
長期実践型の学習プログラム「プロジェクトN」から始まり、特別審査会を経て発足したN高起業部。
今年の2月に発足してから早くも3ヶ月が経過しました。
これまでの講義で、ビジネスの基本となる”ビジョン”や”ビジネスモデル”について学びました。
N高起業部のこれまでの活動は以下よりご覧いただけます。
(N高ブログ:セッション①「ビジョンとミッション」、セッション②「ビジネスモデルを考える」、セッション③~⑤「ビジネスモデルの検証」「マーケティング」「収支シミュレーション」)
今回は、これまでの「特別集中講義」を振り返ります。

2月上旬から合計9回に渡って実施してきた「特別集中講義」も、4月上旬に最終回を迎えました。
最終回の講義では、学んだ要素を全て活かしたビジネスプランのプレゼンを実施しました。
目指したいビジョン、ビジョンを達成するためのアクション、具体的なビジネスモデル、ペルソナ設定(想定する顧客像)、競合他社の分析に財務計画。それぞれのチームがこの2ヶ月間の学びを自分の言葉として落とし込んでいきます。
ビジネスプランが形になってきたところで、
「ペルソナの設定はまだまだ甘いよ!もっとお客様のことを想像しよう!」
「本当にこの財務計画でいけそうかな?この費用はこれで足りる?」
プロの鋭い視点を持つ講師たちから厳しい指摘が飛び出します。
起業部の講義を通して、今ではすっかり師弟関係と呼べるほど、本音で真正面から議論ができるようになりました。
厳しい指摘にも負けずに試行錯誤する姿から、メンバーの中に少しずつ自信が芽生えてきているようにも見えました。

講義の最後には、総括として講師からメッセージをいただきました。
「ここからがいよいよ勝負です。自信を持って、夢に向かっていきましょう」
「たった2ヶ月間でしたが、それを感じさせない密度の濃い日々でした。一緒に学べたこと、とても嬉しかったです」
「自分以外は全員『師』です。年齢も経験も関係なし。全ての人、全ての経験から学ぶということを、これからますます大切にしてください」
生徒たちもここまでの活動を振り返り、感想を交わしました。
「正直、自分がこんなことをやっているとは1年前、想像すらできなかった」
「社会に対して新しいサービスを創り、提供することの大変さと素晴らしさを痛感した2ヶ月間でした」
「数年後、N高起業部メンバーが起業することは当たり前になっていると思うし、そうしないといけない。僕がN高起業部の起業第1号となって、その道を切り拓いていきます」
「この2ヶ月間で学んだことは、何かを成し遂げるためには、コミュニケーションとモチベーションが必要だということ。その大切な2つを気づかせてもらいました」
学ぼうとする意欲の強さは、学びの深さと広がりに比例する。
メンバーの発言は、強くうなづけるものでした。