
7月24日(月)~28日(金)の5日間、山口県長門市の向津具半島でイカ釣り漁体験を開催しました。
【初日】
長門市の名所「CNNが選ぶ“日本の最も美しい場所31選” 」に選ばれた『元乃隅稲成神社』を参拝し、明日からの漁の安全を祈願。
その後、開校式やオリエンテーションを行い、だんだんとN高生6名に仲間の輪ができてきました。


【2日目】
いよいよイカ釣り漁本番の日です。
まずは、午後に2時間ほど乗船オリエンテーションで船に慣れるところから。
そして夕方からは『龍神丸』に乗り込みます。
参加者の顔には夜の漁という未知への不安が漂っていましたが、竿を出して仕掛けを操り、イカの姿が現れると戸惑いながらも充実した笑顔を覗かせてくれました。
この日の水揚げは全て市場に出荷して、明日売り上げが解ります。果たして収入は如何に?

【3日目】
売り上げに基づく漁師の採算シミュレーションをグループで行い、向津具半島の天然塩づくり「百姓庵」や車エビの養殖場を訪ねて、自然がもたらす食の豊かさに触れました。


【4日目】
船長にインタビューして漁業の採算やイカ釣り漁以外の収益を上げる工夫も調べました。
そして第2回のイカ釣り漁。
「今夜は200杯のイカを釣るぞ!」
初回と違い、みんな目標に向かって集中し、良く釣れる棚を情報交換してチームワークも抜群でした。
結果は軽く200杯超えで目標達成!
充実した笑顔です。
【最終日】
最後は全体で振り返りをして体験した学びを深めます。
今回、イカ釣り漁業体験をサポートしてくれたスタッフからは嬉しい言葉。
「イカ釣り漁業体験に参加したN高生の姿を一週間振り返ってみると、漁業について考える真剣な眼差しや、船長や暖かな地元の方に見守られ集団生活を通して、一回り成長した背中がとても印象的でした」
N高生のチャレンジはまだまだ続きます。