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【Nセンター】山口県長門市で「自然と共生する仕事」を学ぶ

【Nセンター】山口県長門市で「自然と共生する仕事」を学ぶ

 

11月19日(日)~20日(月)の2日間で実施された山口県長門市Nセンター特別プログラム「自然と共生する長門市仕事探求!」に、N高生5名が長門市の中高生10名と共に参加しました。

 

 

―『Nセンター』とは―

各地方自治体とドワンゴ、N高等学校(以下:N高)が連携して開校する地域の教育拠点のこと。

Nセンターでは、各地方自治体の協力のもと空き施設を有効活用し、N高のウェブ授業のシステムを受講できるようにするほか、職業体験やプログラミング学習の機会も提供し、若者と地域住民が交流できる新しい拠点を目指しています。

 

 

【プログラム:初日】
初日のカリキュラムは「地元で活躍する先輩のお話」と「長門市しごとマッチング」。

美しい油谷湾の海岸線を眺望できる「油谷青少年自然の家」で実施されました。

 

長門市で事業を営んでいるバイタリティに溢れた約10社の方々と地元(長門市)の中高生たち、そして本プログラムに地域外から参加したN高生一同が互いに自己紹介を繰り返して、長門市の産業や現状、生徒たち自らが何ができるのかなども伝え、理解を深めました。

それぞれがより相手を理解しようと思いやり、また積極的に自らを表現することで改めて自己を見つめ直すことができ、N高生を始め、地元の中高生たちや事業者の方々が一つの輪になって、充実した時間を過ごしました。

 

『長門市の産業は豊かな自然があるからこそ生きる』

 

林業、木材加工業、水産加工業、養鶏業、観光旅館業など、豊かな自然にルーツを持つ長門市の様々な地場産業。

その土地の地域資源がどのように産業を形成し、身近な仕事を生み出しているのか…。

 

例えば・・・

「木材チップ」は成分を分解することで「歯磨き粉」や「クリームチーズブラン」などの全く異なる製品になったり、「養鶏所の卵」を用いて「卵煎餅」や「バームクーヘン」を作ったりと地域資源活用の展開は無限に広がっていきます。

 

1つの資源から様々な製品が作られていく過程を知り、思わず目を丸くするN高生たち。

 

実際に事業者の方々から地域資源の活用事例を聴くことで、その土地が持っている資源と産業との深い関係性や仕組みを理解し、地域産業の持続可能性を学ぶことができました。

 

【プログラム:2日目】

初日に長門市の産業と資源との関わりを学んだN高生たちは、その知識を携えて事業所見学に臨みました。

木材加工業や水産加工業など長門市の繁栄を支え、地域活性の一翼を担っている産業の現場を見学させていただきました。

産業の最前線を自分の目で観察し、そこで実際に働いている方々からお話を聴くという貴重な体験です。

 

プログラムの総括では2日間の活動を振り返り、今回の体験を通じて「感じたこと」や「今後に生かしていきたいこと」などの発表を行いました。

 

「地元の方々と沢山お話をすることで、人と柔軟に関わることが自分にも出来るということを改めて感じました」

「これからは、気になることには限られた時間しかなくともチャレンジします!」

 

など…参加した生徒たちからは前向きな発表があり、短期間ながらもそれぞれに成長が感じられました。

 

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