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オンライン通学コース

通学コースとどう違う?
オンライン通学コースのプログラミング授業

通学コースとどう違う?  オンライン通学コースのプログラミング授業

 

※このブログはオンライン通学コースのベーシッククラス2年生おさきさん、1年生Sさん、1年生Hさんに書いてもらいました。

 

皆さん、こんにちは。こちらのブログでは、オンライン通学コース(以下、オン通)でのプログラミングの授業について紹介します。私は昨年度は、実際にキャンパスに登校しながら学習する通学コース生としてプログラミングの授業を対面で受けていました。

 

コース変更を考えていた時に担任の先生から「オン通でも通学コースと同じようにプログラミングの学習ができる」と聞いていたので、授業の内容は変わらないんだろうなと思っていました。

通学コースでの授業と同様に個人で作品作りに専念することもできるのですが、オン通では授業内でTA(ティーチング・アシスタント)さんが生徒と一緒に企画をしていて、通学コースとは違った楽しさを感じることができました。

 

私はイラストが趣味なのですが、プログラミングの授業ではソフトを活用してイラストを描いたり、その絵をアニメーションにして動かしたりしています。下の画像は私が授業で制作したものです。猫のイラストはアニメーションですが、実際に動きます。    

 

 

続いて、9月に行ったMinecraft(以下、マイクラ※1)の中で開催した夏祭りを紹介します。

※1 ブロックを設置して遊ぶものづくりゲーム。素材をもとに建物や家具などを作り、ブロックを組み合わせ、オリジナルの世界を構築していく。近年、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使用されることも多い。

 

こちらはプログラミング授業で行い、当日は同じクラスの40名のメンバーと盛り上がながら動画編集を学びました。

夏祭りの会場はあらかじめ用意されていて、会場内を自由に回りスクリーンショットを撮影します。

 

会場では夜になると花火があがるので、夏祭りの会場と花火が一緒に映るようなベストポジションを探して撮影します。撮影した画像をつなぎ合わせ動画として編集してアルバムに残すという授業でした。

 

実際にどのような写真を撮影したか2名の生徒の作品を紹介します。

 

マイクラ夏祭りで動画編集を行いました。作業時間50分の中での編集作業。意識したことはマイクラの作品を使いながら、映画のように見やすい作品を制作することです。

制作してる途中にデータが消えてしまうトラブルもあって苦労はしましたが、授業の時間内に1分40秒の動画制作をすることができました。

※2 Adobe社による動画編集ソフト。

 

私はアルバムに夏祭りのワイワイとした雰囲気を残すイメージでこの動画を制作しました。撮影した画像をつなぎ合わせて動画として編集しアルバムという形で残すのですが、その前の段階の工程のマイクラの世界で撮影する時には作品の写りをよくすることを意識しました。

 

また、夏祭りの特徴的な部分を映すようにしました。「iMovie」(※3)で動画制作をした時は、思うように動作ができなくて、一つひとつのスライドをつなげるのにとても苦労しました。

※3 iPhoneなどのアップル製品に搭載されている動画編集アプリ。

 

オンライン通学コースには、担任・副担任の先生とは別でそれぞれのクラスに複数のTAさんがいます。

授業中のグループトークの手助けをしていただいたり、ネット学習室で質問に答えていただいたりしているとても頼りになる存在です。TAさんはそれぞれ得意分野があり、中にはプログラミングが得意な方もいます。

 

今回、このブログを書くにあたり、普段私たちのクラスのプログラミングの授業を担当していただいているTAさんにインタビューしてみました。    

 

まず、プログラミングの授業していて、特に印象に残っていることを聞きました楽しいことは、授業の前の何気ないイントロ(導入)の時間だそうです。「こういうのがあるんですよ」と紹介したことが、(Web会議ツールの「Zoom」の)チャットで盛り上がっていたりするのは見てて嬉しい気持ちになるそう。    

 

 

 次にプログラミングをやっていてよかったこと、今後役に立つなと思うことについて尋ねました。一番はやりたいことができるようになることだそう 。例えば、絵を描くのが苦手な人でもAdobeを使えばイラストを描くことができるし、コードを書くというプログラミングスキルを活用してアプリを作ったりする人もいます。

「こういうアプリが欲しいな」と思った時に自分で作れることが学んでいて一番楽しいし、良い点なのかなと思っているとのことでした。

 

次に、私たちはAdobeのソフトを使うことが多いですが、TAさんから見て一番扱いが難しいと思うソフト、簡単だと思うソフトを聞きました。

このブログでは動画編集ソフトのiMovieを紹介しましたが、Adobeでいうと動画編集は「Premiere Pro」が有名です。

 

ただPremiere Proはプロも使用するようなソフトで、比較的上級者向けに感じるとのことです。ちなみにAdobeの動画編集ソフトはライト版の「Premiere Rush」というソフトもあると教えていただきました。

 

サイト作成に関してはAdobeには「Photoshop」があり、手軽に扱えるものだと「Spark」などがあります。Premiere ProやPhotoshopはプロが使うだけあって、最初は操作が難しく、機能も多くて扱いづらい可能性もあるとのことでした。

 

Premiere Proの話題が出たのでAdobeで作業をするにあたってどれくらい学習時間が必要か聞いてみました「Illustrator」を特に長い時間練習していたとのことです。 一度触ったらすぐにステップアップすることは難しいので、何度もチェレンジしながら「こういうやり方で作れたんだ!」と学んだり、ネットの情報を見ながら「こういう方法があったんだ……」と、ちょっとずつステップアップすることが大切だと教えてくださいました。

具体的には、最初に一気につめこむ学習方法よりは、少し学んでちょっと作って……という繰り返しがおすすめとのことでした。

 

そしてTAさんが思うプログラミングに向いてる人はどのようなタイプの人かを聞いてみました。

 

一番には好奇心とか「やりたい!」という気持ちが重要とのこと。要領がいいという点も大事ではあるけれど「作りたいものベース」で進める   ほうが絶対に楽しむことができると思うのでやりたいことが ある人のほうが楽しめるし、良い形で学んでいけるんじゃないかと話してくれました。

 

最後に、TAさん自身はプログラミングをどこで学んだのか? 大学の授業などでもやっているのか聞いてみました。専門的に学んでるわけではなく、趣味の延長で独学で勉強しているとのこと。ただ趣味とは言いつつも、わりと真剣に取り組んでいるそうです。オン通の授業では「何かやりたい」「企画したい」という時にやってみるスタンスで積み重ねで勉強しているとのことでした。

 

プログラミングは生徒たちの間では特に人気のある授業で、みんな前向きに授業を受けています。授業で制作した作品を紹介するクラスのSlack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)チャンネルは常ににぎやかで、他の人の作品を見ることで自分のやる気にもつながり切磋琢磨しているというある種の文化があると思います。そんな様子を伝えたくて今回はプログラミング授業のブログを書きました。

 

まだプログラミングに触れたことがないという皆さんもぜひ挑戦してみてください!

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