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【神戸】アートな才能が爆発寸前!私たちの美術制作奮闘記
~描いて消してこねて塗って撮って~

 

※このブログは、神戸キャンパスの2年生、藤本さん、吉岡さんに書いてもらいました。

 

こんにちは!神戸キャンパスの藤本・吉岡です。今回は、アートな才能の開花を目指す私たちの活動を、それぞれの作品をとおして紹介したいと思います。

この記事では

・【こねて塗る】石粉粘土でマスコットを作ろう

・【描・撮】ペン画で細密画を描こう

・【描・消】水曜日のサバト

・【描】スランプと二次創作の沼からの脱出劇

という、4つのジャンルに分けて紹介していきます。

 

【こねて塗る】石粉粘土でマスコットを作ろう

私(藤本)はフィギュアが好きです。絵や作品が立体化し、実在していて手に取れるというのはやはりいいものだと感じます。粘土を使い始めたのもその一環で、自分の絵をフィギュアにできたら楽しいだろうなあと考えたのがきっかけでした。

 

石粉粘土を購入して作った最初の作品は、寅年ということもあり虎のマスコットでした。頭の中ではもっと曲線的で丸みのある虎を思い描いていたのですが、うまくいきませんでした。虎っぽいかな?と認識できる程度まで形を整えましたが、問題はそこからです。

 

彩色です。家にあったポスターカラーではうまく色が乗らず、そもそもペン先が太すぎて細部の塗り込みができません。しかしその時他に使える道具もなかったので、仕方なくそのまま着彩しました。やりにくかった……。最終的に出来上がったものがこちらになります。

 

これはこれで魔除けのような風格があり悪くないのですが、うーん、もっとかわいい感じにしたかったなあと思いつつ乾燥させました。

改善点があるというのは悩みどころでもあり、伸び代を感じられて楽しい部分でもあります。

行き詰まったので先生にいろいろ教えてもらおうと思い、学校に粘土と道具を持ち込みました。

 

高校2年生になって学校で粘土をこねることになるとは思いませんでしたが、童心に帰るとなかなかいいアイデアが出るようです。アイデアスケッチの中から良さげなものを何個か選び、形にしました。

下の画像がそのとき製作した作品たちです。

 

なかなかかわいくできました。 左端は先生の作ったひよこです。

先生は忙しいにも関わらず、1対1でていねいに教えてくださり、成形した後のひび割れを消す方法など、いろいろと役立つ技術を学ぶことができました。

乾燥の時間が足りず生乾きの粘土作品たちを慎重にしまいながら、私はもう次にどんなものを作ろうか考えていました。

 

そうして思いついたのが、ネッシー。首長竜のフォルムには曲線が多く、粘土でも作りやすいかもしれないと考えたのです。それから資料を集めて構想をスケッチしました。

そしてポスターカラーには別れを告げて、アクリル絵具を購入。速乾性のアクリル絵具と石粉粘土は相性が良く、つやのある質感に仕上がります。

そして出来上がったのがこちらのネッシーです。

 

絵具の青が良く馴染んでいます。目の部分は爪楊枝の丸い方を押し付けて凹ませています。かなりお気に入りです。

いずれはもっと大きなサイズに挑戦し、フィギュアと呼べるような作品を作りたいと思っています。

 

 

【描・撮】ペン画で細密画を描こう

私は建物も好きです。たまに電車に乗って知らない駅で降りて、面白い建物を求めてうろうろしています。

雰囲気のある建物を見つけると、いつ建てられて、なぜ建てられて、どんな人々が関わっていたのかなど、いろいろと想像を膨らませています。

建物の大きさや、空間を感じられる風景が好きです。写真にうまく収められるとなおのこと。

 

気になる建物を見つけたら写真を撮り、その写真を眺めつつ絵を描きます。丸ごと書き写すわけではないのですが、いつも何気なく見ていた建物も、よく見ると面白い構造やモチーフが隠されていたりするのです。

出来た絵を眺めるのももちろん楽しいのですが、描いている最中にここの建物にはこんな人が住んでいて、ここはこういう地名が付いていて……という妄想を繋げていく時が一番ワクワクしています。

 

また、時にはあえて無機物でない生物のデザインを取り入れてみたりもします。下の左の絵は蜂、右の絵は戦艦からそれぞれ連想して制作しました。特に左は違和感なく蜂っぽさを落とし込めたと感じており、非常にお気に入りの一枚です。

 

今は一面から見た景色しか絵にできないのですが、いつかもっと絵の技量を上げて、さらに立体的で、迫力のある絵が描けるようになりたいです。

 

現実では有り得ないような作りの建物や状況でも絵の中では実現できるのがいいところです。

街の上に船が座礁していたり、飛行船の下に街がぶら下がっていたりすると、そうなるまでのさまざまな過程が思い浮かんでずっと眺めていられます。

 

自分でもどのような絵が出来上がるかハッキリとはわからないので、完成するまでもしてからも非常に楽しめます。

先の粘土の話にも続くのですが、私は自分の頭の中で何かを形作ったり、あやふやなイメージを形にしたりするのが好きなようです。

今も造形や彫刻、ものづくりに携わることのできる進路を模索しています。そして願わくば、いつかこういう街、建物に住んでみたいなあと思っています。

【描・消】 水曜日のサバト

私(吉岡)はまだデッサンを始めて9ヶ月程度のひよっこ。美術大学に進学したいと思っていますが、基礎ができないのは後々困ると思い、デッサンを始めました。

 

放課後、美術大学志望者やアートに興味のある生徒が集まって制作活動をしています。私はデッサンの上達を目指し毎週水曜日の放課後に練習しています。それぞれの活動を紹介するSlack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)のチャンネルも開設されており、私は「神戸画塾」という名前で活動していますが、今は一人です……。

 

下の絵は昨年の5月ごろにとある大学主催の画塾イベントに参加した際に描いたものです。紙コップとティッシュの箱を描きました。

 

本格的に意識して描いたデッサンはこれが最初です。処女作ですね。色が薄くてボヤけてしまっている印象ですが、最初にしては形がちゃんと取れていると私は思います!制作時間は約6時間だったでしょうか。ちょっと時間がかかりすぎかもしれません。

 

また、神戸キャンパスでは放課後にデッサン会を行なっています。先生や生徒が声かけをし、その時々で参加したい人が集まります。下の画像はデッサンで制作したものです。

 

どんなモチーフにも真剣に取り組んでいます。手のデッサンは自分の中でもよく描けたと満足しています。ワイン瓶とリボンをモチーフにしたデッサンは、現在進行形で制作中のもの。

 

父がデッサンを経験していたので、コツや質感の出し方などを教えてもらうこともあり、ありがたいですね。しかし、まだまだレタリングや奥行きなど苦手なことはたくさんあります。一番の課題は「時間」です。

 

私は書き出したら完璧に納得するまで書き続けてしまいます。芸術活動ではいいことなのですが、デッサンは大抵制作時間が決まっています。

美大入試のデッサン実技の制作時間はおよそ3時間。この時間内に完成させるべきところ、私の作品は平均して一枚大体12~15時間程度かかります。うかうかしていられません。

 

挑戦したいこともたくさんあります。木炭デッサン、石膏、人物etc……。自分が納得できる絵が描けるよう、これからも頑張っていきます。

【描】スランプと二次創作の沼からの脱出劇

次は「絵日記」について。これは私の“想像力”と“私らしさ”を見つけるために始めました。

一時期ひどいスランプに陥ってしまい、何を描きたくて何を表現したいのかわからなくなったことがありました。性格的に個人主義な私は常に「何を描いたら喜ばれるのだろう」とばかり考えていました。

 

そこで担任の先生に相談したところ、絵日記をつけるのはどうかと提案していただきました。

一日一枚の紙を自分のために、自分の描きたいもので埋めていきます。その日あったことでもいい。見たものでもいい。思いついたものでもいい。

よし、絵日記生活スタート!……とはいきませんでした。

 

今まで二次創作(既存のキャラクターをもとに制作するもの)ばかりしてきたので、すぐに思いつきません。何を描けばいいかわからない私は好きな歌手の洋服を書き始めました。

 

最近は有名人の顔やよくわからない生き物を描いています。

 

横顔ばかり。毎日は続かず描かない日もありました。

 

そうしているうちに、一つ成長できたことがあります。

それは他人と自分を比べてしまうことをやめたことです。紙いっぱいに埋めた私の絵を見ると自分の癖や個性がよくわかります。

私はボールペンで描くので間違えてもいい、下手でもいいと自分に言い聞かせてきました。すると、上手い人の絵を見て落ち込むことが減り「私は私。私にしか描けない絵なんだから比べる必要は​​ない」と心に余裕ができました。

■最後に

今回このように自分の活動を発信する機会をもらえたのは、N/S高ならではの経験だと感じています。自身の活動を振り返りながら成長を感じることができ、他の人へ伝えたいという想いが生まれました。

神戸キャンパスには個性豊かな仲間がたくさんいます。絵を描いたことがある人には共感を、描いたことがない人には興味を感じていただけたら幸いです。

 

N高生の皆さんやN高への進学を考えている方々にN高がやりたいことを最大限に応援してくれる場所であることが伝わったなら嬉しいですね。

 

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