
4月から6月にかけて実施した課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」では、生活の中では欠かせない「音」をテーマに、“未来の音”に関するアイデアを考えてきました。未来の社会に向け自由な発想でビジョンを描き、それを発信できる人物になることを学習の目的としたプロジェクトです。
その集大成として先日、代表生徒たちがオーディオコンテンツ配信サービス「AuDee(※1)」のラジオ番組に出演。パーソナリティを務めるお笑い芸人「ラパルフェ(※2)」のお二人を前に、3ヶ月にわたって考えた“未来の音”についてプレゼンテーションをしてきました。
※1 今回のプロジェクトのコラボ企業である株式会社ジャパンエフエムネットワーク(JFN)と、TOKYO FMが制作したデジタルコンテンツが集約されたプラットフォーム。インターネット用に特化した配信専用の「オンデマンドオーディオコンテンツ」を中心に、さまざまなデジタルコンテンツを配信。https://audee.jp/
※2 ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ(都留拓也・尾身智志)。2019年末から都留による阿部寛のまねがSNSで注目される。M-1グランプリ2021では『ドラゴン桜』の桜木弁護士役に扮した阿部寛のまねをしながら、M-1の審査をネタにする漫才を披露して準々決勝まで進出した。
■取り組んできたプロジェクト概要
プロジェクトNでは、α(アルファ)とβ(ベータ)の2クラスに分かれて授業を行っています。αはインプット型の基礎学習から一人で説得力ある発表ができる生徒へと導く授業構成で、βは難易度を上げ、主体性あるプロジェクトマネジメント力を磨く授業を行っています。
αクラス『わたしの考える最高の音イノベーション』
音を楽しんだり、音で生活を豊かにする未来のアイデアを個人で考えました。
講演ゲストはJFNの茶圓恵太さん。音の楽しさを伝えるために講演内でリアルタイム配信された特別ラジオ番組には、パーソナリティとしてお笑い芸人ラパルフェさんが出演。
βクラス『10年後の音ビジネス』
ビジネスモデルの詳細まで検討し、未来の新しい“音ビジネス”をチームで考えました。講演ゲストは「日本音響研究所」の鈴木創さん。日本音響研究所が携わってきた事例をもとに、たくさんの音技術や音ビジネスについて教えてもらいました。
どちらのクラスも「ターゲット(誰に)」や「コンセプト(何を)」、「企画を実現するためにクリアすべき課題」などを検討し、できる限り詳細に企画を詰めていきました。プロジェクトの最後には、アイデアコンテスト「異能vation(※3)」にも応募をしました。
※3 総務省主催の奇想天外で野心的な技術課題に失敗をおそれずに挑戦する人(通称:へんな人)を支援するアイデアコンテスト。https://www.inno.go.jp/
■収録前の様子
夏休み中の8月下旬、東京・永田町駅最寄りのスタジオでラジオ番組の収録が行われました。今回参加した代表生徒は札幌キャンパス1名、大宮キャンパス1名、横浜キャンパス2名、梅田キャンパス3名です。札幌の1名はビデオ会議システム「Zoom」で参加、その他の生徒は直接スタジオにて出演しました。
多くの生徒が「昨日の夜から緊張している」「今週は収録のことが頭から離れなかった」「最寄り駅に降りたった時から震えてる」など、収録はもちろん楽しみではあったものの、集合時点では緊張のほうが勝っているようでした。
プレゼンの順番は厳正なる抽選(あみだくじ)にて当日に決めました。
「1番目はイヤだ、1番目だけはイヤだ」と言っていた生徒が、見事1番目を引き当てたのでひと盛り上がり。おかげで少し緊張がほぐれた様子でした。
■いよいよ収録本番
【番組内容概要】
・ラパルフェの尾身さんが司会進行、都留さんはスーパーバイザーとして参加
・生徒は入れ替わりでラパルフェさんに対して企画を「90秒」でプレゼンし、
その後に質疑応答タイム
・テーマは「未来の音にまつわるアイデア」※プロジェクトで考えた企画
・スーパーバイザーの都留さんは企画に“未来”を感じたら、「ミライイ!」ボタン、または「超ミライイ!」ボタンを押す ※その他シークレットボタンも多数あり
【出演生徒と企画タイトル】
αクラス出演生徒
・『ボディビルの大会を日常に取り入れたアプリ』K・Nさん(横浜)
・『おきもちてんき』M・Iさん(横浜)
・『子供との散歩を楽しむ』H・Sさん(札幌)
・『音楽に無限の可能性を』 T・Tさん(大宮)
βクラス出演チーム
・『リアルしいたけ育成カラオケShiiKara(しいカラ)』Cたけチーム T・Iさん、K・Uさん、M・Tさん(梅田)
ラパルフェさんによるオープングトークが終わり、いよいよ生徒たちのプレゼンパート!収録に挑む生徒一人ひとりに対しては職員がまるでセコンド(格闘技試合の介添人)のように、緊張をほぐす会話をしたり、激励の言葉を送りラジオブースに送りました。
なんと今回のプレゼンは1企画あたり90秒間という時間制限あり。
授業での発表時間4分間よりもずっと短い時間で、アイデアの魅力をコンパクトにプレゼンする必要がありました。果たして生徒たちは極限の緊張の中、時間内にプレゼンを収めることはできたのか!?
その結果はぜひ実際にラジオを聴いてみてください!
生徒たちの創造力に溢れたアイデアにもぜひご注目ください。
■AuDee「N/S高の生徒がラパルフェに音の未来をプレゼンしてみた」