通信制高校から大学進学は難しくない?大学受験のための学校選びとは?

通信制に限らず高等学校に入学し、卒業して高卒資格を取った後はどうするのかということを考えることも重要です。ここでは大学や専修学校への進学を希望する場合をみてみましょう。通信制高校から大学進学を目指す人のために、大学入試に向けた勉強の仕方や学校選びの重要性について解説します。

一般的な大学入試は合格ラインを超えていることが重要

通信制高校にかかわらず、大学進学は学校の名前で進学が、有利になったり不利になったりしません。「学問の自由」という言葉があるように、基本的には、大学は試験に通れば誰でも入れるところです。大学入試では、合格ラインを超えているかどうかということが重要なのであり、どこの高校を卒業しているかということは問われません。申し込みのときに調査書を提出するので、高校入試のときのように内申点が重要になると考えている人もいますが、一般的な大学入試では私立・国公立問わず、ほぼ100%試験の成績で合否が決まります。点数が同じ人がいた場合などに、高校の成績などによって合否を判定する可能性はありますが、基本的には試験が合格ラインに達していれば、大学に入学できると考えていいでしょう。ただし、大学によっては一般入試でも内申点をポイント化することも稀にあるようです。もちろん、学校の成績が良ければ推薦で大学に入るという選択肢も出てくるので、頑張っておけば良いことには間違いありません。なお、大学入試における合格ラインというのは、資格試験でよくある「6割以上なら合格」といったものではなく、合格者が100人と決められている大学なら受験者のなかで上位100人に入っている人が合格になるというように、相対的なものであるということには注意が必要です。

通信制高校は自分の学習レベルを把握しやすい

大学受験において重要なことのひとつに、自分の学習レベルを把握するということが挙げられます。自分の学習レベルに応じて、参考書や問題集のレベルを上げていかないと、教材とのミスマッチが起こってしまい成績が上がりにくくなります。通信制高校では、学習の進捗などを自分で管理をするため、自分の実力を把握しやすくなります。進学校や予備校では、学習の進め方を学校の教師や予備校の先生が行っていることも多いでしょう。先生や予備校講師が優秀ならばそれも良いですが、クラスはひとりの先生と多数の学生で構成されているため、授業についていけない学生が出てしまうこともあります。通信制高校の学習では、自分ひとりのためだけのカリキュラムを組めるということがメリットです。自分で学習スケジュールを立てるということは、実力が問われる行為ですが、しっかりと情報収集をしたうえで行えば、無駄のない学習ができ、学力が伸びていく可能性も高いです。自分で学習計画を立てて勉強し、大学入試に合格をしたという経験は、大学へ進学したあとや社会人になってからも役に立つはずです。

志望大学がまだ決まっていない人は?

大学へ進学したいという目標を漠然と持ってはいるが、まだ志望大学が決まっていないという人も多いかもしれません。志望大学は、必ずしも最初の段階で決めておく必要はありませんが、志望大学を決めておくことはモチベーション維持につながるので、第1希望から第3希望くらいまでは決めておくことがおすすめです。志望校は自分の偏差値よりも少し高めの大学を選ぶのが良いとよくいわれています。私立大学なら、受験日が重ならなければいくつでも受験ができるので、なるべくたくさんの大学の情報を集めておきましょう。国立大学なら、大学入学共通テストの結果次第で、候補を3つから4つくらい考えておくのがよいでしょう。大学の情報収集は重要ですが、情報収集だけをして勉強に手が付かないということになってしまっては意味がありません。勉強の比重を1番に考え、空いた時間で大学の情報収集をすることが大切です。

自分の学習レベルと志望校に合った教材を選ぶことを意識する

自分の学習レベルに合った教材を選ぶことは重要ですが、それと同じくらいに志望校に合った教材を選ぶということも重要です。例えば、英語のリスニングのトレーニングをひたすらやっていたのに、志望校では英語は英文法と英文読解がメインでリスニングの問題が出題されていなければ、大学受験に限っていうなら失敗となります。大学によって「英文法は基礎的なことが問われるが、英文読解では難解な問題が出題される」というように特長がありますので、早い段階で過去問を購入して研究をしておく必要があります。大学受験では、過去問を研究して受験に挑むのが良いでしょう。大学進学を考えて通信制高校を選ぶのであれば、自分の志望大学にあった学習カリキュラムが組めるか確認しましょう。

大学進学を前提とした通信制高校選び

大学進学を前提としているなら、ただ高卒資格が取れたら良いというわけではないため、通信制高校選びの段階から慎重にならなければなりません。卒業に必要な単位を取得しながら、大学受験のための実践的な勉強ができるような通信制高校を選ぶことが大切です。例えば、N高等学校とS高等学校では、「4月・7月・10月・1月」に新入学と編入学できます(転入学はネットコースは随時、その他のコースは応相談)。N高とS高では、大学受験を目指すためのオリジナルカリキュラム授業が用意されています。課外授業「大学受験対策」講座では、受験を知り尽くした実力派予備校講師がネット講義をしてくれるので、自宅に居ながらみんなと一緒に教室で授業を受けている感覚で受講ができ、実力を高めることができます。

N高とS高の
大学受験授業

ネットの高校では、必修授業を効率よく学び、自由になった時間で大学進学の勉強をしている生徒もいます。ネットの高校の課外授業には、実力派予備校講師が双方向のライブ配信授業で教える「大学受験対策」講座があります。また、N塾(別途費用あり)では、基礎学力定着から難関大学対策まで、生徒一人ひとりの目標に合わせた学習をサポートします。さらに、N高とS高には個別指導コースがあり、大学進学に向けての学習を行うことが可能です。N高とS高は、生徒一人ひとりの未来をサポートします。

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