
10月18日(水)に、『ソードアート・オンライン』ゲームシリーズ総合プロデューサーの二見鷹介氏を講師に迎え、電撃クリエイター授業を実施しました。授業はN高生が学習に使う「N予備校」アプリにてインターネット配信し、ニコニコ生放送でも同時配信しました。
二見さんはゲーム業界一筋ではなく、高校卒業後はまず大手スーパーへ就職しました。
そこで1年半ほど働いた後にN高の提携スクールでもある「バンタンゲームアカデミー」の体験授業に参加し、それがキッカケとなりバンタンへ入学。新たにゲーム業界への道を歩み始めます。
卒業後は『スーパーロボット対戦』シリーズで有名な(株)バンプレソフトへ入社。
トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』シリーズのプロデュースなどを経て、現在の(株)バンダイナムコエンターテインメントで働き始めます。
その後は2つのテーマで講義していただきました。
最初のテーマは「ゲームプロデューサーという仕事」。
プロデューサーの仕事はコンテンツの制作や企画など多岐に渡る中で、最も多いのは「制作サイドが企画した内容をプレゼンして通す」ことです。
また、予算管理や全体のコーディネートなどを担う重要なポジションでありながら、プロデューサーに必要な能力は“ノリ”と“鈍感力”だと回答。
何かとプレッシャーがかかる場面の多いプロデューサー業は「良い意味での“抜け要素”があると良い」ということでした。
続いてのテーマは「『ソードアート・オンライン』ゲームの作り方」。
電撃文庫『ソードアート・オンライン』を読み、編集者へ「ゲーム化を担当させてください」と依頼したことがきっかけだったことや、実際に使用されていた企画書や絵コンテ、キャラクター設定集、ゲームパッケージのイラストやシナリオ案などの貴重な資料とともにお話をいただきました。


特別授業の最後は、ゲーム業界を目指す高校生へ『夢をあきらめず、作りたいものを作り続けることが大事』という熱いメッセージをいただきました。
ゲーム業界に限らず、目標に向かって一所懸命走るすべての方へ通じるステキなメッセージですね。
90分があっという間に感じるとても楽しい授業でした。
二見さん、いろいろなお話や貴重な資料のご紹介、本当にありがとうございました!
■二見鷹介(ふたみようすけ)氏 プロフィール
(株)バンダイナムコエンターテインメント所属
代表作品タイトル
-「涼宮ハルヒの戸惑/追想」
シリーズ(iPhone含む)
-「ソードアート・オンライン」ゲームシリーズ
<N予備校>
※授業を見逃した方は、以下より視聴することができます。
・PCの方 https://www.nnn.ed.nico/lessons/482527096
・スマホの方 アプリメニューから「受講コースの追加・編集」→「電撃ゲームクリエイター授業」を選択してご覧ください。
※N予備校でのアカウント登録が必要です。
※本授業はN高生以外の一般の方もご視聴いただけます。
<ニコニコ生放送>
http://live.nicovideo.jp/watch/lv307035214
<ソードアート・オンライン 電撃文庫公式サイト>
http://dengekibunko.jp/title/sao/
<ソードアート・オンライン フェイタル・バレット>