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外国語教育

【外国語教育課】マンスリーレポート#4
King’s College London合格 オンラインコーチング海外総合クラス 市川さん

【外国語教育課】マンスリーレポート#4 King’s College London合格  オンラインコーチング海外総合クラス 市川さん

 

市川さんはこの3月に、世界の大学ランキング(2022)において35位(例えば京大は33位)である「King's College London (KCL)」のFoundationプログラム(※1)に見事合格しました。

※1 Foundationプログラム…King’s College Londonの学士課程へ進むための準備コース

 

出願のきっかけとなったのはオンラインコーチング海外総合クラスでのエッセイワークショップ。

学園職員の湯野川さんは「書き終わったエッセイをどこにも提出せずに卒業するはもったいないから、エッセイを必要とするKCL大学のFoundationのプログラムに出願してみましょう」と市川さんに声をかけたそう。当時、University of Westminster Fine Art Mixed Mediaだけを目標に学習を続けていた市川さんに、自分の可能性を確かめて欲しいという気持ちがあったとのことです。

 

最終的に、進学先はずっとやりたかった音楽や芸術を優先しUniversity of Westminsterを選択した市川さん。彼がどのようにして海外の大学進学という夢を実現していったのか、お話を聞いてみました。

 

市川さんはご両親の影響で小さい頃から海外で学びたいという気持ちを持っていたそうです。

また、音楽を聴くことがずっと大好きで、中学生の終わりから作曲も始めました。作成したトラックはサウンドクラウド上に今も継続的にアップしています。演奏スキルも幅広く、さまざまな楽器や機材を扱うことができます。

 

 

 

海外で音楽を学ぶという目標を持ちながら、高校1年は公立へ進学。

しかし「みんなが日本の大学を目指していて、このままだと海外大学に向けた勉強ができないのでは?」と感じたそうです。そこで両親を説得し、高校2年からN/S高へ転校。転校と同時にオンラインコーチング海外総合コースを選択しました。

 

最初は英語力をなんとかつけないと!という気持ちでした」

高校2年時点での英語力は英検2級。そこから約1年オンラインコーチング海外総合コースで徹底的に英語を鍛えました。プログレスチャートという計画表に基づきLRWSの4技能※2それぞれ違う課題をこなし、2週間に1回、英語でグループディスカッション。英語を学習するだけでなく、相手の意見の聞き方、分からない時のたずね方などディスカッション技術を基礎の基礎から学びました。

 

最終的に3年生の11月ロンドン滞在中にIELTS(※3)の総合平均スコア(オーバーオールスコア)で 6.5を獲得特に日本人の苦手とするSpeakingでは、7.0という驚異的なスコアをたたき出したのでした。

※2 LRWS…語学を習得する上で必要なListening・Reading・Writing・Speaking(聞く・読む・書く・話す)の4つの技能のこと

※3 IELTS(アイエルツ)…国際的な英語能力検定試験。3.5~9.0の値の中で各セクションのスコアおよび総合平均スコアを換算。

 

3年次は海外のどこに進学するのかを見極める一年でもありました。

まず、文部科学省が実施する留学促進キャンペーン「トビタテ留学Japanへ応募。「英語力というより、必要なことは高い志であり、目標とそこまでの計画を重視してくれたのがすごく嬉しかったです」と振り返ります。選考では、大好きな音楽で世界の人とつながりながら海外で学び、日本でクラスを開いて音楽の作り方を教えるという計画が高く評価され、見事派遣留学生に選出されました。

派遣留学生による壮行会のムービーをこちらからご覧いただけます

 

トビタテ応募当初留学先にカナダの大学なども考慮に入れていましたが、楽器演奏だけではなくパソコンを使った音楽プロダクションに興味があり最終的にロンドンのPoint Blanc Music Schoolのサマースクールを選択しました。そこでミュージックプロダクション、DJ、ヴォーカルトレーニングなどを学びました。写真は留学当時のロンドンでのものです。

 

 

 

また、Point Blancを進学先として準備を進める中、インスタレーションアーティストの池田亮司氏の個展で視覚芸術と音楽の融合を目の当たりにし「これがやりたい!」と思うように。

 

そしてアート音楽とアート両方を学べるというUniversity of Westminster Fine Art Mixed Mediaに関心を持つようになりました。

 

市川さんは大学まで足を運び、直接教授達に質問をしたり、音楽スタジオの最新の機材に実際に触れたりすることで、University of Westminsterを最終的な進学先として選ぶことを決めたそうです。写真は市川さん自身が制作したアート作品。

 

 

11月に帰国してから、作品ポートフォリオの作成に追われる中、オンラインコーチング海外総合コースに復帰。湯野川さんの勧めでネイティブレベルの英語力を持つ生徒が集まる英語討論(※4)という授業を受講しはじめました。

※4 英語討論講座は英語母国語レベルの生徒を対象にした選択制の講座です。所属しているコースによって選択できない場合もございます。

 

授業では2つの記事を選、それについて討論します。

はじめは上手く話せず、そうだね〜と相槌を打つ程度のリアクションしかできませんでしたが、次第にトピックに合わせて時事問題などの具体例を当てはめられるようになりました」と市川さん。の授業をとおして、卒業後の留学生活での不安が払拭できるまでにスキルアップできたようです。

 

最後に、本人からのメッセージを紹介します。

 

 

こんにちは、市川冠樹郎です

僕は今高校3年生、卒業間近のN高生です。(2022年3月現在)

普段はネットコースに通いながら、オンラインコーチングの英語強化クラスで英語学習をしています。その他にも音楽制作や、インスタレーションというジャンルのアート作品を制作しています。

 

僕は高校2年生になるタイミングでN高に通い始めました。それまでは全日制の公立高校に通っていました。

僕は小さい頃から、海外に興味があり大学に行くなら海外大学に行こうと決めていました。僕が通っていた公立高校での学習内容は、国内大学への進学を目的としたもので、他の生徒に訪ねても全員国内への進学を目指していて、その頃からその高校にいることへ疑問を抱いていました。

 

N高を知ったきっかけは、中学生の頃から仲がよかった友だちがN高へ通っていたからです。またその時働いていたバイト先の友だちもN高へ通っていたので話を聞く機会が増え、次第に僕のやりたいことをするなら、N高がベストなのではないかと思うようになりました。そのことを両親へ相談すると応援してくれてN高への転校が決まりました。

 

僕は小さい頃から海外に興味があったと話しましたが、それは僕の両親からの影響が大きいと思います。父は若い頃にアフリカの奥地に1人で旅に出ており、そこでピグミー族と出会っています。僕の母はアメリカ大学を卒業しました。両親の話を聞き大きくなったら僕も海の外の国を見に行こうと決めました。

 

そのためN高在学中、ロンドンのUniversity of Westminsterへ進学するためオンラインコーチング海外総合クラスで英語のスキルを伸ばしてきました。オンラインコーチングは生徒一人ひとりへのサポートがしっかりしていて、自分のペースで学習を進められます。

 

僕は英語学習の他にもやりたいことがたくさんあるのでとても助かっています。英語討論講座では毎週水曜日に2つの記事についてディスカッションをします英語のスキルを伸ばすのに人と話すのは大切なことなので、毎週あるこの機会に感謝しています

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