
2021年3月13日(土)に行われる「第3回全国高校eスポーツ選手権 決勝大会」にN高から「NRLG Cats」のメンバーが出場することとなりました!
◆ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。
eスポーツ部、「全国高校eスポーツ選手権」ロケットリーグ部門オンライン決勝に進出
このブログでは、本校eスポーツ部のスポンサーである株式会社ユニットコム様、株式会社フェルマー様のご支援のもと行われている、「NRLG Cats」が所属するN高eスポーツ部ロケットリーグ部門の練習風景についてご紹介します。
練習は毎週木曜、18時からスタート。
全国各地にメンバーがいるため、特定の場所に集まって行うわけではなく、チャットツール「Discord(※)」の専用サーバーに集合します。
※Discord…テキスト、ボイス、ビデオでチャットができるコミュニケーションアプリ。使いやすさから多くのゲーマーが利用し、eスポーツ大会の連絡ツールとしても活用されている。
まずは、HANAGUMIのWaveコーチから今日やることの連絡があります。この日は他の日に行ったNRLG Catsのスクリム(練習試合)のリプレイを鑑賞し、プレイ中の判断や考え方について指導がありました。
シーンごとで動画を止めながら、その時に何を考えていたか生徒から引き出し、プロ選手としての知見をアドバイスとして伝えていきます。
例えば、3:24時点のプレイに対し「詰める判断は素晴らしいが、もう少し回り込んでプレッシャ―をかけるようにしよう」とか、3:52時点のプレイには「ここは行かない判断をしたかったかな」など。
ダメ出しだけで終わるのではなく、「判断は素晴らしい」「こうしていたら決まっていたね」といったプラス要素を伝えてくれるので、生徒たちも前向きに受け止めることができます。
その上で、「こういう場合はどうすればよかったのか」ということを質問し、自分たちのプレイに活かしています。リプレイ解説が終わると、NRLG CatsとNRLG Cows(N高eスポーツ部のロケットリーグのチーム)に分かれてプライベートマッチを行いました。
今日の課題は「チームでの声かけ」です。それぞれのチームにおいて試合中の声かけをジャンルごとにチェックし、自分たちがどういった声が出せていて、何が足りていないかを分析しました。
経験年数が長いほど声かけのジャンルに幅があり、量的にも多くなるといったことは分かっていました。今回の分析ではさらに、「敵の情報」や「次の行動」に対する声かけがチームとして少ないことや、誰がどのジャンルに弱いかといったことが、具体的に明らかになり、今後どういうことを意識していけばよいのかがよく分かりました。
また、これまでのプレイを参考にした、個々の生徒のスコアシートも共有してもらえました。自分たちのプレイをプロから見るとどういったものになっているのか、それを今後どう改善していけばいいのか、ということが図解されており、生徒たちが迷うことなく練習するための指針となりそうです。