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グループ面談で論理的な思考を養う

グループ面談で論理的な思考を養う

 

N高では、TA(ティーチング・アシスタント:以下TA)と生徒数名によるグループ面談を毎週実施しています。

グループでのディスカッションを通じて、自分の意見を論理立てて説明したり、他者の意見を客観的な視点で受け止めて判断する力を身につけるのが主な目的です。

週に1度30分間の時間で実施されるグループ面談では、社会の時事問題などを議題として取り上げ、生徒はそれらの議題に対して賛成派、反対派にわかれてディスカッションを行います。

TAはファシリテーターとして議事の進行役を務め、生徒たちが円滑に議論できるようサポートします。

 

グループ面談では、自分の考えや意見を積極的に発言する力が試されます。そして、ただ発言するだけでなく、相手を納得させるには自分の意見に説得力をもたせる必要があります。目の前の情報を分析し、考えをしっかりと整理することで自分の意見を論理的に相手に伝える力が鍛えられていきます。

また、相手の意見に耳を傾けるということも大切です。自分とは反対の意見だとしても、相手を尊重し、多様な意見を受け入れることで議論をさらに深めていくことができます。自分の意見を伝える力と同様に、自分とは異なる意見を持つ人の言葉に耳を傾ける力も養われます。

 

先日、TwitterをはじめとしたSNS上で、「NHKの”キズナアイ”登用」に関するとある投稿を発端としてさまざまな議論が巻き起こりました。

 

キズナアイとは…

動画投稿サイトYouTubeで活動するバーチャルYouTuber(以下、V Tuber)。

 

その流れを受け、10月の第3週に実施されたグループ面談では「NHKの公式サイトでV Tuberの”キズナアイ”を解説員として使うことについてどう考えるか」という議題を設定し、話し合いをしたグループもありました。

 

賛成派と反対派がお互いの意見を尊重しつつ、双方が納得できるまで議論を交わします。春に初めてグループ面談を実施したときよりも明らかに成長した生徒たちの姿がそこにはありました。地道な積み重ねによって、ディスカッションの力は着実に鍛えられているようです。

複数人で議論をするという経験は、プロジェクト学習やその他のシーンでも必ず役立ってくれるはず。

 

今後もさまざまなテーマをもとに、グループ面談は続いていきます。

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