
N高では2016年より遠足もネット上で実施しています。遠足で訪れる先はオンラインRPG 『ドラゴンクエストX オンライン(以下、DQX)』の世界。過去に9回、生徒たちと一緒にドラゴンクエストを通じて交流をしてきました。
今年はさらなる生徒の友だち作り、コミュニティ作りをサポートすべく、ネット遠足を引率するN高教職員の事前研修をリモートで開催。
普段はゲームをしない先生たちが多い中、生徒たちと遠足を楽しむために、100人を超える教職員が真剣にDQXの研修を受けました。
ネット遠足とは……株式会社スクウェア・エニックスが運営する『ドラゴンクエストX オンライン』の世界の中でN高生と教職員が一緒に旅をしたり、レクリエーションをしながら、教職員と生徒、また生徒同士の交流を深めるきっかけとして開催されている行事です。
いかにも研修という目次・ネット遠足の役割の説明で始まった研修。一見、ゲームや遠足の話をしているようには思えませんが(笑)、設定やストーリークリアの説明へと順調に進み、実際にプレイをしながら基本的な操作の確認へ。
パーティ(※1)の組み方やフレンド(※2)になる方法、写真の撮り方もここで確認。ネット遠足では、記念撮影もゲーム内で行いますからね。
※1 パーティとは…一緒に行動する仲間の集まり
※2 フレンドとは…ユーザー同士がフレンドになることで、一対一でチャットができたり現在地がわかったりするのでコミュニケーションがとりやすくなる
思い思いのキャラクターで参加する先生たちですが、いざDQXの世界へ行くと集合場所がわからず迷子になる先生や、キー設定を間違えて想定外の質問を連発する先生が続出し、進行役の教職員も四苦八苦。
基本操作の説明が終わったら移動や買い物の練習です。
ここでも行先を間違えたり買い物すらできない大人たちが一人ひとり指導される場面も。“ 教職員”の肩書はどこへやら……
買い物をひと通り終えたらN高の旗を目印に再集合。生徒とのレクリエーションで行う「かくれんぼ」の練習へ。ゲーム内で相手に「いいね」をすると赤帽子と青帽子が切り替わるアイテムを使用するのですが、説明中に先生たちが「いいね」を連発してしまい、チーム分けすらうまくいきません。
しかしゲームが始まると、さすが先生という飲み込みの早さと慎重さでゲームが進行。かくれんぼは大盛況で終わることができました。
最後は全員で集合写真を撮って研修終了。参加した先生たちからも「楽しかった」「本番が楽しみ!」と前向きなコメントが多くて嬉しくなりました。
第10回ネット遠足は6月9日(水)と16日(水)の2日間開催。
はたして練習の成果は当日に活かされるのでしょうか?
『ドラゴンクエストX オンライン』公式プロモーションサイト
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