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令和元年度「オンライン卒業式」を3月18日に挙行〜第2期生 2,960名が卒業〜

 

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)は、3月18日(水)、豊洲PIT(東京都江東区)において、「N高等学校 令和元年度 卒業式」を挙行しました。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、第2期生となる今年度の卒業生2,960名は全国の自宅からオンラインで卒業式に参加しました。卒業式の模様は「ニコニコ生放送」でライブ配信され、卒業生や在校生たちのコメントが会場のスクリーンにリアルタイムで流れました。

 

 

本年度卒業式の開催予定会場であった豊洲PITのステージには奥平博一校長が登壇し、当日会場で参加予定だった35名の生徒へ画面越しに卒業証書を授与しました。

名前を呼ばれた生徒は、ビデオ会議ツール「Zoom」を通じてステージ上のスクリーンに写し出され、それぞれの担任からのメッセージとともに卒業証書を受けとりました。また、卒業生代表として、バーチャルN高生に卒業証書が授与されました。

奥平校長からは卒業生に「これからそれぞれの道に進みますが、挑戦すること、 他者を大切にすることを忘れずに自分らしく前へ進んでいってください。疲れた時には N 高校のことを振り返って一休みして、また前へ進む準備をしてくれたら嬉しいです。卒業おめでとうございます」とメッセージが贈られました。

 

卒業証書授与の後、奥平校長の式辞、山中伸一理事長の祝辞に続き、来賓の天野浩さん(名古屋大学未来材料・システム研究所教授)、40mPさん(音楽家)、時雨沢恵一さん(作家)、古市憲寿さん(社会学者・作家)、橋本聖子さん(東京オリンピック・パラリンピック競技大会 担当大臣)から動画でお祝いメッセージをいただきました。

 

上の段 左から:天野浩さん、40mPさん、時雨沢恵一さん、下の段 左から:古市憲寿さん、橋本聖子さん

そして、令和元年度卒業生の中から、在学中に目覚ましい活動や成果を納めた生徒7名の特別表彰が行われ、トロフィーが授与されました。

 

山口莉来さん クラウドファンディングで留学資金を集めるなど、起立性調節障害の乗り越え活躍

平川晴常さん プロジェクト「SmartVJ – 参加型の新しいメディアアート」が2019年未踏Jrに採択

市川綾音さん 東京モーターショー内で実施された「10代未来会議」に高校生代表として登壇

河合佑真さん N高起業部第2期生として、アスリート支援サービス事業「株式会社SUPOTA」を設立

川畑和愛さん 日本スケート連盟 強化選手。全日本フィギュアスケート選手権大会3位、世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会出場

吉野匠さん 「国際言語学オリンピック2019」で日本人初となる金賞を受賞

上野愛咲美さん 全棋士出場の囲碁一般棋戦「第28期 竜星戦」で女流棋士として史上初となる準優勝、史上最年少で女流棋聖獲得

 

在校生代表の小山一哉さんから送辞が送られ、卒業生代表の武藤胡桃さんが答辞を読み上げました。続いて校歌斉唱をし、N高生限定の配信画面には、卒業生全員の氏名と思い出のシーンや各キャンパス教職員からのメッセージを添えたエンドロールVTRが流れました。

 

最後にステージに立ったのはN高応援団。羽織袴に身を包み応援団長に扮した奥平校長と学ラン姿の教職員がサプライズで登場し、巣立っていく卒業生に熱いエールを送りました。スクリーンには驚きとともに「ありがとう!」「泣ける」「888888」といったコメントで溢れ、感動と拍手の中で「令和元年度 N高等学校 オンライン卒業式」は幕を閉じました。

 

<令和元年度 N高等学校 オンライン卒業式 概要>

【日時】2020年 3 月18 日(水)14:00~15:30

【場所】豊洲PIT(東京都江東区豊洲6丁目1−23)

【式次第】

一、開式の辞

一、卒業証書授与

一、学校長式辞 奥平博一

一、理事長祝辞 山中伸一

一、お祝いメッセージ

一、特別表彰

一、在校生代表送辞

一、卒業生代表答辞

一、校歌斉唱

一、閉式の辞

一、エンドロール

【ニコニコ生放送(タイムシフト視聴可能)】https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324054849

以下、奥平校長式辞の全文を掲載いたします。

 

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者、ご家族、ご友人の皆様、おめでとうございます。

最初に、お許しをいただきたいと思います。今日の式にリアルに参加をすることを楽しみにしてくれていた卒業生や保護者の皆様、出席、ご臨席いただくことができなくなったこと本当に申し訳ありません。皆様やご家族の方の安全と健康を考えて学校長として判断したものです、どうかお許しください。

同時にこうも思っています。このような光景は、N高校では日常的に行われていることです。リアルでなくても、我々は、ネットで、情報の伝達やコミュニケーションを行ってきたのです。今日は、さらに卒業式という感動の想いをネットを通じて共有する空間を皆で作り上げることに挑戦しましょう。これこそ未来の姿なのかも知れません。

さて、今日は、卒業のお祝いと同時に、お礼を言わせていただきます。N高校は、生徒の皆さんがいてこそ成り立つ学校です。

たくさんの高等学校からN高校を選んでくれて、本当にありがとう!

昨年の卒業式でもお話させていただきましたが、皆さんが受け取る卒業証書、モノとして考えたとき、単なる一枚の紙にすぎません。

でもどうでしょう。その1枚を手に入れるまでのことを思い起こしてください。皆さん、一人ひとりそれぞれに物語があるはずです。我慢できないくらい嫌だったこと、眠れないほど不安だったこと、悔しかったこと、諦めかけたこと、もちろん楽しかったこと。その1枚には、いろいろな、皆さん一人ひとり、自分だけの物語が入っているのです。人は、ついつい他人の評価や賞賛を気にするものです。でも、他人の評価によって、自分の生き方を考えるなんて話はないですよね。

本当に自分がやりたいこと、興味関心があることに没頭しているときは、こういった他人の評価は考えてもいないはずです。この世に必要でない人は存在しません。貴方は、貴方だから素敵なんです。自分に自信をもってください。

そして、もう一つ、その卒業証書は、決して一人の力で手にしたものではないということもわかってください。陰ながら、しっかりと貴方を見つめ続けていた、お父さんお母さん、家族のみんな、友人。人は、一人では生きていけるものではありません。

さぁ、今日だけでも、今日だけは、自分が思う感謝の言葉を口に出してみましょう。「ありがとう」素敵な言葉です。これからもこの素敵な言葉を、自分の周りの人に言える人になって欲しいです。

そして、こうも考えてほしいのです。貴方の最大の応援団は、貴方自身です。どんな時も、貴方自身を応援し続けてください。自分を信じてください。

保護者の皆様、ご家族の皆様、友人の皆様、われらのN高校卒業生を今まで、暖かく見守っていただきありがとうございました。

今までの出来事を思い出すと、本当に今日の日の喜びもひとしおかと推察いたします。本当におめでとうございます。

N高校は、たった6年前に生まれた学校ですが、生徒数12,000人を超える学校になりました。たとえ生徒が100万人になろうと、我々は、生徒一人と向かい合える学校にしていくつもりです。そして、いつ卒業生の皆さんが振り返っても、我がN高校は存在し新しい光を放ち続けています。

ここにネットでつながっている皆さんは、私共にとってかけがえのない、仲間だと思っています。卒業後も、これからも皆さんとN高校とは、いつもネットで繋がっています。まさに未来の姿がここにあるのです。

本日は、卒業おめでとうございます。そして、もう一度言わせてください、N高校を選んでくれてありがとう!

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