
去る3月24日(土)に、平成29年度 N高等学校 卒業式が挙行されました。
今回の卒業式では、沖縄伊計本校と通学コース代々木キャンパスとを中継で結び、その様子は全国のN高生、また卒業生の保護者の方がどこからでも生放送でご視聴いただける形で実施されました。
卒業式前日の3月23日(金)、沖縄伊計本校では卒業式の準備が着々と進んでいました。

中継を行う機材の傍らで、奥平校長が大きな箱を持ってきました。
箱に入っていたのは、式典には欠かすことのできない大切なN高等学校の校旗。
「明日、(卒業生に)どんなことを話そうかな・・・」と卒業する生徒たちに思いを馳せながら、奥平校長自らが丁寧にセッティングをしていきます。
さらに地元・伊計自治会の方が生けてくださったお花も、式場を彩りました。


会場の準備も完了し、あとは明日の卒業式本番を待つだけ。
卒業式当日。
N高等学校本校のある伊計島の空は、雲もほとんどなくすばらしい天気に恵まれ、気持ちのよい空気の中、式は挙行されました。
式には、島袋俊夫うるま市長、さらに玉城正則伊計自治会長も駆けつけてくださいました。


卒業式が始まり、式辞を述べる奥平校長。
一言一言しっかりと、卒業生に向けて言葉を重ねていきます。

ここに、奥平校長からの式辞の一部を抜粋してご紹介します。
N高生としての高校生活は、いかがでしたか?
成し遂げられなかったことへの挑戦や、新たな目標を掲げてなど、
一人ひとり様々な想いで、N高に入学してくれたことと思います。
その想いは、今、どうでしょうか?
今日この日、また新たに挑戦する目標を持てているでしょうか?
卒業式というのは終わりではありません。
一歩前へ踏み出すための心構えの式だと思います。
式が行われた次の日はもう別の、自分ではない新しい自分に気づける日なのだ、ということをお話しておきたいと思います。
さまざまな背景や想いを抱えてN高に飛び込んで来てくれた生徒たちに向け、旅立つその背中をしっかりと後押しするような、奥平校長の力強い言葉。
きっと生徒たちの心にも届いたことでしょう。
送辞および答辞は、通学コース代々木キャンパスの会場からそれぞれ代表の生徒が行いました。
伊計本校でもその様子が映し出だされます。


こうして、今年度も数多くの卒業生たちがN高から羽ばたいていきました。
ご卒業されたみなさん、本当におめでとうございました。
新たな門出に際し、さらなる飛躍と今後のご活躍を心よりお祈り致します。
N高等学校教職員一同


