
N高の通学コースでは、通常の授業や学校行事の他にも、様々な学びや刺激を受けることのできる機会があります。
放課後の時間も、生徒たちにとっては大切なひととき。
今日は、横浜キャンパスの生徒たちがどのような放課後を過ごしているのか、その様子をお伝えします。

1日の授業を終え、簡単な終礼をした後は生徒たちにとって楽しみのひとつでもある放課後の時間。
まずはN高生たちが週に1度行っている「グループ面談」についてご紹介します。
グループ面談とは、毎週異なるお題をもとにみんなで議論しあうというもの。
例えば……「選択的夫婦別姓に賛成?反対?」、「小学校の早期英語教育に賛成?反対?」など、主に世の中で話題になっている事柄などについて考え、意見を交わします。
ここでは単に「自分はどう思うか」だけでなく、「どうして自分はそう思うのか」という、自分がそう考えるに至った根拠や過程を論理的に説明することが求められます。
グループ面談の取り組みを始めた当初は「何で?って聞かれると難しい…。」「どうやって説明しよう…。」と戸惑いを見せていた生徒も多く、議論もあまり盛り上がらずに終わってしまうこともありました。
しかし、面談を重ねるうちに議論することに慣れ、最近では自然と発言をする生徒も増えてきました。

では、とくにプログラムがなく、自由に過ごしている放課後の1日ものぞいてみましょう。
TA(ティーチング・アシスタント)さんと何やら楽しげにおしゃべりをしている生徒を見かけました。
その日あった出来事を始め、アルバイトや趣味の話など、自由にのんびりと話をしていることが多いようです。

別の場所ではテーブルに工具を広げて何やら作業をしている生徒の姿が。
キャンパスには、「はんだごて」をはじめとした電子工作の工具や材料がそろっており、生徒たちは自由に使うことができます。

また、3Dプリンターもあります。実際に生徒が制作した作品がこちら。
N高の校章をモチーフに作ってくれました。

N高では基本的に学年別の授業がないので、先輩、後輩といった壁を感じることなく、学年を越えて友達関係を築いています。
実際、放課後には学年の違うメンバーが集まって、ゲームや会話を楽しんでいる姿をよく見かけます。
「N高の先輩は本当にみんな優しい」と話してくれたのは1年生の男子生徒。
どうやら放課後に2年生の先輩と一緒にゲームをしていたようです。
こうして、下校時間になるまでキャンパスで過ごしている生徒がたくさんいるのがN高の日常。
入学直後は不安や緊張でどこかぎこちなかった新入生も、今は毎日楽しそうに学校生活を送っています。
