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2019/11/25

【職業体験】ユーザー目線の商品開発の方法を学ぼう in 五島

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【職業体験】ユーザー目線の商品開発の方法を学ぼう in 五島

【1日目】

集合したのは、福江島にある福江港。ここから車で10分程度走ったところにあるリゾート施設「五島コンカナ王国」、ここが職業体験の5日間の拠点となりさまざまな体験をさせていただく場所です。チェックイン後、コンカナ王国内にある一室をお借りし、アイスブレイクをおこないました。

続いて開講式では、お世話になる五島ワイナリーの広崎さんや、五島市市役所職員の方を交え、自己紹介やこの体験に参加した理由を話しました。3日目に台風が直撃するという予報が出ていたため、少し不安がありつつもこれから始まる体験を楽しみに1日目は終了しました。

  • 【1日目】
  • 【1日目】

【2日目】

さっそくワイナリーでの職業体験がスタートします。台風の影響により、予定されていたお仕事は実施できなかったため、台風に備えるための作業をさせていただきました。

五島ワイナリーの説明をしていただきながら、カゴを洗浄したり風で飛ばされそうなものを室内にに入れたりしました。

その後、ちょうど消費税が増税されたタイミングだったため、ワイナリーのショップにて値段の表示を変更する作業をしました。滅多にない経験、みんな楽しみながらおこなっていました。

午後からは、五島ワイナリーが管理している葡萄畑で収穫などをおこないました。

以前の台風により弱ってしまった畑の後処理の作業では、降り注ぐ雨、大量の蚊と格闘しつつ2面分の畑の作業を完了。疲労感もあったようですが、生徒たちは満足そうな表情を浮かべていました。

その後コンカナ王国に戻り、ロゴ作りのワークをおこないました。

この日のワークでは、五島の魅力を考えることや、そもそもロゴにはどういったものがあるのかなど、ロゴ作りにあたっての準備を進めていきました。
  • 【2日目】
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【3日目】

この日は台風の影響で作業ができないため、ワイナリーのショップにて、ワインや五島ワイナリーの紹介ビデオを見させていただき、広崎さんから詳しく説明もしていただきました。

また、ラベル貼りの体験もさせていただき、手作業でラベルをつけていくことの予想以上の重労働にみんな驚いていました。

自由時間には、コンカナ王国内にあったサバゲー(※)場で遊んだりしていました。

初日に浮かべていた緊張の表情もこの頃には完全に消え、みんな昔からの親しい友だちのように、はしゃぎながらサバゲーを楽しんでいました。

※サバイバルゲームの略。コンカナ王国内には「SHIMANMON」というサバゲーフィールドがある。

午後からは、2日目同様ワークが始まります。五島ワイナリーのロゴをデザインされた方から「ロゴとは何か」という説明を聞いたのち、「ペルソナ(※)」を考えます。

知らない言葉や考え方に戸惑いつつも、グループでのワークが楽しい様子でアイデアがどんどん出てきます。出てきたアイデアをみんなと共有したところで3日目は終了しました。

※ペルソナとは…マーケティングや商品開発において、主となるユーザー像を仮想の人物として定義したもの。

  • 【3日目】
  • 【3日目】

【4日目】

福江島を回ることになっていた4日目は、虹を発見したことからスタートしました。

五島の歴史を学んだのち、その歴史の一部である堂崎教会を見学。

さらには大瀬崎など絶景スポットに行きました。普段見られない絶景と、ちょうど見えた晴れ間に感嘆の声があがりました。

この日のワークでは、ついにロゴ制作に取りかかりました。作り手の気持ちを体験した上で、改めてユーザー目線を持つことを意識しながら取り組みます。 これまでのワークで考えたことを思い出しつつ、形にしていきました。

夜は、明日の別れを惜しむようにみんなで集まり遊んでいました。

【4日目】

【5日目】

ついに最終日。自分たちで考えて作ったロゴを、お世話になった広崎さん、野口さんに感謝の言葉とともに披露しました。自由時間を削ってまで作り込まれた、五島の魅力が詰まったロゴ。みんな自信を持って発表していました。

その後空港へ移動。別れは名残惜しそうでしたが、みんな晴れやかな表情で解散しました。

自然豊かな五島の地で、果実の実りを感じる一方で台風の直撃を体験するなど、まさに自然の恵みと脅威を味わった今回の職業体験。いつもとは違う環境で、社会を経験し将来に繋がるワークを仲間とおこなえたことで、生徒たちそれぞれに成長が見られました。

皆さんも4泊5日の職業体験に参加してみませんか?

【5日目】