
こんにちは、名古屋キャンパスです。
各キャンパスには、メンターと共に生徒の学習や学校生活をさまざまな面でサポートする、ティーチング・アシスタント(以下、TA)がいます。
名古屋キャンパスでは今回、大学院で研究をしているTAの久永さんが、週5生を対象に(※1)、
「研究って何するの?好きなことを研究してます!」と題し、論文を書くまでにどんな過程があるのかについて話をしてくれました。
※1 N/S高の 通学コースは週5日・週3日・週1日の3つの通学スタイルを用意しています。
■卒業論文のテーマってどうやって決める?
「アイドル」「竹取物語」「2.5次元ミュージカル」「魔女」。
この4つの共通点は何だと思いますか?
実は、どれも卒業論文のテーマです。
久永さんが、研究しているのは「魔女」。
幼少期から魔法少女や戦う少女が好きだったため、研究テーマに選んだそうです。
そこで今回の特別授業では、ワークシートを使いながら、生徒たち自身が「好きなもの」や「熱中しているもの」から研究テーマを考えることから始めました。
■情報収集の大切さ
次に、好きなものから連想される単語を調べたり、文献を調査したりしました。
ワークシートには情報を集めるパートが2つあり、
久永さんは、研究における情報収集の大切さを強調していました。
情報収集が出来たら、タイトルを考えます。
タイトルは、その論文の大きな顔となる部分です。
「論文っぽいタイトルの付け方は?」などの質問をしながら、生徒たちは真剣に取り組んでいました。
生徒たちからは
「エンジン音の中にある言葉じゃ表せない美しい音はどこから生まれるのか」
「児童向けドラマにおけるベルトの役目について」
「ディズニープリンセスの変化ー現代女性の恋愛と社会進出ー」
など、面白そうなテーマがたくさん出てきました。
■生徒の感想
Tさん:
題材の決め方や、調べ方を知ることができて嬉しかったです。大学進学を考えているので、とても参考になりました。
Oさん:
大学生が研究をすることは知っていましたが、どういう風に題材を選ぶのかは知らなかったので、疑問が解消できました。「好き」からテーマを決めると、研究を進める中でちょっと無理かもと思ったとしても、「好きなものだから」と、モチベーションを再び持って取り組めそうだと思いました。
今回は、週5生向けに行った授業でしたが、そのほかの生徒からも「TA授業を受けたい」という声がたくさん上がりました。
これからも生徒が、自分の好きなことや興味のあることを見つけ、そしてそれをずっと大切にできるようなきっかけ作りの機会を増やして行ければと思います。