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【AI共生委員会】「AIと未来を創る」AI共生委員会について

【AI共生委員会】「AIと未来を創る」AI共生委員会について

※このブログは、N高オンライン通学コース2年 Ruskさんが書きました。

こんにちは。
現在N高2年生でAI共生委員会に所属しているRuskと申します。
2024年4月から活動が始まったAI共生委員会について、過去に実施した企画の話をメインに紹介したいと思います。この記事を通じて、少しでもAIとAI共生委員会について興味を持っていただけたら嬉しいです。

AI共生委員会とは

AI生成委員会とは、N高グループの生徒たちが各自で選択する学び方の1つである「普通科」に、生成AIのChatGPT-4やDALL·E 3が導入されたことを受け、AIの利用促進やAIに関するイベントの企画・運営を目的に設立された委員会です。2024年4月から活動を開始しました。
私たち普通科の生徒は、ChatGPTなど最先端のAI技術を利用した専用AIチャットシステムや、海外の教育賞も獲得しているVR教育システムを使って学習しています。
参考:https://nnn.ed.jp/learning/vr/

◼️活動目標
AIの利用促進、ならびに、AIに関するイベントの企画・運営を継続的に行い、N高グループ生徒たちのAI利用を活発にしていく。

◼️ビジョン

  • 日頃からしっかりと連絡と情報の共有を行い、透明性と速度感のある組織を目指すこと。
  • AIの安全な利用促進を行い、多くの学園生が安心してAI利用を行えるような活動を目指す/行うこと。
  • 自分自身を含め、お互いを貶したり軽んじたりしない、「心理的安全性」の保たれた環境を作り、保つこと。
  • 委員同士で困りごとや相談を解決できる場所であること。
  • 行動力をしっかりと持つ活発な組織であること。


ビジョンの適応範囲は組織全体はもちろんですが、AI共生委員会メンバーにも適応され、個人がしっかりと意識し、活動しています。

◼️組織図
以下のメンバーで活動しています。

チーム紹介

◼️AIイベント企画・実施チーム
「どんteam」と「ミミッキュteam」の2チームに分かれて活動しています。
それぞれのチームが交互に隔週で企画を行なっており、発足当初より安定してクオリティの高い企画が行えているように感じます。気になる方はこの機会に是非、「#ai共生委員会slackチャンネル」を覗いてみてください。

◼️広報チーム
AI共生委員会の活動をより広く認知してもらうため、2024年9月頃に「広報team」を発足しました。
「プロンプト賞の授与(※)」「イベントカレンダーの掲載」「パブリックチャンネルの運用」「各種文章等の制作」などをメインの活動として行っています。
(※)プロンプト賞の授与:毎月、「AI文章生成」「AI画像生成」「AI勉強利用」の3つのSlackチャンネルで行われたAI生成の中から、おもしろいプロンプトもしくは、おもしろく出力できた投稿をピックアップしてその投稿者の表彰を行います。表彰された方には、普通科AIを使用する際に必要なトークンをプレゼントしています。

今後はブログの執筆や広報動画制作なども実施予定ですのでお楽しみに。

【過去企画紹介】

ここからは過去に実施した企画の一部をご紹介します。


1.【気軽に小説家になろう!ChatGPTで合作の小説を書いてみよう!】
AI共生委員会では、月に2回以上の企画を用意しており、この企画は、AI活用に慣れてきた方や執筆活動に興味がある方向けに、ChatGPTで少しずつ小説風文章を生成し、小説を作り上げる企画です。まだ3個目の企画なのですが、運営メンバーは試行錯誤の中、とても頑張ってくれました。実施後は職員のみなさんや委員会メンバーからもとても好評で、私自身もとても嬉しく思いました。

以下に実際に企画を運営した担当者の声をご紹介します。

<担当者の声>
数ある企画の中でも、企画後も小説のあらすじのようなものが作成されたり、汎用性が高かったりしたため、AI共生委員会1期生のメンバーで実施した企画の中で特に思い入れが強いです。準備段階では、比較的業務を分散できたことが大変良かったと感じました。企画実施中は、参加者が生成した文章に、ところどころ古風な表現や英語が混ざるなど、面白い出力結果も見られました。





2.【初心に戻ろう!プロンプトとは?AIについて知ってみよう!】
こちらは、AI共生委員会が主催で実施した、10個目の企画です。
AI企画が開始してから半年ほど経ち、使い慣れてきたタイミングだったため、タスクを実行させるための指示文や質問文である「プロンプト」を改めて復習し、しっかりとAIを使いこなそうというコンセプトで企画しました。
プロンプトは的確な文章であるほど、 こちらの求める回答を得やすくなります。 
AIの基礎的なものを扱う企画であるため、今まで使用するだけだったものを今度は企画作成者として”相手に伝える”というアウトプットを行なったので、AI共生委員会にとっても大変良い学びになった企画だったと思います。

▼過去のプロンプトの紹介をしながら実施しました。


おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
AI共生委員会は2024年度に発足した委員会であり、歴史はまだ1年もありません。
この1年で企画の質は飛躍的に向上し、非常に質の高いものになりました。組織の形も固まってきて安定してきましたが、まだ企画ごとの参加者数は、目標とする人数に届いていません。ですので今後はそれを達成できるように企画の質の向上や広報活動に力を入れて皆さんにAIに関するイベントなどを届けられるよう、精一杯頑張りたいと思います。

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