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【町田】グループワークに挑戦する生徒たちの心境とは

【町田】グループワークに挑戦する生徒たちの心境とは


はじめまして、町田キャンパスです。
今年の4月に開校した町田キャンパスでは、メリハリを大切にしながら生徒たちが楽しいキャンパスライフを送っています。

授業では、多くのグループワークを行います。
「グループワーク」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
「個人制作よりも楽しそう」「話すのが苦手だから上手くいくか心配」「他の人に迷惑をかけないように頑張らないと」など、さまざまではないでしょうか。

果たして実際はどうなのか?
このブログではそんなグループワークの様子をお伝えします。
また、ブログ後半では生徒の感想も載せていますので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。


第3クオーター(※1)を迎え、町田キャンパスの生徒の多くが課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」のαクラス(※2)で初めて本格的なグループワークに取り組みます。
※1 N/S高等学校では、第1~4クオーターからなる4学期制で運営しています。
※2 高校生が社会に出て活躍するための知識やスキルを身に付ける課題解決型学 習。具体的な解決策を企画し、制作物をアウトプットします。スキルの活用と定着を目指すαクラスと、プロジェクトマネジメント力を磨くβクラスの2つがあります。

第1・2クオーターでの個人制作と同様、最終課題のプレゼンテーション、そして制作物の完成へ向けてグループで作業を行なっていきます。
より明確なイメージを伝えるために、Googleスライド(※3)でのグラフを使用したプレゼン資料だけでなく、Adobe社の提供するPhotoshopやIllustrator(※4)を使ったイメージ画像やプロトタイプも併せて制作しています。
※3 N/S高等学校では、学習用のITツールとして世界最大級のネットワーク企業Googleが提供するクラウド型の統合アプリケーション「Google Workspace for Education」を使用しています。
※4 N/S高生は、学習用のITツールとしてAdobe社が提供する「Photosop」や「Illustrator」などのツールを無料で使用できるため、それらを活用して成果物の制作をしています。


グループ内でそれぞれ役割を分担し、お互いにフィードバックをもらいながら制作することで、自分だけでは想像しえないアイデアを得るなど、メンバーと協力して課題を達成する力を身につけています。


そして12月19日(月)、キャンパス発表会を行いました。
今回は、「サステナブル×ハッピーなおもちゃ」をテーマに、3~6歳の未就学児をターゲットとしたおもちゃのアイデアを、4~6人のチームで考え発表しました。
ただおもちゃを制作するのではなく、「ターゲット層の子どもの好奇心を理解する」「制作したおもちゃで遊ぶことでどのような発達を促すことができるか」といった具体的なニーズを意識しながら、3ヶ月かけて作り上げた作品はどれも力作ばかり!全11チームからは、誤飲防止を意識したものや、「片付けまでが遊び」をテーマに親のニーズにも配慮したもの、さらには子どもの学びにつながるおもちゃのアイデアなどが紹介されました。


最後に、参加した生徒の声を紹介します。

●グループでの制作で大変だと思ったこと
・これまでは個人で思い思いのものを制作していたので、みんなの意見をまとめて1つのものにしていく部分が大変でした。いろいろな意見が出るので、メンバーの意見をもとに合意形成していく過程が難しく感じました
・スクーリングなどと重なる人もいたので、スケジュールを管理しながら役割分担をして進める大変さがありました。
・大変ですが、達成感とやりがいを感じています。

●チームの中ではどんな役割があるのか
・発表者・スライド制作・台本・必要な情報を集める係などに分担しました。役割は決まっていますが、状況に合わせて協力し合いました。情報収集はチームみんなで行い、Slack(※5)のグループメッセージで共有し、制作を進めました。
※5 角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール。

●制作を通じて今後どのように成長していきたいか
・グループワークに慣れている人と慣れていない人がいます。慣れている人は意見を言いやすい環境を作ることが大切です。逆に、慣れていないからこそ気づけることもあります。お互いに教え合って制作することができるのはとても楽しいです。
・先輩がグループのファシリテーターとなってくれたので、スムーズにプロジェクトが進んだと感じています。今後は実力をつけてβクラスにも挑戦してみたいと思っています。また制作に行き詰まった時、すぐにメンバーに相談できるのが安心できる環境でした。

(画像:左から3年生、3年生、1年生、1年生です)


町田キャンパスではこれからも生徒の「学びたい」気持ちを大切にしながら、さまざまな授業を通して、思考力やコミュニケーションスキル向上などに取り組んでいます。


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