
1月28日に心斎橋キャンパスでは「キャンパスフェスティバル」を開催しました。
N高通学コースで行われる「キャンパスフェスティバル」というのは、いわゆる文化祭のことで生徒達にとっては一大イベントとなります。(開催は、各キャンパス毎に行われます)
キャンパスフェスティバルの特徴は、生徒の「自主性」を尊重すること。
学校側が用意したままに行動するのではなく、全て生徒が自分たちで考えて企画し、当日に向けて準備を行います。
実行委員は生徒の中から募集し、実行委員ではない生徒も展示や模擬店などの企画を考え、グループを作って一緒に盛り上げます。
もちろん、準備を進めていく中でうまくいかないことや意見の違いから議論になることもありましたが、それを乗り越えて最終的には生徒達が一致団結し、素晴らしいキャンパスフェスティバルが開催できました。
それでは、当日の様子をご紹介いたします。
メインとなるブースは3つ。
ゲームブース・販売ブース・参加型企画ブースに分かれています。
ステージでは時間ごとに漫才や演劇、ダンスが披露されました。
『ゲームブース』
ゲームブースでは最大8人が同時にプレイできるゲームの他、有名なテレビゲームがプレイできました。
最近ではeスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)とも呼ばれ、競技としても注目されているゲームの世界。
初めての生徒でも分かりやすいように解説します。
プレイしている人だけでなく観戦者もたくさんいて、勝敗が決まった時は歓声があがるような賑やかなブースでした。

『販売ブース』
販売ブースでは焼きそばのような「ザ・文化祭」というような食べ物や、タピオカを使ったドリンクなどおしゃれなものも販売していました。
たこ焼きなどの焼き物系は、やはり人気で何人も順番待ちしている様子。
お店の生徒達も忙しそうで繁盛していて、その姿に教職員もほっこり。
わたあめは自分で作ることができたので、みんな髪の毛に「わたあめ」をつけながら作っていました。
『参加型企画ブース』
参加型企画ブースではホロレンズ(ワイヤレス型MRデバイス)で『複合現実』が体験できました。
ホロレンズを頭に装着することで、webサイトや会場の案内を現実とリンクした形で見ることができます。
ホロレンズを装着し、届かないホログラムに手を伸ばして会場を歩き回る人がたくさん見られました。
最新の技術に触れる貴重な体験です。

『ステージ』
ステージでは電飾をコンピューター制御して発表に合わせて色を変える演出など、N高らしいテクノロジーを使った設計がされていました。
漫才やダンスでは観客が声をかけたり手拍子をしたりと盛り上がり、演劇ではみんな静かに見つめていました。


閉会式では終日行われていたスタンプラリーの結果発表を行いました。
豪華商品が当たった来場者の方もおり、会場は大盛り上がり。
こうして無事、キャンパスフェスティバルは幕を閉じました。
実行委員の中には、無事終了できて安堵したのか涙を流す生徒の姿もありました。
N高通学コースで初めての開催となるキャンパスフェスティバルでしたが、たくさんの方にご来場いただくことができ、生徒達も大満足で終わることができました。
準備の大変さと当日の楽しさを両方味わって、生徒みんながまた一回り成長したことでしょう。