットの高校について
詳しくはこちら