
6月27日(土)に大学進学支援課主催のオンラインセミナー「Pre-University」を開催しました。
Pre-Universityとは、生徒の皆さんが将来の意思決定をより良いものにするために、高校生では得がたいようなさまざまな情報と出会える機会を作り、知的好奇心を開拓してほしいとの願いから企画されたものです。
第2回となる今回のセミナーでは、ゲストスピーカーに東京大学薬学部3年の現役大学生の二人を招き、大学での学びと進路決定をテーマにN高生と熱い議論を交わしました。
企画を担当したのは下の画像のティーチング・アシスタント(以下、TA)の二人。
現役生ならではのフレッシュな観点から生徒に有益な情報を運んでくれました。
まずはゲストスピーカーに薬学部を目指そうと思ったきっかけをうかがいました。
その中で「世界の貧しい国々では、薬を作っても患者に買うお金がなく、儲けにならないという理由で顧みられない感染症が多くあり、そういった感染症から人々を救いたいという想いで薬学部を目指しました」というお話に、多くの生徒が感嘆の声をあげていました。
続いて、「自分のやりたいことってなんだろう?」というテーマでワークを行いました。
生徒たちには、
・自分の好きなことは?嫌いなことは?
・好きを増やして嫌いを減らすにはどうすればいいか?
・それは今すぐできることか?できないなら今できることは何か?
を考えた後に、チャットで発表してもらいました。
このワークを通して、ぼんやりと抱いていた「やりたいこと」を浮き彫りにし、自分だけの専門性を磨くきっかけへと変えていくことができます。そして、「やりたいこととできること、それが人から求められることにつながれば生きがいになる」というメッセージが生徒に伝えられました。
続いては「大学で学ぶということ」と題して、専門を学ぶことの大切さと面白さを話してもらいました。
大学での学びは、自分のやりたいことを実現するための知識とスキルを得ることができ、ひいては人類の知の蓄積に貢献できることが魅力だと語ります。
また、与えられた答えではなく、自分で「解」を見つけることができるのが、専門の学びを深める面白さであるとのこと。
最後に生徒からの質問を受けました。
「大学受験において最も大切だと思ったこと」という質問については、「志望大学に行きたいと思う自分の気持ちが大切」と答えてくれました。
家族や周囲の人からの言葉や勧めなど、自分の気持ち以外の理由で志望大学を決めると、受験が辛いものになるそうです。
また、「たくさんの大学がある中で、東京大学にした決め手は?」という質問には、「薬学部の中でも研究に注力している点が東京大学薬学部の特徴で、そこに魅力を感じた」とのこと。
生徒たちは、質問の回答に対してさらに疑問に思ったことを尋ね、理解を深めていきました。生徒同士でも、回答の内容について議論や補足をし合う活発なやりとりが行われていました。
今回のセミナーに参加して、「薬学に興味を持った」「将来何をしたいかを考えるきっかけになった」など、多くの生徒が進路について深く考えることができたようです。
小さなきっかけが大きな夢につながることもあります。大切なのは、そんなきっかけとたくさん出会える環境があるかどうかではないでしょうか。
大学進学支援課では、今後もさまざまな形でのサポートを通して、生徒の進路実現を応援していきます。