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N/S高全体プロジェクトN

【特別審査会】プロジェクトN集大成、そして次のステージへ。

【特別審査会】プロジェクトN集大成、そして次のステージへ。

 

先日の『プロジェクトN「特別審査会」「マイプロジェクトアワード」への道でもお知らせした、プロジェクトN『特別審査会』が2月5日(月)に銀座松竹スクエア セミナールームにて開催されました。

 

「プロジェクトN」は昨年6月の『N高カイギ』から始まり、生徒達が1年を通して取り組んできた長期実践型の学習プログラム。

プロジェクトNに取り組んできた生徒のうち、プロジェクトの事業化や起業を目指したい代々木キャンパス・心斎橋キャンパスの7チームが自主的に応募し、書類審査を経て、「起業部」メンバーが選出される「特別審査会」に臨みます。

 

N高起業部では、生徒達が自分たちのプロジェクトをもって起業するためのサポートを受けることができます。

ビジネスモデルの構築や事業計画書作成についての指導や最大1,000万円の起業支援金などが用意されています。

 

 

特別審査会の審査員を務めるのは、川上量生(学校法人角川ドワンゴ学園 理事)、夏野剛 (株式会社ドワンゴ 取締役)、堀江貴文 氏(SNS media&consulting 株式会社 ファウンダー)の3名。

生徒達のプレゼンに対し、厳正な審査をしていただきます。

 

この日はメディア関係者や観覧の方々が多く会場に足を運んでいただきました。

はじめに、メディアの方向けに「N高起業部」設立の記者発表会が行われました。

その後、生徒や保護者さんなどの観覧の方もいる中、生徒達によるプレゼン発表である特別審査会が始まりました。

 

マイクを持つ手が震えるほど緊張しながら、審査員の前でプレゼンを行っていく生徒達。

緊張しながらも堂々と自分の考えを審査員やオーディエンスに伝えようとしていた姿勢は、半年前の彼らの姿からは想像もできないほど成長していました。

 

発表後、審査員からは『起業』という視点を主眼に厳しい質問が行われましたが、ひるむことなくしっかりと質問に答えており、全力で真剣に取り組んでいるのだと感じさせれられました。

 

全てのチームの発表が終わり、審査通過の5チームが発表されます。

※()内表記は在籍するキャンパス

 

『障害者支援プロジェクト(代々木)』

『CHEFDELI(代々木)』

『SVR(代々木)』

『1000円VR(心斎橋)』

『こころプロジェクト(心斎橋)』

 

以上5チームが審査を通過し、「起業部」メンバーへ選出されました。

 

 

 

審査員3名からは今回の特別審査会を終えて、以下のように講評をいただきました。

 

・川上量生(学校法人角川ドワンゴ学園 理事)

正直、皆さんがされたプレゼンは実際に起業できるかというと厳しいものだと思います。ですが、それは当たり前のことです。みなさんにはこれから、現状に満足することなく現実は厳しいので頑張ってほしいと思います。起業は一人でやるものではなくて、世の中のいろんな人に、手伝って、助けてもらわないと成功しないものです。そのためには、他人をどう説得するかが一番重要となってきます。信念を持っていること、それをちゃんと形として示せることが重要ではないかと思います。頑張ってくだください。

 

・夏野剛(株式会社ドワンゴ 取締役)

今日のプレゼンは、みなさんに、もう少し頑張ってほしかったと感じました。なぜなら、しっかりと下調べが行われてなく先行事例などを把握していなかったからです。なので、皆さんからあまり気迫が感じられませんでした。徹底的に使う人の立場になったサービス、製品というのを「徹底的に」突き詰めて考えてみてください。多分、大人に相談すると「それはできないよ」「それはムリだよ」「テクノロジー的に無理かな」と考えてしまいますが、そういうところにチャンスがあると思うので、これから、皆さんには時間と起業支援金が付くみたいなので、半年くらい思いっきり疾走してみてください。頑張ってください。

 

・堀江貴文(SNS media&consulting 株式会社 ファウンダー)

正直、ちょっと微妙なプランが多くて、もう少しプレゼンする段階でプロトタイプぐらいは作っておいてほしかったと思います。そうしないと判断ができないです。多分、今のままのプランだと恐らく、スモールビジネスにもならないと思うので改良してください。実際動いていくと、「あ、全然だめだな」とか思ったりするかと思います。「これはだめだ」と思ったら、すぐ別のプランを考えて、すぐ新たなことに行動するのが大事だと思います。最初のプランにこだわらずに、新しいプランにさっさと乗り換えるような感じにしてもいいのではと思いました。

 

審査員3名からは厳しい意見をいただき、自分たちのプロジェクトがまだまだ未完成であることを実感する結果となりました。

 

しかし、大事なのは今回の経験を糧にして、それをプロジェクトの推進力に変えていくこと。

未熟な部分があるということは、それだけ伸びしろがあるということです。

審査員からのアドバイスをしっかりと咀嚼して、今後の活動に生かしてほしいと思います。

 

特別審査会は決してゴールではなく、ここからが本格的な始まりです。

これから大変な起業までの道のりは大変なこともあるかと思いますが、N高から起業家が誕生することを楽しみにしています。

 

 

ー審査会に臨んだ生徒の感想(一部)ー

生徒達に特別審査会を終えての心境とこれからどうしていきたいかを聞きました。

 

「特別審査会は厳しい結果となりました。しかし、今後に繋がる良い機会となったので、引き続き頑張ります。」

 

「特別審査会では起業部に落ちてしまいました。ですが、今後もプロジェクトは続けていくので、審査員の皆様からいただいた講評をもとに、より良いものにしていきたいです。」

 

「特別審査会を終えて、自分たちの甘さがよくわかりました。これからは、サービスを価値あるものにできるように頑張りたいです。」

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