
N高等学校と包括提携を結んだ近畿大学で、N高等学校のプログラミング講師である吉村総一郎と折原ダビデ竜の2名によるプログラミングブートキャンプが、2月5日(月)~2月9日(金)の5日間に渡って開催されました。
このプログラミングブートキャンプは、プログラミングに全く触れたことのない初心者向けの内容で、5日間という日程の中でプログラミングの基礎をみっちり学び、最終的にはオリジナルのスマホアプリを開発するという内容となっています。
近畿大学から参加した学生は37名。
プログラミング言語であるHTMLやJavaScript、CSSの文法をゼロから学び、Monaca(アプリ開発プラットフォーム)を利用して、それぞれがアプリ開発の企画を立案。
オリジナルのスマホアプリをiPhoneやAndroid向けに開発しました。


全日程5日の内、3日間に渡りみっちりとJavaScriptの学習や演習課題を取り組み、全員がif文、for文、配列や関数、オブジェクトを扱えるようになりました。
そして後半の2日間は実際にそれらを活かしたスマホアプリの開発を行いました。


学習の際には、普段はN高・心斎橋キャンパスでプログラミングを教えているプログラミングのTA(ティーチングアシスタント)3名による手厚いサポートもあり、全員がやりたいことのための技術を身につけることができました。
今回のプログラミングブートキャンプで、オリジナルアプリとして開発された成果物の例をあげると…
- 合コンでの話題を提供するアプリ
- スロットアプリ
- 実験用のモル計算を行うアプリ
- 音ゲーアプリ
- 動物占いアプリ
- ToDo管理アプリ
- カクテル辞典アプリ
- アドベンチャーゲームアプリ
- オススメのランチ判定アプリ
- 動体視力トレーニングアプリ
- 旅行先決定アプリ
- 合コンの席決めアプリ
- シャーペンの芯を出すアプリ
- 自分の位置から目的地までの距離を表示するアプリ
など、その他にも沢山のバラエティーに富んだアプリが開発され、それぞれ発表を行いました。
中にはアプリの機能にこだわる余り、時間ギリギリまでコードを書き続けている学生もいました。

参加者のほとんどがプログラミングの経験がなかったにも関わらず、自分で作ったオリジナルのアプリをそれぞれのスマホで動かすことができ「とても感動した」という感想を持つ生徒が多くいました。
また、今後N予備校プログラミングコースを利用して、この続きの講座を学んでみたいという学生も多い様子。
今回のプログラミングブートキャンプを経て、プログラミングの世界の入り口をくぐり、大きな成長を実感できたことが、さらなる探究心につながったのではないでしょうか。