
先日、代々木キャンパスでは芸術鑑賞会が行われ、実際に劇場へ足を運んでの校外学習を実施しました。
本日のブログではその様子についてお伝えします。
今回、観劇させていただいたのは劇団四季による大人気ミュージカル「ライオンキング」
演劇を鑑賞するとともに劇場の「ホスピタリティ(おもてなし)」にも着目し、数多ある企業の中で「2年連続顧客満足度No.1」を達成した秘訣を探ります。
前日に行われた事前学習会では、劇団四季のドキュメンタリー番組を見て、劇がどのように作られているのかを学びました。生徒の期待も高まります。
観劇当日、大井町駅に集合し、みんなで歩いて四季劇場へ向かいます。
久しぶりの校外学習となったこの日、生徒たちの歩く姿からワクワクした様子が伝わってきました。
劇場に到着後は、開演時間までロビーで友達と会話を楽しむ生徒、お土産を買いにいく生徒などそれぞれが思い思いの時間を過ごしていました。
こうした何気ない時間の中で感じる劇場の雰囲気。
スタッフや施設など、ありとあらゆるものの中に2年連続顧客満足度No.1となった要因が詰め込まれています。
劇場の隅々まで目を配り、散りばめられたホスピタリティを探す生徒達。


そして、いよいよ開演時間。
生徒達は自然と真剣な面持ちに表情を変え、演劇の世界へと入り込んでいきます。
キャストさんの力強いセリフや表情、立ち振る舞いなど洗練された演技が非常に印象的で生徒達も釘付け。
ところどころに観客を笑わせるポイントも入っており、それぞれが演劇を楽しめたようです。
鑑賞後、生徒達は
・演技だけではなく、音楽の迫力にも感動した。
・劇なのに動物の動きがリアルだった。
・家族や友達を連れてまた行きたい。
と次々と感想を述べていました。
また、演劇以外の部分でも
・スタッフの方が常時色々なところにいて、わからないことを教えてくれた。
・小さい子ども用の椅子を用意していてサービスがよかった。
と、ホスピタリティについての気づきもあったようです。

常に状況が流転する演劇によってお客様の「感情」に刺激を与え、「感動」を創り出す劇団四季の舞台。
そこには、観客の事を第一に考え、創意工夫されたホスピタリティがありました。
芸術鑑賞会後に生徒が作成した学習シートには、
・事前学習で見たドキュメンタリー映像のように、迫力のある演出を一人で何役もやりきる姿に感激しました。
・舞台装置の転換にも衣装にも舞台照明にもたくさんの人が関わって、それで一つのミュージカルが生まれていることを感じられた。
などの感想が書かれていました。
気づきも多く充実したものとなった今回の校外学習。
次回はどんな体験が出来るのでしょうか。
