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通学コース

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【仙台】在校生が作り上げるから魅力が伝わる「通学コース体験会」

【仙台】在校生が作り上げるから魅力が伝わる「通学コース体験会」


通学コースでは年に4〜5回「通学コース体験会」を開催しています。
今回は、仙台キャンパスで7月と8月に開催した通学コース体験会の様子をお届けします。

■ 通学コース体験会って?
全国各地のキャンパスで開催されている通学コース体験会。
このイベントは、通学コースの授業や雰囲気を参加者に体験していただくための、いわば「体験入学」です。
現役のN/S高生と直接話ができるとあって、毎回大盛況で人気のイベントです。
また、在校生にとっては日頃の活動を学校外の多くの人に知ってもらう機会でもあります。

仙台キャンパスでは7月1日(土)に午前・午後合わせて22組50名、8月6日(日)午前に20組38名の方にご参加いただきました。
両日ともに「通学コースの説明」「生徒プレゼン(活動紹介)」「体験授業」「生徒インタビュー」「座談会」の5部構成で行われました。

体験会に向けて、事前にキックオフミーティングを開き、役割分担を決めました。
特に「通学コースの説明」「生徒プレゼン(活動紹介)」の担当になった生徒は自分でスライドを作成し、職員と内容の確認と発表練習を行いました。

そうして迎えた当日。
開場前に全員で円陣を組み、士気を高めて臨みました。


通学コースの説明パートでは、カリキュラムやキャンパスのイベントの紹介に加えて、昨年度発足した生徒会の一期生がこれまでの生徒会活動についてわかりやすく説明しました。
選挙公約で掲げていた「ひろゆき氏とのディベート対決」を実現させたエピソードでは、参加者から驚きの声が上がっていました。


生徒プレゼンでは、通学コースでの経験を自分の言葉で熱く語りました。


写真の場面では、通学コースの楽しいところとして「Nゼミ(※1)」や放課後の活動を紹介したり、通学コースのいいところとして「友だちがつくりやすい」「メンターとの距離が近い」といったことを紹介していました。

※1 さまざまなテーマについてディスカッションする通学コースの授業。

■ 体験授業
体験授業では課題解決型学習プログラム「プロジェクトN」という、高校生が社会で活躍するための知識やスキルを身につけるプロジェクト型学習(PBL)における導入部分を体験してもらいました。
導入の授業では、初めての人同士でも気さくに話すことができるコミュニケーションの素地を養います。
1〜3ヶ月間にわたるプロジェクトNの授業では、実社会の課題解決に紐づいたプロジェクトを時間をかけて行っていくため、基礎として毎回コミュニケーション能力を養う機会が設けられています。
このような経験を継続的に行うことで生徒は成長を遂げ、今回の通学コース体験会のような実践の場でも物怖じせずに会話や発表ができるようになります。
ちなみに「コミュニケーション能力が高いこと」は、企業が求める人材像の中でも長年にわたり1位を占めています。(参照:帝国データバンク, 2022年資料)


今回の体験授業では在校生と参加者の混成グループでチームを作り、在校生は参加者の隣に座って積極的に自己紹介をしていました。
その様子をご覧になっていた保護者の方からは「自分からはなかなか話せない子なので、(在校生が)気さくに話しかけてくれて喜んでいました」といった声をいただきました。

また、今回は、生徒同士の関係構築の際に行っているペーパータワーのワークを体験していただきました。
企業の研修などでも活用されている、チームビルディングという考えに基づいたゲームで、時間内に紙と限られたアイテムだけを使ってどれだけ高いタワーを作ることができるかを競います。
どのチームも白熱していて、初対面でもコミュニケーションに工夫があれば、これだけ距離を縮められるんだと改めて実感しました。




■ 生徒インタビュー
続いて生徒インタビューのコーナーでは、数名の在校生に入学のきっかけや日頃の活動について質問し、即興で答えてもらいました。


もちろん台本はありません。
どんな回答が出てくるのかメンターも内心ドキドキしていましたが、どの質問にもていねいに率直な思いを語る在校生を見て、聞きながら感涙してしまいました!

「N/S高の通学コースを選択したきっかけ」については、保護者の方からの勧めがあったり、自分の体調を見ながら通える学校を探していて見つけたり、という回答が多くありましたが、最終的に魅力を感じて自分で決めたという生徒ばかりでした。
「仙台キャンパスの好きなところ」への回答は、「人が優しくて明るい」や「放課後の交流が楽しい」などがあり、キャンパスの風通しのよい雰囲気を知っていただけたのではないかと思います。
「将来の目標」を尋ねると、大学進学のほか「家業を継ぎたい」「起業したい」など、N/S高らしい幅広い進路目標が返ってきました。

このように、メンターも知らなかった在校生の秘めた思いやエピソードを聞くことができるのも、体験会の魅力です。


■ 座談会 
体験会の最後は5〜6名のグループに分かれて座談会を行いました。
ここでも決められた台本はありません。


保護者の方からは単位修得に関する質問が多く寄せられました。
また、現在東北で唯一のキャンパスなので、他県から参加した方で通学についての不安を相談している方もいました。
在校生はこうした保護者の方の質問に一生懸命答えたり、参加した方から積極的に質問を引き出したりしており、時間が足りないくらい話が盛り上がっていました。
4月に入学したばかりの1年生も、堂々とした振る舞いで話していたのが印象的でした。


必要に応じてパソコンを使って活動紹介をする生徒も。


親身になって質問に応じる在校生に、参加者はもちろん、保護者の方々も、前のめりで話を聞いている様子でした。


■ 参加者の声
・体験や在校生の方の説明がとても分かりやすかったです。

・生徒同士での雰囲気がよいところが進学しやすいところに繋がってもいると感じました。

・みんなとても話しやすかったです。

・直接話せて楽しかったこともあり、前回オープンキャンパスに訪れた時よりも興味が増しました。

・在校生が積極的に関わってくださりキャンパスの様子がよく分かって良かったです。

・自分の言葉で話すことがとても上手な生徒さんたちで驚きました。

・在校生の発表が具体的で、知りたいことがよく分かった。雰囲気も良かった。

・雰囲気が良く、楽しかった。それぞれ目標がありつつ、自由に楽しくやっている感じで、自分に合っているなと思った。

・自分から話かけるのが苦手な息子に、たまたま隣に座った在校生の子が話しかけてくれた。嬉しかったです。

・在校生の実際の話が聞けてとても参考になりました。


■おわりに
生徒が主体的に準備してきた今回の体験会。
どのパートにおいても在校生が登壇したり、参加者の方々に積極的に話しかけたりするなど、生徒の存在感と行動力、そして生き生きと話す姿勢には目を見張るものがありました。
運営に参加した在校生の中には「人前で話せるようになったし、人にわかりやすく伝える力が身についた」「行動力や話す力がついてきた」といった手ごたえを感じた生徒もいたようです。

高校選びに迷っている人たちに、どうしたらN/S高の良さやキャンパスの楽しい雰囲気が伝わるかを考え工夫することや、細かい役割が決まっていなくても自分がやるべきことを判断して行動することを心がけた結果、堂々と発表したり積極的に参加者へ話しかけたりする姿勢につながったと思います。

ある生徒が話していた「仙台キャンパスの生徒が増えてもっと楽しいキャンパスになるといいな」という純粋な想いも、参加者の皆さんに届いていたはず。
参加者の緊張や不安も和らげることができ、心から楽しんでもらえたと同時に、「N/S高等学校の主役はあくまでも生徒」ということも魅力のひとつとして感じ取っていただけたのではないでしょうか。


通学コースでは、このような生徒の主体的な活動の機会を年間を通して設けています。
通学コースの授業で磨かれた「コミュニケーション能力」はもちろん、「思考力」「発信力」「協働力」を即時実践することで生徒はどんどん成長していきます。

メンターもぐんぐん成長を遂げる在校生の姿を見るのがとても楽しみです!

 
今回ご紹介した通学コース体験会は今年度11月ごろまで全国各地で開催される予定です。
N/S高生と話したい方、通学コースのカリキュラムが気になる方は、お近くのキャンパスで開かれる体験会にぜひ気軽に足を運んでみてくださいね!


・全国各地で行われるオープンキャンパスの詳細はこちらからご覧ください。
https://secure1.nnn.ed.jp/form/index.html

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