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2017/09/27

保育園体験ツアーにいってきました

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保育園体験ツアーにいってきました

宮城県にある保育園

2017年9月25日、保育士か幼稚園の先生になりたいという夢を持った高校生が宮城県の保育園に行ってきました。

Penguin International Schoolは、保育園児の自主性を重視し、英語でコミュニケーションを取り、そして子供達を地域で育てる。先進的な幼児教育に取り組んでいます。

新幹線に乗り、仙台駅から在来線で宮城県名取町へ。園児に会える楽しみと保育士体験への期待でワクワクしていた表情が、保育園の前に立った時に緊張へと変わりました。本気で保育士になりたいからこその表情です。
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園長先生、保育士の先生へのインタビュー

参加した高校生は保育士や幼稚園の先生に興味があります。しかし、その夢は一人ひとり違います。幼児の成長にかかわりたい高校生。得意なイラストを活かしたい高校生。小さい子供の気持ちを理解したい高校生。自分で経営者として保育園を立ち上げたい高校生。

横田園長に保育園を立ち上げた思いや経緯を経営者視点から伺いました。 「単に子供を預かることが保育園の役割ではありません。子供達にどう成長して欲しいのか、どんな教育理念を持っているのか、地域の中でどんな役割を担いたいのか、先生のやりがいは何か」

保育士の先生にインタビューも行ないました。
子供をどうやって懐かせるのか。保育士を目指したきっかけ。学生時代に頑張ったこと。保育士としての喜び。仕事をするなかで辛いこと。園児と接する際に注意していること。教育メソッドはどう勉強すればいいのか。なぜ英語教育に興味を持ったのか。労働条件は厳しいのか。今後のキャリアプラン。高校生からの質問がとまりません。

子供が好きという気持ちは出発点です。1つ1つの質問に丁寧にかつ表情豊かに応える横田園長と先生達。その姿に高校生は勇気をもらい、その言葉は夢を深く考えるきっかけとなります。
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園児達との交流

事前学習が終わったところで、待ちに待った園児達との交流です。お昼を一緒に食べ、一緒に歌い、一緒におもちゃで遊ぶ。高校生の表情が輝いていきます。園児達は手をつないだり、歌ったり、遊んだり、話しかけたり、純粋な心で高校生とコミュニケーションを取ろうとします。

その園児の口から出てくるのは英語。詰め込み式英語教育ではありません。日常的な英語環境、そして幼児の圧倒的な吸収力に驚く高校生。改めて幼児教育の重要性と可能性を感じています。
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自分達の将来の道、ルート探索

様々な話を聞き、交流をし、五感を使って体感した高校生。感じたこと、知ったことをグループで整理し、共有しました。同じ活動をしても違った感想を持つ。この多様性を楽しめる関係性が芽生えています。

さらに、人生のお兄さんである東京大学の学生と話しながら、個人の将来を考えます。なぜ保育士に興味があるのか。きっかけは何か。どんな時に喜びを感じるのか。今日新しく知ったことは何か。価値観の違いが出てきます。そこから、将来の選択肢を広げていきます。頼られることが好き、成長を見守りたい。保育士以外にもペットショップの店員、介護士、公務員。様々な道があることを知りました。

選択肢を広げた上で、いまの自分自身を見つめます。どんな保育士になりたいかと明確になった高校生。水族館の飼育員という新たな道に興味をもった高校生。各自、自分の前方に広がる未来へ道を作り始めています。
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出会い、新たな出発

園長先生とのディスカッション、先生達へのインタビュー、園児達との交流、自分のルート探し。様々な経験をした濃密な一日。成長や将来へのきっかけを掴んだ高校生に、保育園を代表して小林先生から修了証をいただきました。喜ぶ高校生。はしゃぎながらも、そわそわする園児達。

そうです。園児達は高校生に残って欲しいのです。みんなで手を掴み乗っかりながら「まだ帰らないで。もっと遊ぼう」園児達の声に、受け入れてもらったという充実感を感じました。

「また、会いに来ます」「ここで働けるように、頑張って成長します」
そう約束して、自分の夢に向かって出発しました。
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