
横浜金港キャンパスには自動販売機が一台あります。一見、よくある普通の自動販売機に見えますが、実はこの自動販売機は最近の横浜金港キャンパスの大きなトピックスのひとつなのです。

というのも、現在週5生(※1)たちは「この自動販売機をどんなラインナップにするか?」というプロジェクトに取り組んでいるのです。
自動販売機に並ぶ商品を決めることができるというワクワクするような取り組みも、4月から開校した新キャンパスならではのプロジェクトですね!
※1 N高の通学コースはWeekday Course(週5)・3Days Course(週3)・1Day Course(週1)の3つの通学スタイルを用意しています。
では、生徒たちはどのように自動販売機のラインナップを決定するのでしょうか。授業の様子を見てみましょう。
グループに分かれた生徒たちはまず、いくつかの仮説を立てていきます。例えばこちらのグループでは、キャンパスにおけるニーズの方向性を探るために、まずはメインとなる商品を絞り込むようです。
お茶やコーヒーといった飲み物は多くの人が自動販売機で購入する一方で、「あまり買われることのない商品は何か?」という部分に注目して話し合いを進めていました。また今回のプロジェクトが秋冬バージョンということで、温かい飲み物のニーズが高まるのではないかという仮説も立てたそうです。

次にグループで立てた仮説をもとにしてアンケートを作成します。
生徒たちは「回答者に負担のない質問ボリュームか」「質問が誤解を招いたり、回答を誘導したりしてしまう表現ではないか」ということに注意をしながらGoogleフォーム(Googleが提供するアンケート作成ツール)を使用して、アンケートを作成していきます。
初めて使うGoogleフォームに苦戦しながらも、グループで助けあったり、TA(ティーチング・アシスタント)の先生からのアドバイスをもらいながら、果敢に取り組む姿が見られました。

次回以降は、
・各グループがブラッシュアップしたアンケートを他のグループの生徒たちに回答してもらう
・アンケート結果を検証して、自動販売機のラインナップ案を決めるプレゼンテーションの準備
・アイデアが一番よかったグループを投票で選び、そのグループのラインナップが採用
という流れで進めていきます。果たして横浜金港キャンパスに実現するのはどのグループのアイデアになるのでしょうか?
キャンパスの大事な自動販売機の運命が決まるプロジェクト!
今後の展開が気になるところです。