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2020/10/14
【オンラインワークショップ】『相手のいる文章』を書こう ライター体験講座ワークショップ
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【オンラインワークショップ】『相手のいる文章』を書こう ライター体験講座ワークショップ
誰でも簡単にSNSで自分の文章を発信できる時代。そんな時代だからこそ、書くことが好きなN高生は「どうしたらもっと納得のいく文章が書けるんだろう?」と日夜考えているようです。
そこで、学習雑誌やビジネス書等で活躍中のフリーライター、塚田智恵美さんを講師に迎え、「『相手のいる文章』を書こう ライター体験講座ワークショップ」を実施しました。プログラムは3日間。以下の内容で実施しました。
【1日目】
1.いい文章ってなんだろう?
2.世の中の文章を知ろう
3.ライターの仕事とは?
4.書くことは伝える実験だ
【2日目】
1.あなたは一体誰だろう?
2.書く手順を知ろう
3.「N高のあなた」で書いてみよう(自分取材)
4.相手の目で構成しよう
【3日目】
1.55点でも書く才能
2.書いてみよう
3.最後に……
そこで、学習雑誌やビジネス書等で活躍中のフリーライター、塚田智恵美さんを講師に迎え、「『相手のいる文章』を書こう ライター体験講座ワークショップ」を実施しました。プログラムは3日間。以下の内容で実施しました。
【1日目】
1.いい文章ってなんだろう?
2.世の中の文章を知ろう
3.ライターの仕事とは?
4.書くことは伝える実験だ
【2日目】
1.あなたは一体誰だろう?
2.書く手順を知ろう
3.「N高のあなた」で書いてみよう(自分取材)
4.相手の目で構成しよう
【3日目】
1.55点でも書く才能
2.書いてみよう
3.最後に……
まずは「いい文章ってなんだろう?」をテーマに、同じ出来事を綴ったいくつかの文章について「これはいい文章?」「なぜ?」を話し合いました。参加した生徒たちは文章を書くことに興味を持っているだけあって、それぞれの文章の良さを理由とともにどんどんチャットに書いてくれました。
ワークを進めていく中で、生徒たちは「いい文章はひとつではない、相手や状況によって変わりうるものなんだ」ということに気づいていきます。
普段当たり前のように読んでいる文章も、実は読み手の状況に応じて書き分けられている。読み手によっていい文章かどうかが判断される。プロのライターは「誰がどんな状況で読むのか」を分析して、最適な文章を書いている。
塚田さんのお話を聞いて、生徒たちは「相手を意識した文章を書く」ということがどういうことかを学んでいきました。
ワークを進めていく中で、生徒たちは「いい文章はひとつではない、相手や状況によって変わりうるものなんだ」ということに気づいていきます。
普段当たり前のように読んでいる文章も、実は読み手の状況に応じて書き分けられている。読み手によっていい文章かどうかが判断される。プロのライターは「誰がどんな状況で読むのか」を分析して、最適な文章を書いている。
塚田さんのお話を聞いて、生徒たちは「相手を意識した文章を書く」ということがどういうことかを学んでいきました。
次に、「書き手である“ 自分 ”とは、一体誰か?」ということを考えました。
「自分」と言ってもいろいろな面があり、相手や状況によって見せる自分は異なります。では、一体どんな自分で書けばいいのでしょう?
今回は塚田さんから出された「『N高の私』で書く」というお題に沿って自分自身について取材をし、「N高の私」について具体的に掘り下げていきました。その中から、自分が書きたいもの、書けそうなものを選びました。
「自分」と言ってもいろいろな面があり、相手や状況によって見せる自分は異なります。では、一体どんな自分で書けばいいのでしょう?
今回は塚田さんから出された「『N高の私』で書く」というお題に沿って自分自身について取材をし、「N高の私」について具体的に掘り下げていきました。その中から、自分が書きたいもの、書けそうなものを選びました。
最後は構成です。
塚田さんご自身は相手や状況の分析、構成に多くの時間を割き、実際に書くことに使う時間はとても短いとのことでした。
どんな構成で書けば相手が興味を持ってくれるのでしょうか。例えば『桃太郎』のお話を書くとして、「あなたならどの場面から始める?どの場面を削る?」など、興味深い問いが次々出され、読み手の目線で構成を見直すことで新たな気づきを得られたようです。
そして、実際に書く時間。塚田さんがいつも行ってるという、「キッチンタイマーで15分間計って、どれだけ書けるか挑戦してみる」という方法で書いていきました。
書き出しで迷ったり、考え過ぎて手が止まってしまったりと、実際に始めてみるとなかなかうまくいきません。
書けない時はどうするか……塚田さんの対処法のお話を聞いた後、再度15分間チャレンジ。
今度は多くの生徒の手が動きました。
塚田さんご自身は相手や状況の分析、構成に多くの時間を割き、実際に書くことに使う時間はとても短いとのことでした。
どんな構成で書けば相手が興味を持ってくれるのでしょうか。例えば『桃太郎』のお話を書くとして、「あなたならどの場面から始める?どの場面を削る?」など、興味深い問いが次々出され、読み手の目線で構成を見直すことで新たな気づきを得られたようです。
そして、実際に書く時間。塚田さんがいつも行ってるという、「キッチンタイマーで15分間計って、どれだけ書けるか挑戦してみる」という方法で書いていきました。
書き出しで迷ったり、考え過ぎて手が止まってしまったりと、実際に始めてみるとなかなかうまくいきません。
書けない時はどうするか……塚田さんの対処法のお話を聞いた後、再度15分間チャレンジ。
今度は多くの生徒の手が動きました。
ワークショップが終了し、質疑応答の時間に塚田さんがライターになった経緯のお話を聞かせてくれました。
そのお話を聞いて、今まで漠然としていた「書く仕事がしたい」という生徒たちの夢が、具体的にイメージできる未来へと変わっていったようでした。
そのお話を聞いて、今まで漠然としていた「書く仕事がしたい」という生徒たちの夢が、具体的にイメージできる未来へと変わっていったようでした。
「相手のいる文章」を書く難しさと楽しさ、書くことを仕事にすることへの憧れと現実味が一気に膨らんだ3日間でした。
これから生徒たちがどんな文章を創造していくのか楽しみにしながら、将来の活躍を願いたいと思います。
これから生徒たちがどんな文章を創造していくのか楽しみにしながら、将来の活躍を願いたいと思います。