
N/S高では、通学コースを検討されている保護者の方とお子様を対象にした「体験会」を、定期的に開催しています。
グループワーク体験や、在校生のプレゼンテーション発表などを通して、通学コースのことをより深く知れるイベントです。
千葉キャンパスでは、「体験会実行委員会」の生徒が主体となって体験会を企画、運営しています。
現在、体験会実行委員は6名で活動していますが、今回はそのうちの2名、黒須亜衣花さん(写真左)と山﨑玲音名さん(右)に話を聞きました。
まずは気になる、体験会実行委員会に立候補した理由について尋ねました。
黒須さんは「自分が中学生の時に参加した体験会での先輩に憧れたから」と話してくれました。
体験会を手伝ううちに「主体となって運営に携わりたい」と思うようになったそうです。
山﨑さんは「実行委員のような運営に携わることが元々好きだったから」との答え。
千葉キャンパスでは年間を通して活動する委員会が少ないこともあり、貴重なチャンスだと思い立候補したそうです。
「体験会、皆勤賞を目指します」とはにかみながら話す姿が印象的でした。
実行委員会のメンバーはさまざまな工夫をして体験会を運営しています。
その一つがフライヤー(チラシ)制作です。実行委員のメンバーが大学のオープンキャンパスに参加した時に、たくさんのサークルやイベントのフライヤーを受け取った経験がヒントとなり、制作が始まりました。
初めてのフライヤー制作は、黒須さんが担当しました。
他のメンバーと、必要な要素を検討しながら制作したそうです。
「保護者の方が知りたいことを紹介した各種資料等にスムーズにアクセスできるよう、内容やデザインを調整しました」とのこと。参加者の目線を意識した、参加者に親切なデザインを目指したフライヤーが出来上がりました。
(画像)黒須さんが全員と協力して制作したフライヤー。
2回目の制作を担当したのは山﨑さん。
デザインが好きなので、フライヤー制作も楽しめたそうで、「フォントと余白にこだわりを持って制作しました。入学することに期待感を持ってもらえるようなフライヤー作りを心がけました」と思いを語ってくれました。
(画像)山﨑さんの自信作!各所に工夫が散りばめられています。
他にも、授業内で制作した作品を閲覧できるサイト(限定公開)を立ち上げ、QRコードを読み取るだけで簡単にアクセスできる案内の資料を作ったり、アイスブレイクの時間でもっと楽しんでもらえるような企画を考えたりと、メンバーたちは、よりわかりやすく、楽しい体験会にむけて、常に工夫をしながら活動しています。
(画像)QRコードからいつでも作品が見られるよう作成したカード。(QRコードは消しています)
最後に、この委員会活動を通して学んだことを2人に聞いてみました。
黒須さん:
毎回、開催後に行われる反省会を通して、試行錯誤していく大切さを知りました。
また、表からは見えない細かい作業や仕事の積み重ねが運営では大事だと学ぶことができました。
それから、友達がたくさんできました。
山﨑さん:
私も反省会の重要性を学びました。
また、役割を明確に分けたり、予定をもとに成果を出していくタスクスケジュール能力が身についたと思います。
そのおかげで先を見通して行動できるようになりました。
参加者の皆さんにわかりやすく充実感のある企画を提供しつつ、自分たちも多くの学びを得られる実行委員という仕事。
今年度の千葉キャンパス体験会は、実行委員がいなければ成り立たなかったと言っても過言ではありません。
ぜひ皆さんも、自らの経験や好きなことを活かして、新たなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。