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令和四年度 N中等部・N/S高「メタバース入学式」
Zホールディングス川邊社長祝辞や音楽家SASUKEさん
校歌斉唱LIVEで6,000名以上の新入生を歓迎

 

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)およびS高等学校(同S高)、N中等部は4月10日(日)17時00分より、学園初となる中高合同での入学式「令和四年度N中等部・N高等学校・S高等学校 メタバース入学式」を、株式会社バーチャルキャスト、株式会社ドワンゴの協力のもと、メタバース空間内にて執り行いました。

 

令和四年度に入学する6,000名以上の生徒(N中等部・N/S高合計)はオンラインで入学式に参加しました。司会はバーチャルアナウンサーである一翔剣さんが務め、メタバース空間内に建設された隈研吾氏の設計によるVR校舎 「学びの塔」にて挙行しました。この「学びの塔」は入学式後、生徒がVRヘッドセット「Meta Quest 2」を使って自由に入ることができるようになっており、「学びの塔」で撮影した自撮りの写真を空間内に飾れるなど、生徒同士で楽しめる空間になっています。

 

VR校舎「学びの塔」にて司会を務めた一翔剣さん

 

式ではZホールディングス株式会社 代表取締役社長Co-CEO(共同最高経営責任者)の川邊健太郎さんなどからお祝いの言葉をいただきました。川邊さんからは、新入生に向けて「未来を創る上でも、夢をぜひこの学生時代に持ってもらいたいなと思います。夢が叶わないこと、思い悩むこともいっぱいあると思います。安心してください。それも大丈夫です。世の中が移っていくさまに従って自分自身の夢をどんどん変えたっていい。夢も何度でも変わって、そして未来を創っていくような、そんな皆さんになっていただければ嬉しいです」とエールをいただきました。

 

Zホールディングス株式会社 代表取締役社長Co-CEO(共同最高経営責任者)の川邊健太郎さん

 

次に、新入生代表による宣誓が行われました。N/S高の新入生代表はMeta Quest2を使用し、メタバース空間にてアバターで宣誓しました。テニスに取り組んでいるS高新入生代表、辻岡史帆さんは「私の夢はトッププロとなって世界で活躍することですが、人生の目標はその先、それまでの経験を活かして社会に貢献できるセカンドキャリアを築くことです」と、自身の目標について語りました。

 

アバター姿のS高校長 吉村総一郎(左)と辻岡史帆さん(右)

 

囲碁棋士であるN高新入生代表、上野梨紗さんは、「囲碁の活動だけでなくN高の科目授業や様々な課外活動にも参加することで、私の将来に役立てていきたいと思います」と、今後の学生生活で取り組みたいことなどについて話しました。

 

アバター姿のN高校長 奥平博一(左)と上野梨紗さん(右)

続いて、新入生紹介として、希望に夢を膨らませたN中等部・N/S高の新入生の皆さんに「入学しようと思ったきっかけ」や「学校で取り組んでみたいこと」などを話してもらいました。N中等部の新入生、吉原笑里さんは、「プログラミングをやってみたい」「陶芸をしているので、自分の作品をネットで売ってみたい」。すずきゆうかさんは、「DTMでオリジナル曲を作ってSNSに投稿してみたい」とこれからの目標について語りました。

 

N/S高では、新入生の中から事前に応募した生徒が3Dキャラクター作成アプリ「カスタムキャスト」で作成したオリジナルのアバターで参加しました。S高新入生の山内結月さんは3年間でやりたいことについて「投資部に入って資産運用をしたり、研究部に入ってシステムニューロサイエンスの研究がしたいです。また、英語やプログラミング、数理科学も学びたい」と話しました。N高新入生の石野綸大さんは「やりたいことはまだ決まっていないけれどN高はいろんなことに触れる機会が多いと思うので、そのなかで自分の一番の趣味に出会い、それを仕事にしたいとか、関連する仕事に就きたいとか思えるようにしたいです」と話しました。次にS高新入生の藤井ここ乃さんは「クリエイターになりたいので、Adobe Creative Cloudを使って将来に向けて勉強していきたい」と話しました。N高新入生の中村聡伽さんは入学しようと思ったきっかけについて「授業でイラストや歌を教えてくれるだけでなく、N高はディスカッションの授業や、いろいろな企業の方を招いた授業があったりして、将来に役立ちそうだなと思って入学を決めました」と話しました。

 

入学後の抱負について語る新入生の皆さん

次は、N/S高の本校紹介です。VRコンテンツ「バーチャルキャンパス」を使って、N高沖縄伊計本校とS高茨城つくば本校の校舎の中や周辺施設を巡りながら紹介しました。VR空間の360度の映像や音声を通じて、まるでその場にいるような視点で実際の本校を見学することができるもので、N/S高の生徒は学習アプリ「N予備校」からいつでも利用可能です。

 

その後、学園の年間イベントの紹介映像を経て、いよいよクライマックスの「校歌斉唱LIVE」。音楽家でN高卒業生のSASUKEさんが、新入生のみなさんのためにN高校歌『代数Nの方程式』、S高校歌『夢で描けば』そして、N高応援歌『希望の定理 ~I‘ll make your wish~』の3曲のリミックスバージョンを特別に披露しました。

 

校歌斉唱LIVEでパフォーマンスを披露したSASUKEさん

オンライン参加した生徒からは「入学式めちゃめちゃ楽しかった!」「こんな楽しい入学式は初めてです」「全力で走れるように頑張りたい」「イベントが楽しみ」など数多くのコメントが寄せられました。

 

<令和四年度 N中等部・N高等学校・S高等学校 メタバース入学式 概要>

【日時】2022年 4月10日(日)17時00分より

【場所】メタバース空間内(バーチャルキャストを活用)

【登壇者】折原ダビデ竜(N中等部共同スクールプレジデント)

奥平博一(N高校長)

吉村総一郎(S高校長)

【司会進行】一翔剣(バーチャルアナウンサー) 

【式次第】

一、開式の辞

一、スクールプレジデント・学校長式辞

一、お祝いメッセージ

一、新入生宣誓

一、新入生紹介

一、本校紹介(S高茨城つくば本校・N高沖縄伊計本校)

一、年間イベント紹介

一、校歌斉唱LIVE

一、閉式の辞

【特設サイト】https://nnn.ed.jp/lp/entrance_ceremony_2022/

【ダイジェスト】https://youtu.be/TjmUCxyi7Pw

 

■N中等部共同スクールプレジデント 折原ダビデ竜 式辞(抜粋)

N中等部新入生の皆さん、ご入学を心からお祝い申し上げます。

さて、皆さんが入学されたN中等部では、皆さんにさまざまな経験をしていただけるよう、趣向を凝らした授業や、イベントを多数用意しています。

多くの経験、知識を組み合わせることで、より大きな力を発揮できることをご存じでしょうか。

例えば、若い世代が目覚ましい実績をあげて話題になっている将棋界では、将棋とパソコンを組み合わせ、将棋AIを活用した練習を取り入れている棋士の方も増えています。

YouTuberやインフルエンサーの方々は、自分の得意なこととインターネットを使った情報発信を組み合わせています。

お店も、インターネットを使った集客・決済・商品管理を導入するなどして、ネットショップを開設することが多くなってきています。

N中等部は、若いうちからいろいろな経験を通じて、多くの経験や知識を組み合わせ、いまだ誰も挑戦したことのないことを可能にできる能力を磨き、将来に役立ててほしいという願いをこめて開校し、皆さんを迎える準備をして参りました。

これからは、テクノロジーと共に生きていく時代です。

N中等部の日々は、インターネットと共にあります。

チャットツールや、ビデオ通話、ネット部活やeスポーツを通じて、全国の生徒とコミュニケーションを取ることができます。

趣味の合う友人を見つけたり、同じ目標に向かっていく仲間が見つかるはずです。

私は、プログラミング教育やパソコンを使った作品作りを応援しています。

N中等部では、IT・デジタルを活用して作品を作る機会がたくさんあります。作品をみんなの前で発表する機会も用意しています。

是非とも皆さんにも体験していただきたい自慢のカリキュラムです。

刺激に溢れた、有意義な日々をお過ごし下さい。ITと共に!

 

■S高校長 吉村総一郎 式辞(抜粋)

S高等学校新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。このN/S高等学校は今や日本一生徒が在籍する高校です。

私たちの学校はネットを活用し、住んでいるところにとらわれず同じ趣味や志向性を持つ仲間が、集まり交流することができる学校となっています。13ある部活動、90を超える同好会、1万を超えるSlackのパブリックチャンネル、2万人を超える生徒が集まり、交流し、学び、多くのことを成し遂げたりしています。

そこでは出会いがあり、青春があり、情熱溢れる取り組みがあります。

それはネットだけに留まりません。ネットとリアルの融合である文化祭(磁石祭)もこの4月に開催されます。そこでは半年以上準備をしてきた生徒たちの様々な取り組みを見ることもできます。

新入生の皆さんにお伝えしたいことの一つは、ぜひこのS高、N高に所属している3年間のうちにこのコミュニティをうまく活用してほしいということです。

コミュニティを活用するためには自ら情報発信をし続けてください。情報発信をし続けていく中でたくさんの仲間が見つかります。

また、学園で開催しているイベントにどんどんチャレンジしてみてください。自分が興味の持てることの発見につながります。

普通科の方だけにはなりますが、ぜひバーチャル空間で開催されるイベントにもチャレンジしてみてください。

昨年度はバーチャル空間上でネット運動会、修学旅行を開催し、参加した生徒の皆さんからかけがえのない経験ができたという感想をもらいました。

新入生の皆さんには、S高、N高でのかけがえのない経験をしてもらえたら嬉しいと思っています。ぜひ、高校生活を楽しんでください。

 

■N高校長 奥平博一 式辞

本日は、ご入学おめでとうございます。

そして、数ある高等学校の中からN高を選んでいただいてありがとうございます。

私たちは、皆さんの視野が広がる教育を提供し、自分で考える力や、自分なりの価値観を育んでもらう仕掛けをたくさん用意しています。

自分で考える力があって初めて、皆さんは自分のやりたいこと、自分の進路を決めることができるのです。

今、皆さんが考えている、これをやりたい、やってみたい、行ってみたい、試してみたい、聞いてみたい、触ってみたい。いろんなしたいことがありますか?興味のあることがありますか?

それは、人がやっているからではなく、人と比べたり人からどう思われるかではなく、ぜひ貴方がどうしたいかを考えてみてください。

未来に向けてもう一つ大切なこと、それは「テクノロジーの活用」です。コロナ禍の中で世の中は変化のきっかけを得ました。

これからは、データを得るだけではなく、活用し、分析し、編集して、意見を述べ、行動し、周りへ影響を与えていく。規格化された人材ではなく、得意な分野の見識やスキルをもった個人。そんな人材が求められてきます。

今までの学校と違うのは、私たちが前に立って何かを教えるのではなく、皆さんが前に立って新たな学びに挑戦して欲しいのです。私たちは、皆さんの少し後ろから付いていきます。

でも迷ったときは、いつでも振り返ってください。その時は、貴方の正面に私たちがいます。

今日から皆さんは、我々の仲間です。あらためて、N高校にようこそ。

◆株式会社バーチャルキャストについて◆

「ちょっと間違った未来を作る」をビジョンに複数人のリアルタイムコミュニケーションを主眼に置いた「バーチャルキャスト」やさまざまなVR/ARサービスへ3Dアバター、3Dアイテムを持ち出せるプラットフォーム横断データ投稿サービス「THE SEED ONLINE」の開発を中心に行っている会社です。「バーチャルキャスト」はN高等学校およびS高等学校が提供する「普通科」のVR学習プラットフォームとして採用されている一方で、初音ミク公式VRワールド「MIKU LAND」などのVRショー&コンテンツ販売イベントの開催や、各種大型ARライブへの技術協力など、これまでにないAR/VRエンターテインメント体験を提供しています。

<公式サイト>https://virtualcast.jp/ <公式Twitter>https://twitter.com/virtual_cast 

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