
(C)STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2021 実行委員会
2021年8月12日(木)から15日(日)までの4日間で行われた高校eスポーツの祭典「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2021(以下、STAGE:0) 」の決勝大会に、N高からたくさんの選手が参加しました。
今回はリーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)部門で3連覇を達成した「N1」の選手のNaiNa選手、yunocy選手、rre選手、momo tqt選手にインタビューを行いました。
※本校eスポーツ部は株式会社ユニットコム様の御支援のもと活動を行っています。
■N1のメンバー
TOP:momo tqt選手(3年)
TOP:yunocy選手(3年)
JG:Acciy(3年)
MID:rre(2年)
ADC:NaiNa(3年)
SUPPORT:zyunia(3年)
(以下、敬称略)
ーまずは優勝おめでとうございます。
一同:ありがとうございます!
ー優勝したときの気持ちを教えてください。
yunocy:めちゃくちゃ嬉しかったですねー!
rre:去年優勝したときのメンバーが僕とAcciy君以外みんな卒業しちゃって正直不安だったんですが、優勝できてホッとしました。
ー皆さんの中で、決勝大会で優勝できたのはこの人のおかげ!という優勝の立役者は誰だと思いますか?
momo tqt:僕はNaiNaくんですね。
NaiNa:僕も自分だと思います(笑)。
rre:え、僕も自分だと思うんだけど(笑)
yunocy:僕もrreくんに一票です。
ーrreくんとNaiNaくんは自分に投票するんですね(笑)。いいですね、その自信!具体的にどういうところで優勝に貢献できたと思いますか?
NaiNa:rreくんも素晴らしかったと思うんですが、僕は負けている状況でも前フラッシュをして戦況をひっくり返せたことがかなり大きかったと思います。ハイリスクではありましたが、逆にハイリターンなあのプレイがあったからこそじゃないかなーと。
rre:あのシーンは自分も貢献できたというか、きっかけを作ったのは僕だと思ってます!
※大会の様子はこちらの動画からご覧いただけます。
【高校生LoL日本一決定戦 Day2】STAGE:0 2021 決勝大会【リーグ・オブ・レジェンド/League of Legends】
ーmomoくんとyunocyくんが2人だと思ったのはなぜですか?
momo tqt:NaiNaくんはいつも粘り強くプレイしてくれてて、特に準々決勝のときは助けてもらったと思ったので。
yunocy:rreくんはガンク(※1)を捌きながらキル(※2)を取ったりと、試合をどんどん動かすようなプレイをしてくれてるところですね。
※1:チャンピオン同士がレーン争いをしているところに忍び寄り、奇襲や挟撃を仕掛け、敵チャンピオンを倒すこと
※2:相手チャンピオンを倒すこと
ーなるほど。2人に助けられてるって感覚が強いんですね。では2人はこの決勝大会の自分自身のプレイについてはどう感じていますか?
yunocy:いや、もうなんもないです。自分は全然活躍できなかったんで。
momo tqt:自分も振り返る点が多すぎて反省しかないです。もっと活躍できたし、活躍すべきだったと思ってます。
rre:全然そんなことないでしょ!
NaiNa:2人ともネガティブすぎだよー。
(C)STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2021 実行委員会
ー大会までの練習や練習環境について教えてください。LoL部門にはLillbeltさんと和葉@さんの2名にコーチとして入っていただいていますが、コーチについては皆さんはどのような印象をお持ちですか?
momo tqt:最高です。ベストです!
rre:フィードバックだけでなく、チームの意見がぶつかり合ったときにまとめてくれる素晴らしいコーチだと思っています。
NaiNa:2人とも優しいんですが、和葉@さんは引き締め役というか、僕たちが傲慢にならないようにちゃんと現実を突きつけて僕たちの目を覚ましてくれます。Lillbeltさんは基本、僕たちが何をやらかしても「あはは、どんまい~」みたいな感じで許して接してくれるんですけど、僕たちが1回試合を戦略・戦術などを考えないで思考を停止したままプレイして負けて終わったときに怒られたことがあって……。
yunocy:あれは怖かった。
rre:本当に。やってしまったって思ったよね。
ー以前、GAMEクロスさんのインタビューでも答えていたことですね?
NaiNa:そうです。ルネサンス(ルネサンス高等学校)さんとのスクリムした時でした。自分たちでも全然ダメな状況でプレイしてて……。あのとき初めて「この状況で続けても意味ないから、このままやるならやめましょう。やめる?それともちゃんとできる?」って怒られて、普段めちゃくちゃ優しいLillbeltさんを怒らせちゃったんだなって思って……。
momo tqt:でもそのおかげで気持ちを切り替えて、次の試合はちゃんとできたよね。
NaiNa:「普段優しい人を怒らせる程のことを僕たちはしたんだな」と思って、練習をもっと真面目にやろうって思えたので、2名のコーチの存在は大きいと思います。このチームにおけるコーチと選手の存在の大きさの比率でいったら8:2くらいだと思います。
ー2人のコーチはキャラクターは違うけれど、みんなに対して真剣に向き合ってくれているんですね。ではN高という学校の仕組みがeスポーツ練習と両立することに合っていると感じる部分はありますか?
yunocy:時間がすごくとれるところは一番ありがたいですね。
momo tqt:基本的に勉強を好きなタイミングでできるので、練習時間をほかの5人に合わせやすかったり、あとは自分の練習時間も圧倒的に取れますね。
yuoncy:それにLillbeltさんとか和葉@さんって、普通の高校に行ってたら絶対にコーチングしてもらえない方々なので、そういう方たちから学べることはいいところだなって思います。
ー今後の目標、LoLというゲームで頑張っていきたいことはありますか?
momo tqt:やっぱりアカデミーリーグを頑張っていきたいですね。
yuoncy:自分もアカデミーリーグに出られているので、そこでどんどんレベルアップしてプロの人たちからポジションを奪い取れるプレイヤーになりたいです。
rre:LJL(※3)に出られるぐらいレベルアップしていきたいですね。
NaiNa:小さい時からゲームをやってて、ここまで結果を出せたのがLoLなので、LoLでプロゲーマーになりたいです。アカデミーリーグに出られて、その夢に手が届くところまできたと思っているので、その想いがさらにギュッと強くなりました。
※3 リーグ・オブ・レジェンド ジャパン・リーグ。日本で開催されているLoLの地域的なeスポーツのプロリーグ。
ー今回のこの大会を見て、新しくLoLを始めてみようと思う人たちにひとことお願いします。
momo tqt:やらない方がいいと思います。
一同:(笑)。
yuoncy:せっかくやるなら気合を入れてやってみてって思いますね。それぐらい奥深いゲームなので。
rre:LoLは奥深く、5人でプレイするゲームなので友だちとやるととても楽しいし、知識が広がるのがとても気持ちがよいゲームです。
NaiNa:みんなで集まってみんなで勝つのがすごい楽しいゲームなので、友だちとか誘ってみんなで始めてみてください!
ー最後に応援してくれた方々、お世話になった方々にメッセージをお願いします。
rre:応援してくれた皆さん、ありがとうございました!
momo tqt:ありがとうございました!
yunocy:みんな神様。
NaiNa:ちゃんと優勝してきました!みんな最初から最後まで応援ありがとう!そしてお世話になった、学校、コーチ、大会運営の方々……そして両親!ありがとうございました。僕は今年で卒業するので来年は参加できませんが、来年のSTAGE:0も楽しみにしてます。
皆さんありがとうございました!
(左から)Acciy、rre、momo tqt、NaiNa、zyunia、yunocy
次回は優勝インタビュー クラロワ編をお届けします。
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