ネットの高校ブログ
N高等学校 沖縄伊計本校で「数理の翼 伊計島セミナー 2018」を開催(前編)
【画像:伊計島セミナーHPより http://www.npo-tsubasa.jp/tsubasa/island2018/】
8月23日~27日、N高等学校沖縄伊計本校にて「数理の翼 伊計島セミナー 2018(以下、伊計島セミナー)」が5日間の日程で行われました。
参加者である25名の中高生は、数学オリンピックや情報オリンピックといった、「国際科学オリンピック(世界中の中等教育課程にある生徒(中学生・高校生)を対象にした科学技術に関する国際コンテスト)」で優秀な成績を収めるなど、多彩なバックグラウンドを持つ、全国から招待された中高生たちです。
伊計島セミナーの主催である、NPO法人『数理の翼』は、“数学のノーベル賞”と呼ばれるフィールズ賞受賞者の広中平祐ハーバード大学教授が開催したセミナーがきっかけとなって生まれたNPO法人です。
これまで40年近くにわたって行われてきた、数理科学に強い関心をもつ高校生を対象としたセミナーの参加者からは、数理科学の第一線で活躍する研究者も数多く輩出されています。
今回、N高沖縄伊計本校で開催された伊計島セミナーにも、筑波大学附属駒場、灘中学校・高等学校、開成中学校・高等学校といった名門校から参加者が集まるなか、N高からも2人の生徒が参加しました。
数理の翼のセミナーの大きな特徴は、第一線で活躍する研究者・技術者の方からのハイレベルな講義です。
今回の伊計島セミナーでも、超高校級の、参加者たちにとっても刺激に満ちた講義が用意されました。
【画像:伊計島セミナーHPより http://www.npo-tsubasa.jp/tsubasa/island2018/】
数理の翼のセミナーのもうひとつの大きな特徴は、毎晩夕食後に行われる「夜ゼミ」です。
「夜ゼミ」は就寝時間までの間、参加者が自主的に行えるゼミで、ここで参加者たちは日ごろ関心を持っている数理科学の話題について心ゆくまで議論することができます。
今回の伊計島セミナーでも、参加者や、講師・学生スタッフも交えてのディスカッションが行われたり、昼の講義の疑問点について参加者同士が教えあう姿が見られました。
ある場面では、「国際数学オリンピック」のメダリストと、「日本情報オリンピック」のメダリストとの、異次元にも思えるようなハイレベルな議論の応酬があったり、またある場面では、学生スタッフの出した問題について、参加者のみならず講師も交えてあれこれ議論しながらみんなで考えるなど、楽しくも熱い時間が流れていました。
2日目からは、いよいよ講義が始まります。
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