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2019/08/08

【職業体験】2030年の「人と自然のあり方」を考える旅 in 能登半島

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【職業体験】2030年の「人と自然のあり方」を考える旅 in 能登半島

2030年の「人と自然のあり方」を考える旅 in 能登半島

※N高では、希望者を対象に、日本各地のさまざまな職業をリアルに体験できる「職業体験」をおこなっています。
7月11日(木)~7月15日(月)の5日間、石川県七尾市および石川県羽咋(はくい)市で、「自然栽培農法」と「祇園祭」を通じて、これからの「人と自然のあり方」について学びました。
N高生10名に、現地の高校である羽咋高校の生徒2名が加わり、計12名で活動をしました。
2030年の「人と自然のあり方」を考える旅 in 能登半島

■農業体験

古き良き街並みや、多くの自然と触れ合う中で、生徒たちは将来の日本がどうなっていくのかを考えていきました。今回はその学びの内容や生徒たちの様子をお伝えしたいと思います。
今回は、農薬を使わずに栽培をする「自然栽培農法」をされているの農家さんにお世話になりました。ジャガイモ堀り、イネの周りの雑草抜きをおこないました。
  • ■農業体験
  • ■農業体験

■2030年に向けて考える「SDGs」ワークショップ

ワークショップでは、「SDGs」について考える時間をもちました。「SDGs」とは、世界規模で考えられている「持続可能な開発目標」のことで、国連加盟国が共通目標として掲げ、2030年までに達成することを目指しています。

今回の職業体験のテーマである「人と自然のあり方」を考える上で重要なキーワードとなるのがこの「SDGs」。

このままでは地球がもたない…その問題を解決するにはどうすればいいのかを真剣に考え、2030年というそう遠くはない未来へ思いを馳せました。
  • ■2030年に向けて考える「SDGs」ワークショップ
  • ■2030年に向けて考える「SDGs」ワークショップ

■祇園祭

このお祭りは、この地域の人すべてが一体となって参加をしています。小さい子どもから高齢者の方まで、幅広い年齢層が参加している姿を見て少し驚きました。
見どころは何と言っても『キリコ』と言われる大きな神輿を担いで街の中を歩く姿です。キリコの上に太鼓や鐘や笛を奏でる人が乗り、これが十数台も街の中をまわる姿は圧巻です。
生徒たちもキリコ担ぎに参戦。高さがあるので、電線に引っかからないように調整するのがなかなか大変そうでした。
担ぐときの掛け声は独特でしたが、現地の人に負けないくらいに声を出して担いでいました。
みずからの体験をもとにペルソナ設定から観光プランのタイムライン設計までをおこないました。
  • ■祇園祭
  • ■祇園祭

■まとめの発表

今回の体験を通してみんながそれぞれ考えた思いについて一人ひとり発表しました。お世話になった農家さんも来てくださいました。
最後に、お世話になった方々から講評をいただいて発表は終了となりました。
今回の体験を通じてこれからの未来をどう変えていけばいいのか、みんなのさまざまな考えを聞ける充実した発表内容でした。
帰りの電車ギリギリの時間まで満喫し、無事に修了証書が手渡され、記念撮影をしてこの5日間の職業体験は終了しました。
「4泊5日は長いと思っていたけど、あっという間でまだ帰りたくない」、「またこのメンバーで集まりたい」という声もありました。みんなとても仲よくなり、別れが名残惜しかったようです。
職業体験は、自分の価値観や世界観が変わる、そんなとても素晴らしい体験をもたらしてくれます。
みなさんもぜひ、参加してみませんか?

  • ■まとめの発表
  • ■まとめの発表