ネットの高校ブログ
【N高起業部】ベンチャー社長特別講座 最も世界に近いベンチャー社長から、一流の起業家精神を学ぶ
2019年2月にメンバーが選出され、活動を開始した「N高起業部」二期生たち。活動スタートからこれまでの期間で、全5回にわたる講義を受講し、ビジネスや起業の基本を学んできました。
これらの講義の講師を担当いただいたのは、起業部発足当時から部をサポートしていただいている、デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(以下、DTVS社)のプロフェッショナル集団の方々。数多のベンチャー企業を支援する「起業のプロ」から、ビジネスや起業の基本、起業家として大切にしていきたい心構えについてまで、たくさんの学びの機会を提供していただきました。
今回はその講義の集大成として、本物のベンチャー社長にお越しいただき実施した「ベンチャー社長特別講義」の様子をお届けします。
今回の特別講師は、Global Mobility Service 株式会社(以下、GMS社)を率いる、代表取締役社長執行役員/CEOの中島徳至さんです。
GMS社は「“真面目に働く人が正しく評価される仕組み”を創造します」というビジョンを掲げ、革新的なモビリティ技術で世界を牽引する日本を代表するベンチャー企業です。
さらにゲストとして、DTVS社の斎藤祐馬本部長にもお越しいただきました。斎藤本部長はGMS社と中島社長について、「国内のベンチャー企業の中で、最も世界に近い企業、最も世界に近い社長」であるとご紹介されました。
特別講義に入る前に、まずは起業部二期生から中島社長と斎藤本部長に向けて、自己紹介をかねた1分間の事業計画プレゼンを実施しました。
特別審査会など、これまで数多くのプレゼンを経験してきた起業部メンバーですが、このおふたりを前にしたプレゼンは一味も二味も違う緊張感があります。制限時間は1分間。自分の実現したいビジョンや事業プランを短時間にまとめる力が必要となる高度なプレゼンです。この1分間のために数日前から時間をかけ、試行錯誤を繰り返しながら準備を進めてきました。
短い時間でのプレゼンの事業計画にも、おふたりから投げかけられる質問やフィードバックは真剣そのものでした。
「市場規模はどれくらい?市場規模を想定していないでビジネス化できるの?」
「顧客のイメージが湧かない。もっともっとお客様のことを考えたほうがいいよ」
「アイディアはとても興味深いけど、マネタイズをどう考えている?」
ひとつひとつの事業計画に丁寧に向き合ってくださったことに、起業部メンバーもとても感激していました。
そして、いよいよ中島社長による「特別講義」時間です。
今回の講義では、GMS社のビジョンや事業内容を紹介いただきながら、なぜビジョンが重要なのか、深いビジネスモデルとはどのようなものか、事業を通じて社会に貢献するためにはどうしたらよいのかなど、起業部メンバーがこれから事業化を果たす上で、必ず思考を深めていかなければならないことを丁寧にお伝えいただきました。
中島社長の真骨頂は、そのようなビジネスの話を通じて「生き方」を語られる点にあります。なぜ人は仕事をするのか、リーダーとはどのような人なのか…。これまで多くの辛苦を舐めてこられた中島社長だからこそ、言葉に強いメッセージが込められていました。
講義後の質疑応答では、起業部以外の聴講生も積極的に質問をしていました。中島社長の講義に触発されたためか、「悔いなく生きるために何が必要か?」など本質的な質問が寄せられました。特別講義は1時間、あっという間に終了の時間です。最後に中島社長からN高生にメッセージをいただきました。
「日本で1番の大学で授業をすることもあるけれど、その大学生よりも真剣に聞いてくれる姿に感動しました。みなさんの真剣な眼差しを見て、自分も勇気が出てきました。これから新しい時代を一緒に創っていきましょう!」
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