
今回のブログでは、代々木キャンパスで行っているオンラインでの放課後イベントについてご紹介します。
代々木キャンパスでは、オンライン授業の期間中、生徒同士や、生徒と教職員やティーチング・アシスタント(以下、TA)が接する機会を増やすことを目的に、5月からイベントをオンラインで毎日放課後に実施しています。
このイベントは任意参加としていましたが、連日たくさんの生徒が参加しました。
ここからは、開催したイベントについて紹介します。
1つ目は「人狼ゲーム」です。
人狼ゲームとは、市民役と人狼役に分かれ戦うパーティゲームで、会話をしながら市民になりすました人狼を暴き出すか、人狼が市民を滅ぼして勝利するかを競うもの。市民はそれぞれ与えられた役職などを駆使して誰が人狼であるか推察していき、人狼役は嘘をついたり演技をしたりしながら正体を隠し続けるという心理ゲームを楽しむことができます。
ビデオ会議ツール「Zoom」をつなげながら、人狼ゲームアプリを使用して行いました。
人狼を疑うターンでは、Zoomのチャット機能を使用し、みんなで一斉に疑わしい人を指名しました。一番最初の犠牲者(身分がばれると人狼なら処刑、市民なら襲撃される)は……TAの三谷先生でした!
Zoom上で話し合いを続け、犠牲者がどんどん増えていき……最終的に、市民チームの勝利で決着しました。
特に印象に残っているのは、人狼のTA小野先生の表情が分かりやすすぎて、生徒や他の先生にすぐに人狼であることがばれてしまったことです。
2つ目は「オリジナルスタンプ作り」です。
こちらは、N高で使用しているコミュニケーションツールのSlack上で使用するオリジナルのスタンプ(Slackではチャットへのリアクションをスタンプで返すことができます)を一緒に作ろうという企画。画像ファイルを作成することで、誰でもオリジナルのスタンプを作ることができます。
生徒たちは、Photoshopなどのソフト(※1)を使用してスタンプ作りに取り組みました。普段から使っているだけあって、みんなスイスイと作っていきます。
※1 N高の生徒は「Adobe Creative Cloud」を無料で利用できます。
「アドビの教育機関向けCreative Cloud新プランを国内で初採用全生徒6512人が無料で利用可、クリエイティブな学びを強力サポート」
イベントの最後に、参加した生徒たちで作ったスタンプを共有しました。
代々木キャンパスのSlackチャンネルでは、イベントで作られたスタンプをたくさん押し合っています。
3つ目は「リモートアンサンブル」です。
この企画では、音楽好きな生徒がZoom上で演奏を披露します。楽器を演奏できる人の演奏を聞いたり、トップの画像のようにリモートでセッションをしたりします。
代々木キャンパスのTAの中には楽器を演奏できる先生もたくさんいるので、生徒にお披露目した際は普段の先生と違う一面に「かっこいい!」という声が上がり、とても盛り上がりました。
ある時は、管楽器を演奏できる生徒が2人参加して、即興で練習した曲を演奏しました。みんなの多彩さに圧倒されます。
最後に、これらのイベントの企画・進行をした教職員と、今まで多くのイベントに参加してくれた新入生の村上さんにコメントをもらいました。
代々木キャンパスのイベントはキャンパスの皆さんが「面白い!」「楽しい!」「心地よい!」と思える空間を提供することを目的としています。リアルでもオンラインでも楽しめるようなイベントを生徒と一緒に企画運営していきますのでお楽しみに!(加藤先生)
放課後イベントの中では、授業中とはひと味もふた味も違う生徒の顔が見られ、私たちも驚くような才能を発揮している様子が印象的です。今後も生徒が輝ける場面を少しでも多く増やし、生徒同士の和が広がっていくことを願っています。(川畑先生)
特に印象に残っているのは「旅行好きの部屋」です。そのイベントでは、多くの先生や生徒が参加し、世界各地のいいところを教えてくれました。それぞれの先生や生徒の好みも分かるような内容で、距離が縮まった気がします。オンラインイベントは、バーチャル背景などでもその人の趣味が分かり、仲良くなるきっかけにもなることが利点だなと思いました。(村上未来さん)
オンラインのイベントを通して、授業だけでは知りえないことをお互いに知ることができ、新たな出会いのきっかけが生まれていることを実感しています。
また、このイベントで知り合った生徒同士がキャンパスで実際に交流している場面を見ることを楽しみにしています(※2)。
※2 通学コースの全国19キャンパスでは、6月1日(月)より登校を再開しました。
ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。「N高通学コースのすべてのキャンパスで登校を再開」