
9月8日(日)、ヘアメイクアップアーティストのKOBA氏を講師にお招きし、「プチプラで叶えるインスタ映えメイク」というテーマの特別授業を実施しました。
■KOBA氏プロフィール
スタイリストで着付け師の母の影響で幼い頃からファッションを身近に感じ、19歳よりスタイリストアシスタントとして従事し、21歳でスタイリストデビュー。スタイリストとして数々の媒体で活躍する中で、スタイリングとヘアメイクのどちらもできれば、もっと良いモノが作れる!と考え、日本で初のどちらもおこなう“ビューティヴィジュアルクリエイター”としてキャリアを積む。数々のアーティスト、タレントのビジュアル周りを担当。
※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。
日本初のビューティヴィジュアルクリエイターKOBA氏「プチプラで叶えるインスタ映えメイク講座」開催
授業では、まず最初にビューティヴィジュアルクリエイターになったきっかけについてお話しいただきました。
洋服をコーディネートするスタイリストと、ヘアメイクを担当するヘアメイクアップアーティストは分業が一般的ですが、KOBA氏は「どうしてファッションとメイクがバラバラなんだろう。どちらもできればもっと良いヴィジュアルクリエイトができる」と考えたことをきっかけに、どちらも手掛けるようになったそうです。
今では衣装のスタイリングからヘアメイクまでを担当し、数々のヴィジュアルづくりをされているKOBA氏ですが、自分の好きなものを続けて積み重ねた結果が、現在のスタイルの確立に繋がったそうです。
例えばアーティストさんのヴィジュアルづくりでは、実際に曲を聞いてストーリーを考えたり、ファンやユーザーが身近に感じられるようなイメージづくりを心がけてトータルコーディネートをしているそうですが、中でもKOBA氏は第一印象や声から、その人のイメージを膨らませヴィジュアルを提案することが得意とのこと。出会った瞬間の印象を形にするというのは、簡単なことではありません。鋭い洞察力や感性が必要とされるはずですが、KOBA氏の経験の中で培われた彼女ならではの能力なのだと感心させられます。
続いて、ヘアメイクの道具と手順について解説していただきました。
写真は一部で、海外旅行で使うようなスーツケースいっぱいにメイク道具が詰まっています。


ここからは、ベースメイクを済ませたモデルさんへのメイクの実演です。
今回は「インスタ映え」ということで、秋のトレンドを意識した女性らしい赤系のメイクを解説していただきました。
最初はフェイスパウダーを塗り、目元にクリームシャドウとラメを足していきます。ラメはチップを使って塗るのがポイントです。続いて涙袋専用のライナーを使って目を大きく見せます。


チークとノーズシャドウをつけたら、眉毛を描いていきます。ビューラーは肘から上げるとまつ毛を痛めなくて良いそうです。最後にアイライナーを描いてマスカラを塗り、リップを塗ったら完成です。

とても女性らしくて柔らかい印象の素敵な仕上がりですね。モデルさんのちょっとしたサプライズもありました。 みなさんも是非、実際に動画を視聴して確認してみてください。実演中は使用するコスメの紹介やポイントの解説をはさみながら、生徒からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
最後はKOBA氏からのメッセージです。
「まだやりたいことがない人も、ちょっとしたきっかけから好きなものを見つけて、そこを伸ばしていってほしいなと思います。いつか同じ業界で働けるとすごく嬉しいです」

KOBA氏の人柄が全面に出たとても楽しい授業に、生徒たちのメイクへの興味や意気込みもアップ。何事も、好きな気持ちやふとした気づきを大切にすることで自分の得意に変えていける勇気をもらいました。
本当にありがとうございました。
<N予備校>
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