
今回で46回目の実施となったモビリティの祭典「東京モーターショー2019」にて、N高生が高校生代表としてイベントに登壇しました。
今回参加したのは、東京モーターショー内で実施された「10代未来会議」です。
10代未来会議は、「令和の主役になる10代が、未来にワクワクするきっかけを作りたい」という想いを抱いた現役大学生が企画運営するイベントです。
日本を代表する祭典で、現役の大学生が主体的にイベントを企画運営すること自体が画期的なことですが、今回はその記念すべき舞台にN高生も参加させていただける貴重な機会となりました。

「10代未来会議」は、2019年11月2日(土)・3日(日)の2日間にわたり、「未来」をキーワードにさまざまなプログラムが実施されました。N高生を代表して、小山一哉さん(大宮キャンパス/起業部所属)と市川綾音さん(ネットコース)が参加しました。2人が参加したのは「未来のまなび」と「未来の働き方」の2つのセッション。
「未来のまなび」では、ネット社会になり学び方も多様化した現代で、どのような学びを選択していけば良いかを、教育系YouTuberの葉一さんと、サイエンスアーティストの市岡元気さんと共にディスカッションしました。
「未来の働き方」では、副業・兼業が当たり前になり、働き方の概念がアップデートされている今、「働く」とは何か、どんな選択肢が生まれているのか、俳優の松㟢翔平さんと、経済産業省の現役官僚で、NPO法人を通した兼業もされている森本卓也さんと対談しました。
N高で学び、これから社会に出ていくN高生にとっても「まなび」と「働き方」は大きな関心を寄せるテーマ。
登壇した2人も、この場に参加したことで、より思考を深めることができたようです。

以下、登壇者2名からのメッセージです。
小山一哉さん
すべてのことが初めての体験で緊張しながらの登壇でしたが、楽しく話すことができました。テーマとなった「まなび」と「働き方」について、改めて深く考えることができました。今後の活動の糧にしたいと思います。
市川綾音さん
未来のまなびや働き方というテーマは、平凡な高校生活を送っていたらまず考えなかった内容だったと思います(笑)。この機会に改めて自分の考えを持てるようになり、自分の意見を伝えられる貴重な経験をさせていただきました。自分の意見を伝えることは難しかったですが、私たちのような高校生でもまなびや働き方について考えていることがある、ということを知ってもらえたら嬉しいと思います。このような機会があればどんどん挑戦していきたいと思います。
主催団体の委員長である大貫さんからもメッセージをいただきました。
「10代未来会議」運営委員会委員長 大貫愛美さん
市川さんと小山くんに出会う前、N高生はN高という選択肢への一歩が特徴的なのだと考えていました。今回、熱意を持って密度の高い対話をしてくれた2人のお陰で、一歩を支えているのはそれまでの道程なのだと気づかされました。豊かで鮮やかな自分の道程を話してくれる2人の瞳の輝きが忘れられません。そして何より、やりたいことに時間を確保できるN高生活が本当に羨ましいです!
世の中の大人は、きっと皆さんの想像以上に皆さんの役に立ちたがっています。頼らず自力でやり遂げる意思も尊いですが、大人の知見に頼ればできることが広がったり早くなったりします。皆さんが理想を実現できるよう心から応援しています。
「まなび」も「働き方」も日進月歩で激変している現代、N高生が生きていく未来はどのように変化していくのでしょう。今回のイベントを通じて、それは私たち一人ひとりの選択によって形成され、一人ひとりの意思によって時代は動いていくものであると気づかされました。
ぜひ、みなさんも改めて「まなび」と「働き方」について考えてみませんか?


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