卒業生インタビュー

さまざまな理由からネットの高校を選び、自分の道を歩んでいる卒業生たち。
ネットの高校ではどんなことを得て、今の目標に向かっているのか。
自分らしく輝く卒業生に、ネットの高校で学んだことを聞きました。

インタビューは取材当時のものです。

ネットコース

山本 菜摘さん

2021年度卒業

立命館大学 産業社会学部 現代社会学科 人間福祉専攻 進学

いろんな人との出会いと小さな努力の積み重ねが、今の自分につながっている

中学生の頃から数値や結果に対する思いが人一倍強い傾向があり、学校の成績を上げたくて完璧を求めすぎた結果、心に余裕を持てなくなって摂食障害が悪化しました。それをきっかけに、通っていた全日制の高校からN高へ転入。N高グループには学内予備校のN塾があって、大学進学のサポートが充実しているし、興味のあるSDGsや海外大学との連携プロジェクトなどの課外活動もあり、貴重な経験ができると感じたからです。N塾では、現役東大生や専門のコーチが進路のことや勉強の進め方など、幅広くサポートしてくださいました。不安なときは、Slackで何でも相談できることがありがたかったです。いろいろな人と出会って、多角的に物事を考えられるようにもなりました。昔は「自分がこう思うから、もうこれしかない」という固まった考え方でしたが、今は他の人の意見も取り入れられるようになり、新しい発見につながっています。大学では英語と韓国語とスペイン語を勉強中。仲の良い友人が韓国人の留学生で学習意欲が高く、とても刺激になっています。将来は社会問題に苦しむ人を支援するような国際的な仕事がしたいので、語学勉強アプリを活用して、世界の時事問題を話せる海外の友人を積極的につくっています。N高に転入したときは、進路について不安もありました。でも、毎日少しずつでも頑張っていたことが「今」につながっています。一つひとつは小さな目標でも、日々努力を続ければ何か見えてくるものがきっとあるはず。もし学校生活で悩んでいる人がいたら、一緒に頑張ろうと伝えたいです。

佐々木 雅斗さん

2018年度卒業

慶應義塾大学 環境情報学部 進学

ネットの高校に入って“自分の興味のあることは何か”を深く考えるように

プログラミングを始めたのは中学2年生の頃。小中高一貫校に通い、高校2年生のときに未踏ジュニアに採択してもらったり、競技ディベートに取り組み全国大会に出場したりと多忙な日々を送っていたのですが、ある日、極度の疲労から帯状疱疹を患ってしまいました。もっと自分の時間を多く使える学校に通いたいと考え、未踏ジュニアで知り合ったN高生の友人の紹介で転入しました。ネットの高校には、“フィルター”がありません。毎日が驚きの連続で刺激的。同時に自分の考えや環境が当たり前ではないということにも気付かされました。とくに印象的だったのは、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース」を活用したアメリカ留学。Appleのエンジニアの方とお話しさせてもらった経験は、自分にとってのターニングポイントになりました。今は個人でさまざまなサービス開発をしています。第三者に自分の好きな音楽を紹介する「ポケキャス」、距離と時間を超えてスマホから故人を偲ぶ「葬想式」というサービスをリリースしました。いずれは、自分の知らない世界に触れることで、想像もしなかった人との出会いが起こせるような世界をつくっていきたいです。ネットの高校には、生徒やメンターが一丸となって学校をつくっていくんだという気風があります。だからこそ挑戦することが大切です。好きな食べ物、苦手な食べ物って、食べてみないと分かりません。それと同じで、何でもやってみれば、好きなことや、将来やってみたいことが見えてくる。学校は前向きなチャレンジを応援してくれるはずです。

佐藤 薫子さん

2019年度卒業

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科 進学

大学進学コーチングで、“ゴールに向けた道筋を自分で描く力”が身につきました

ネットの高校というと、プログラミングやeスポーツなどのイメージが強いかもしれませんが、私の場合は大学進学のサポートの手厚さが転入の決め手です。実は、転入する前は、通信制高校という存在にネガティブなイメージを抱いていました。通信制高校では大学進学は難しいんじゃないか……と。しかし、ネットの高校には、課外授業の「大学受験対策」講座や大学進学のためのオンラインコーチングなど、大学入試を目指すためのシステムが整っています。自分のペースで自由に学習を進めつつ、困ったときはいつでも相談できる勉強法は、私にはとても適していました。大学進学のコーチングでは、受験までの学習のスケジュールをコーチと決めていきます。既存のカリキュラムではなく、自分に合ったスケジュールをイチから組み立てることで、“ゴールに向けた道筋を描く力”が身につきました。そのほかに、自由な時間でさまざまな経験ができたことも大きな糧となりました。私は小さい頃にミュージカルに出演した経験があり、以前は芸術学科や音楽学科の進路を思い描いていました。それが、孤島で音楽劇を開催するというプロジェクトにボランティアで携わったり、いろいろな勉強会に参加したことで、芸術と社会の結びつきに関心を持つようになりました。そして、芸術と社会のより良い関係性を構築できる人になりたいと考え、今の学部を選びました。こうして振り返ると、ネットの高校は夢を探す場所でもあるように感じます。

※オンラインコーチングは、2023年度よりN塾に統合しました。

山口 莉来さん

2019年度卒業

立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 進学

挑戦できる場がたくさんある。だから私も挑戦を続けられます

転入したきっかけは、私が起立性調節障害という病気を抱えていて、その影響で高校の単位がとれなかったことから、ネットの高校であれば、私にも何かしらチャレンジできる機会があるんじゃないかと思いました。ネットの高校の面白さはふたつあって、ひとつめは時間を有効活用できること。時間にゆとりがあるので、さまざまな経験ができました。入学当時は日本の教育格差を是正したいと思っていたので、海外の最先端の教育を学ぶため、「留学プログラム」に参加しスタンフォード大学へ短期留学したり、教育関係者の方にお話しをうかがったり、教育系のNPOでインターンをしたりと、ここだからこそできた成長がありました。ふたつめは出会える仲間です。基本的にオンラインの教育環境なので、友だちをつくるハードルは一見高く見えるかもしれません。でも、課外活動やSlack、SNSなど、交流の機会がたくさんありました。友だちや先輩、メンターやスタッフの方は尊敬できる人ばかり。転入してたくさんの人に出会い、自分にしかできないことがあると気づけました。これからは、自らの経験を活かし、病気や不登校、家庭環境などの影響で苦しさを感じている中高生に対して、将来に希望を持てる教育環境をつくりたいと思っています。そのため、今は大学で開発学や政治学などを学んでいます。ネットの高校で挑戦できる環境があったからこそ、今もやりたいことにチャレンジできています。これからも“私だからできること”を続けていきたいです。

武藤 胡桃さん

2019年度卒業

津田塾大学 総合政策学部 総合政策学科 進学

自分と同じ“不登校”だった仲間の思いを受け、社会問題に向き合っていきたいと感じた

ネットの高校に転入したのは高校2年の7月。転入前に在籍していた全日制の高校で留学プログラムに参加し、3ヵ月間アメリカの学校に通ったことがきっかけです。私は中学生の頃に不登校だった時期があり、留学するまでは高校があまり好きではありませんでした。そんなときにアメリカの学校で家族のようにあたたかい雰囲気を感じたことと、ホストファミリーに週に1回だけ学校に通う“ホームスクーリング”という制度があるという話を聞いたことにより、自分の中で“学校”に対する認識が変わりました。今まで、学校は毎日通わないといけないものだと思っていたけれど、その枠を飛び出して勉強と向き合ってもいいんじゃないかと。帰国して「自分らしく学校生活を送りたい」と、親を説得しN高へ転入を決めました。私は今、大学で社会科学やデータサイエンスの勉強をしながら、ソーシャルビジネスを掲げる企業でのインターンシップとNPO法人で不登校児やその家族へのサポート活動を行っています。私がこのような道を歩んでいるのは、自分の不登校だった経験はもちろん、ネットの高校での出会いと発見があったからこそ。友人たちのさまざまな思いや経験を聞き、「不登校に悩んでいた人がこんなにいたんだ」「こんな思いがあって、今学校に通っているんだ」と気付くことができました。将来は、困っている人を助けるための方法を考えたり、大きな視野で社会問題と向き合い、貢献できる人になれたらいいなと思っています。

通学コース

志立 藍さん

2022年度卒業

早稲田大学商学部 進学

精力的な活動で 挑戦心が身に付き、前進する力が強くなった

小学生の時に通っていた学校が自分に合わず、勉強が楽しいと思えなくなってしまいました。その時始めた探究学習を続けるうちに、自分は主体的に学びたいのだと気づいて、N高への進学を決めました。通信制高校ですが通学もできるし、探究学習も続けられ、プロジェクト型学習にも取り組める。自分に合っている環境と思えたからです。当時は、まだN高ができたばかり。入学前は多少の不安もありましたが、実際は「ここに来て良かった」と思えるものでした。文化祭や季節のイベントの実行委員長を務めたり、朝礼で毎週プレゼンテーションイベントを実施したりと、さまざまな活動に取り組みました。学校の伝統や文化に縛られることもなく、いろいろなことに挑戦したことで、新しいチャレンジでも「これはできないかも」と思うことが減りました。工夫次第でどうにでもなる、という感覚が身に付いて、前に進もうとする力が強くなったと感じています。メンターの人たちに話を親身に聞いてもらえる環境だったので、1年次の時から進路に関することも相談していました。とくにありがたかったのは、受験直前に受けた進路ガイダンス。興味の幅が広すぎて、学部を絞りこめずに悩んでいたら、具体的な大学や進路計画をアドバイスしてくれて、本当に助かりました。現在は、大学で探究学習のオンラインイベントを開催したり、高校に出張して外部講師をしたりと、教育系の活動に取り組んでいます。近年の「教育格差」という社会問題に向き合って、理想的な教育を実現したい。そんな目標に向かって頑張っています。

青松 京香さん

2019年度卒業

明治大学 農学部 食料環境政策学科 進学

マタギの職業体験を通して自分の将来が明確になった

親族が食品を扱う仕事をしている関係で、食と環境を巡る問題にずっと興味がありました。「ゆくゆくは親族の手伝いができれば」と考えていましたが、振り返ると漠然としていたと思います。その考えをPBLやマイプロジェクト、インターンシップ、職業体験などの経験が、より鮮明にしてくれました。とくに印象的だったのは、マタギの職業体験です。それまで学校行事や課外授業には積極的に参加しておらず、この体験も「熊、食べられるのかな」くらいの軽い気持ちで応募したのですが、自分の行動次第で貴重な経験ができることを知る機会になり、これをきっかけに「とりあえずやってみる」意識が芽生えました。他の職業体験にも積極的に参加し、食と環境について学ぶことが本当にやりたいことなのか、体験を通して確かめられました。なかなか経験できない経験をできるのがネットの高校の最大の魅力だと感じます。大学では、食と環境を巡る問題について、経済学や社会学などさまざまな観点から研究しています。たとえば、より良い方法で安心安全な農畜産物を食卓に届けるためには何をすればいいか、環境問題と私たちはどのように向き合えばいいのか、などです。まだまだ知識不足なので、今は経済学や社会学、農学の基礎的な知識を大学で学んでいます。私はN高の環境が自分を夢に近づけてくれたと考えています。夢がなくて悩んでいる方がいるのならば、やりたいことを実現するためのカリキュラム、全力で応援してくださるメンターがいるネットの高校で、いろいろなことに挑戦してほしいです。

河合 佑真さん

2019年度卒業

法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科 進学
株式会社SUPOTA 代表取締役社長

キャンパスでのメンターとの出会いが自分を変えるきっかけになった

大学ではキャリアデザイン学部で、PBLを用いたキャリア教育を勉強しながら、N高の起業部に所属していたときに立ち上げた「SUPOTA」という会社を運営しています。SUPOTAでは、発展途上のベンチャースポーツを支援するサービスを提供しており、「アスリート、そしてアスリートを応援する全ての人が自由にスポーツに取り組める社会」の実現を目指し、活動を続けています。これらは、高校入学時にはまったく考えていなかったことで、きっかけは間違いなくN高での人との出会いです。N高に転入する前の自分は、怪我と病気により目標も、大学進学や勉強に対するモチベーションも失っていました。しかし、入学当時、心斎橋キャンパス長から言われた「何ごとも恐れずに挑戦しなさい、失敗しても大丈夫だから」という言葉で自分のなかで意識が変わりました。普段のなんでもない毎日がとても刺激的になり、いろいろなことに挑戦するようになり、PBLやマイプロジェクトで自分と向き合うなかで、「スポーツ界を変えたい」という夢ができました。さらに、自分自身が将来の目標を見つけるきっかけとなったキャリア教育をさらに普及させ、全ての高校生に、やりたいことを見つけるきっかけ作りを提供したいという目標も生まれました。これはネットの高校だったからこそ見つけられた財産です。夢や将来の目標は、何もないところからは生まれない――これは身をもって感じたこと。何事も自分の限界を決めず、チャレンジし続けることこそが大事だなと、今もいろんな活動に励んでいます。

渡邉 舞香さん

2019年度卒業

四日市看護医療大学 看護医療学部 臨床検査学科 進学

いろいろな“弾を撃ち続けた”ことで、新たな夢を見つけることができた

「チャンスは与えられるものではなく、自分で掴むもの」。これは、私がN高での課外活動を経験して学んだことです。待っているだけじゃ何も得られないと気付いてからは、文化祭実行委員やオープンキャンパスの運営など学校のことや、母が使っていたカメラを譲り受け、写真を撮り始めるなど、興味を持ったことに何でも挑戦するようになりました。2年次の冬には、カメラの経験を生かして「写真の力で若者に自信を与える」というコンセプトのビジネスプランを考え、起業部の第2期生に合格。入部を掴み取ったことは、大きな自信につながりました。私は、入学時から「将来は救急医療の現場で働きたい」という夢を抱いていましたが、たくさんの経験をしたことで「フォトグラファー兼医療職になりたい」という新たな夢が生まれました。“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”ということわざがあるように、どんな弾も撃たないと的に当たりません。私は弾を撃ち続けた結果、新たな夢を見つけることができました。今は救急医療で働くという夢を叶えるため、医療職の中でも臨床検査技師を目指せる大学で、検査技師の勉強をしています。フォトグラファーとしての活動も続けていて、都内の動画メディア企業で長期のインターンシップも参加しています。インターンシップでは動画のサムネイルやアイキャッチなどの撮影を担当。平日は医療の勉強、休日はインターンシップ活動に励んでいます。医療人としてもカメラマンとしても、毎日幸せに仕事をできることを目標に、これからも興味のある分野を楽しみながら追求していくことに全力でありたいです。

オンライン通学コース

大森 統矢さん

2022年度卒業

マルチクリエーター

みんなが応援してくれたから、高いハードルに挑む積極性が身に付いた

趣味のイラストや役者のレッスンに充てる時間を確保するために、オンライン通学コースを選びました。N高は学生生活を送りながら自分の時間を取れる上に、クリエイティブなことをプロから学ぶこともできるので、僕にとって絶好の場所でした。入学当初は、ICTツールを使うことに戸惑いもありましたが、メンターが段階を踏んで教えてくれたので、やれることが増えていくにつれ学生生活が充実していきました。授業では毎回話す相手が変わるので友だちの輪が広がり、共通の趣味を持つ仲間も見つけやすかったです。オンラインのコミュニケーションのおかげで積極的になることができ、街中でも困っている人に話しかけられるようになりました。文化祭「オンフェス〔※〕」では仲間とVTuber企画を立ち上げ、配信。初めての挑戦でしたが、みんなが背中を押してくれたことで「やりたい」という気持ちが強まり、より高いハードルを越えられるようになった自分に気づきました。以前ならためらっていたことも、「やってみなきゃ分からない」と行動できるようになったんです。メンターも否定することなくいつでも応援してくれました。そんな安心感の中でチャレンジでき、好奇心を追求できるのがオンライン通学コースです。卒業後は劇団に所属し、演劇を学んでいました。今はマルチクリエーターとして、ネットでストリーマーやイラストレーター、声優などで活動中。いろいろな人の心に触れて、作品にしていくことにやりがいを感じています。N高で多様な人に出会ったことは、自分の糧になっていると感じます。

オンフェス:オンライン通学コースで行われるオンラインの文化祭

山口 夏葉さん

2022年度卒業

相模女子大学 学芸学部 生活デザイン学科 進学

オンラインの学校生活を満喫しながら、進路サポートと自由な時間を活用

先にS高に入った友だちからの勧めがあり、転入を決めました。友だちとの関わりを大切にしたかったので、授業で他の生徒とも交流できるオンライン通学コースを選択。幅広い学びができるZEN Studyが魅力的なのと、リアルでの通学が不要なので経済面にもメリットを感じました。在学中はオンラインだから困ったということは何一つなく、たくさんの友だちをつくることができました。「オンフェス〔※〕」の実行委員も務めましたが、準備期間から開催まで全てがオンラインという一般的な文化祭とは異なるイベントを、仲間と協力して成功させることができたのは、忘れられない思い出です。大学進学を目指していたので、個別の進路サポートはとても役に立ちました。志望理由書の添削の他、面接・小論文の指導もしてもらい、速くて丁寧な対応がありがたかったです。プレゼンテーション対策もしてもらったので、入試には自信を持って臨めました。自由な時間が多く、志望校の制作課題に集中できたのも助かりました。メンターには進路や受験勉強の相談をしたり、私に合った課外活動について詳しく教えてもらったりしました。卒業後でも参加できる外部イベントなども調べてくださったので、今年の夏に参加しようと考えています。現在は、大学の生活デザイン学科でデザイン全般の基礎を学んでいます。以前は建築分野に興味を持っていましたが、学ぶ中でファッションやプロダクトなど他の分野にも興味が湧いてきました。さまざまなことにチャレンジしながら将来の仕事にできるものを見つけて、深めていこうと思います。

オンフェス:オンライン通学コースで行われるオンラインの文化祭

通学プログラミングコース

小林 勇豪さん

2019年度卒業

拓殖大学 政経学部 経済学科 進学

LT大会は成功も失敗も自分の責任だから“次”を考えることができる

高校3年生のときに転入しました。以前在籍していた高校の授業でプログラミングを勉強する機会があり、もっと学んでみたいと思ったことがきっかけです。僕はプログラミング初心者でしたが、通学プログラミングコースにはプログラミングがもともと得意な仲間が多く、入学した当初は苦労もありました。しかし、自ら声をあげ「教えてほしい」と聞いたり、真似したい技術があれば目で見て吸収したりと、ひたすら挑戦を続けていました。月に一度行われるLT(ライトニングトーク)大会は、制作から発表までひとりで行います。成功も失敗も全て自分次第。だからこそ、失敗したとき、次はどうしたら失敗せずに成功できるのかを自分自身で考えることができます。当たり前のことですが、それに気づけたことは僕にとって大きな糧となりました。また、ネットの高校には夢中になれるものを発見するチャンスがたくさん転がっています。Slackを活用すれば数多くのイベントに出合え、企業や著名人の方と触れ合う機会や、個性豊かな生徒と話すこともできます。僕は運が良いことに、投資部に所属することができました。初めて株式投資を行い、企業訪問をしてIRから企業価値を考えたり、チャートを見て分析したりとどんどん夢中に。この経験を通して経済関係について深く学びたいと思い、大学では経済学を学んでいます。プログラミングの勉強と投資部で得たことを活かし、経済知識、ビジネス的論理的思考などを学び、インターンシップや企業イベントにも挑戦していくつもりです。

丸山 拓真さん

2022年度卒業

近畿大学 情報学部 進学

失敗を成長につなげられる。プログラミングに浸れた尊い3年間

動画編集やプログラミング言語「Scratch」に興味があり、中学3年の時にN中等部に入学。スキルアップを目指してN高の通学プログラミングコースへ進学しました。一番の思い出は「未踏ジュニア〔※〕」に挑戦したこと。コードがなくても簡単にアニメーションを作れるツールを考案し、10ページにも及ぶ提案書を約3ヵ月かけて書き上げました。N高のメンターに何度も添削してもらって完成させ、提出。未踏ジュニアに採択された日の喜びは忘れられません。採択後は休み返上でプログラムを書いていましたね。正直、大学受験より大変でしたが、とても尊い時間だったと思います。未踏ジュニアの採択で入試が一部免除になる優遇枠を利用し、近畿大学情報学部を受験。面接の場で急にプレゼンテーションを求められたのですが、LT大会など発表の機会が多い通学プログラミングコースで修練を積んでいたおかげで、落ち着いて対応できました。大学での勉強も、N高の3年間で培った基礎があるので難しく感じることなく、課題を早く終わらせて別のことに取り組む余裕があります。プログラムをもっと広く使われるものにしたいという想いがあるため、今はプログラミングの流れを可視化することで勉強しやすくなるようなツールを開発中。何事も、まずは「手を動かす」という方針の中で知識や技術を身に付けられ、失敗しても成績に響くのではなく、成長につなげられるN高での経験が役立っています。好きなだけプログラミングに浸っていられた3年間は、学習環境としてもコミュニティーとしても最高でした。

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